ご相談と、いきなり〇〇〇しまった話と、ナナメ上の神様が暴れる話(涙)。
ちょっとご相談なのですけれど……。
拙書「姫さまですよねっ!?」の1巻と2巻を読んでくださった愛する読者さまにご相談が……。
もしかしてワタシ、2巻でガッカリさせています?
2巻の反応が薄ぅ~いんですよ……!!
売り上げは絶好調らしいです! 担当さまは大喜びしてくださっています!
でも2巻の反応が薄ぅ~い……(涙)。ガッカリさせちゃったのかなぁ?(涙)。
2巻が面白いか、面白くないかと問われれば自信を持って「面白いです!」そう断言します!
でもこの反応の薄さからして、もしかしたらワタシ、やらかしちゃったのではなかろうかと心配になりまして……。
1巻のときも「忍者の戦闘シーンを期待して読んだが無かった」など、読者さまのご期待に添えないことがありました。忍者の戦闘シーン……あったっちゃあったんですけれど壮絶すぎて全削除されたんですよ……。掲載されなかった凄惨な戦闘シーンは、エッセイのどこかで公開しています。あれ? もしかして以前にお世話になっていたカクヨムのエッセイかな? どこかでアップしているのですけれど、あまりに残酷で愛するちびっこたちに読ませるわけにはいかないという担当さまのご判断で……(苦笑)。たしかに血が飛び散って、臓物が溢れ出ていますから確実にR指定です。
残酷なシーンは削除されましたけれど、涙あり笑いありの愉快なお話です。そして2巻も愉快なのですけれど、反応が薄ぅ~い……。もしかしたら1巻を読んでくださった皆さまが期待していた内容じゃなかったのかな?と……。もしかしてワタシ、ナナメ上なお話を書いてしまったのでしょうか? ガッカリさせてしまったのでしょうか?
もしお読みの方がいらっしゃいましたら、その辺のご感想もぜひ教えてください!
◎いきなり〇〇〇しまった話
リアルのわたしをご存じの方は、不思議に思っているかもしれません。いつも同じ服装なのです。季節によって多少のちがいはありますけれど、いつも同じ服を着ています。同じ服ですけれど、同じじゃないんです! 基本の黒ジャージは20本くらい持っています! いつ見ても同じに見えますけれど、ちがうジャージなんです! セーターだって同じセーターを6枚くらい持っています!
今の時期は白い長袖シャツを着ています。いつ見ても同じ白シャツだし、いつ見てもクシャクシャです。
言い訳させてください! まったく同じシャツを2枚持っているのです! 1回着たら洗濯します! ですから毎日おなじシャツですけれど、いつでも洗い立てのシャツでございます! クシャクシャなのはアイロンをかけるのがメンドクサイから。毎日アイロンなんてやってらんないので、そこは見逃してほしい……。
そんな私が伊賀市役所へ献本に行きました。本当は寄贈式をしてくださる予定でしたけれど、日程調整していた頃はギックリ腰になりそうでご迷惑をかける恐れがあったので、泣きながら辞退しました(いまはギックリの心配はなくなりました♪)。
わたしのためにお時間を取ってくださるのは申し訳ないので、事前のアポなしで行くと伝えてありました。そして寄贈する本を持ったわたしは緊張していました! いつもはジャージですけれど、お出かけ用のチノパンをはいています! きちんとしたポロシャツも着ました! 前髪がうっとうしいのでヘンテコなピンで留めていますけれど、市役所に到着したら外します! そしていつもの白クシャクシャのシャツを着ていざ出陣!
伊賀市役所が近づくにつれてドキドキします。ビビりなので慣れないことをするとドキドキする! ドキドキドキドキ……庁舎に入る前にヘンテコなピンは外さなきゃ! ドキドキドキドキ……クシャクシャのシャツも脱ぐのを忘れないようにしないと!
庁舎が見えてきました! ヘンテコなピンを大慌てで外します! 大量の本は重いので入口の真ん前に車を停めてもらって本を運び出そうとしていたら、ほかの車が来てしまった! キャアア! すぐ移動します!
べつにご迷惑ではなかったようで、その車は通過してゆきました。良かった! でも他の方のご迷惑にならないように急がないと!
重たい本の入ったダンボール箱を持ってヨチヨチと庁舎に入ります。案内板を見ると担当課は3階にあるらしい。すぐそばのエレベーターに乗り込みます。階段を使わずに済んで助かった!!
エレベーターを降りてキョロキョロすると、すぐ近くに担当課がありました。出てきてくれた職員さんに御担当者の名前(仮名 オカさま)を告げると、呼び出してくれた。
オカ:初めまして~!
ソウ:初めまして~! お世話になります!
出てきてくださったのは同年代のニコニコ笑顔の優しそうな女性でした。電話でお話したときも優しい口調だったので、お顔を見て納得! この方なら怖くない! (← ビビりなのですぐ怖がる)
寄贈を受けてくださったお礼(本の寄贈は断られる場合もあります)を述べ、取材でお世話になった方々へお手紙などを配ってもらうようお願いします。小学校と中学校のメッセージは内容を変えてあり、必要ならコピーして各校へお届け願いたいと伝え原紙を渡す。我ながら気配りの行き届いた寄贈だぜ! うふふ……♪
オカさんは一つひとつに頷きながらお手紙や原紙を受け取ってくださいます。そして私の言うことを忘れないように真剣に聞いてくださる。良い方だなぁ~! 失礼がないように気をつけないと!
ん? 失礼?? そう思ったとたん、視界にクシャクシャのシャツが見えました! しまった! 脱ぐのを忘れていた! こんなクシャクシャなシャツで会いに来たと思ったら失礼なヤツだとカン違いされてしまう!
あわてたわたしはいきなりシャツに手をかけるとガバと脱ぎました! いきなり脱いでしまった! 突然脱いだわたしに驚いて目を丸くするオカさん! ちゃんと説明しないと! このシャツは洗濯したてで、アイロンをかけるのが面倒だから! 今日は失礼のないようにちゃんとした服装で…………、
今さら言っても遅いか(← あきらめた)。わたしは何事もなかったようにシャツを腰に巻きながら話を続けました。オカさん、いきなり目の前で脱がれてビックリしたでしょうね……。これをお読みのあなたさまがいつか伊賀市の職員さんから「ソウがいきなり脱いでビックリした」というお話を聞いたら、わたしの代わりにご説明をお願いします。おそらくわたしは二度とオカさんにお会いできないでしょうから。
またやっちまったぜ(涙)。
◎ナナメ上の神様が暴れる話
先日はバイトの一人ぼっちデーでした。一人で何からなにまでしないといけない。まさに分刻みでございます! 一番最初はお洗濯です! 急いでやらないと次のお洗濯が間に合わないので重要なのです! 大急ぎでお洗濯物を集めていると、お客様に呼び止められた! なんですか!?
お客様:なぜか入退店のシステムが作動しないんです。なんとか入ることはできたのですが、出れなくて……。
うぎゃああああ!! よりによって一人の時に、そんな難しいトラブルがああああ!! なんとか解決してお客様をお見送りします。 早くお洗濯しないと!! あわてて洗濯してアレやコレやをやっつけます! やることは山ほどあるから急いで!
ピンポ~ン♪ なんてこったい! 誰か来た! 難しいご用じゃありませんように!
お客:作業をするよう言われて来たんですけれど、現場の場所がわからなくて……。
いやあああああ!! わたしもわかりません!! なんにも聞いていません! 写真を見るかぎり、たぶんあそこじゃなかろうか? でも勝手に入れていいものか? 店長に聞いてみよう! 電話で店長に指示を仰ぎます。入ってもらってよいとのことで、ほっと一安心。
店長:後で連絡ノートに記録しておいてください。
ソウ:わかりました!
大急ぎで電話を切って業者さんに駆け寄る。
ソウ:ご案内します! こちらです!
二人で廊下を歩いていると貼り紙が……。「ここから先は〇〇〇が警備しています! 許可なく立ち入ると警備員が急行します!」
そうか。それなら〇〇をして〇〇しないと(セキュリティの都合上、詳細は控えます。ごめんなさい!)お店が広いから大変なのですよ! また走れるようになって本当に良かった!!(← 原因不明の歩行困難になり走れない時期があった)神様、ありがとうございます!
場所まで案内すると、業者さんが困った顔になった。
業者:写真とちがう気がするんですが……。
工事が進んでようすが変わっているらしい。二人でスマホの画像を見ながら場所を特定する……って、なんでワタシも一緒に探さなあかんねん!? でもお困りみたいだし、放ってはおけない……(涙)。
なんとか場所を特定して、わたしはお店へ駆け戻ってセキュリティを通過します! セキュリティが厳しいのでお店の出入りだけでも大変なのです! うがああああ!! すでに30分以上ロスしている! 巻き返しを図らねば!
汗ダラダラで走り回ります! 更衣室をキレイキレイしていると、遠くでピンポンが鳴った気がした。なんだよ、もぉ!! 走って外へ出てみると、さきほどの業者さんでした。
業者:作業が終わりました。
ソウ:ありがとうございます!
業者:つきましては動作確認をしてほしいのです。
ソウ:えええ!? わたしがですか!?
聞いてない! それに動作確認は、わたしの仕事じゃない! そんなの労働契約書に書いてない!! でも確認しないと業者さんは帰れないし、他には誰もいないし……。
ソウ:わかりました……。
いっしょに現場へ行きます。業者さんの説明を受けながら動作確認をする。
ソウ:これは問題ないことがわかりました。でもこちらの〇〇が動かないのですが? これが動かないとマズイのでは?
業者さんがまた困った顔になります。
業者:ボクが元受けから言われたのは、こっちだけです。もう一つのほうは聞いていませんし、そちらは専門外なのでできません。
ソウ:そうですか……。ではご依頼を受けた作業は完了ということで、もし何か言われたら指示は受けてなかったとご説明願います。
業者:わかりました。それで鍵を預かってほしいのですが……。
ソウ:鍵ですか!? それって大事な鍵ですよね!? わたしが預かってもいいモノなんですか!?
業者:でもボクが持ち帰るわけにはいきませんし……。
そうですよね(涙)。おっしゃるとおりです(涙)。店長に確認します(涙)。電話に出た店長も困っているようでしたけれど、他にはどうしようもないので預かることになりました。
店長:この経緯もノートに書いておいてください。
ソウ:わかりました。
業者さんから鍵を預かりお礼を言って送り出す。はっ! ノートに報告書を書かなきゃだわ! もう! 忙しいのに!! あわててパソコンに入力して通常の仕事をしていたら気づいた。また〇〇を〇〇しないと! 危ないところだった! 思い出して良かった!! 広いお店を走って〇〇します。 ほっとしてカウンターに戻ってきたとき、外に他の業者さんがいるのが見えた! えええ!? 他の方が作業してるの!?
あわてて〇〇を〇〇します!! どうなってんの!? ぜんぜん聞いてないんですけど!! 面倒なセキュリティを通過して外に出ます。キョロキョロして業者さんを探す。あそこにいた!!
ソウ:お疲れ様です! 今日って作業なさるのですか?
業者:やりますよ~!!
トボトボと戻ります。そうですか……。じゃあ〇〇はしないほうがいいのかなぁ? 店長に聞いてみよう。でも店長も何度も電話に出るの、いやだろうなぁ……。わたしだっていやなんだけど……(涙)。
電話をかけようとしたその時、某警備会社の警備員さんが走り寄ってきました!
警備員:どうしました!?
ソウ :ななな、なんですか!?
警備:〇〇が〇〇して急行しました! 何がありました!?
警備会社をご利用の方はわかると思いますけれど、〇〇が〇〇した結果、事件だと思った警備員さんが急行してくださったのです(涙)。それでやっと自分がやっちゃいけないコトをしたとわかりました。でもやっちゃいけないなんて、わからなかったのですよ(涙)。まさか知らないうちに他の方が入るなんて、思ってもみなかった(涙)。でも、ごめんなさい。事件とかじゃないです。わたしのミスです(涙)。
筋骨隆々で厳しい目つきの警備員さんは、本当に事件じゃないか何度もわたしに聞きました。そしてやっと納得すると「報告書を作成します」と言い、端末を操作しはじめた。わたしはションボリしてその横で立っています。まるで叱られた小学生みたい……(涙)。やらなきゃいけないコトはあるけど、今はこのトラブルを解決しないと……(涙)。
警備員さんに謝り倒してやっとお帰り願います。店長へ電話して警備員さんが来てしまったことを報告。そこから通常のお仕事をしたのですけれど、途中で時間切れとなりました(涙)。職場は超絶ホワイトなのでサービス残業は堅く禁じられております。それにわたしだってタダ働きはしたくない。時間通りにタイムカードを押してトボトボと帰りました(涙)。
どうしてこんなにトラブルが起きるんだろう? 今日は警備員さんまで来てしまった(涙)。 きっとわたしを溺愛しているナナメ上の神様が「マチちゃん! ネタだよ! ネタ祭りだよ☆」って大暴れしているにちがいない……(涙)。
ほんと神様、そういうのいらないんです(涙)。フツーに生活したいんです(涙)。ワケのわからんトラブルなんて求めてないんです(涙)。それからプレゼントのおつもりかもしれませんけれど、部屋の前にやたらとカブトムシとかクワガタとかありえないデカさのコガネムシ(小判くらいある)とかを派遣するの、やめてもらえませんか? 虫好きな方なら大喜びでしょうけれどムシには興味ありませんから(涙)。こわいです……(涙)。
フツーに、フツーに生活させてください……(涙)。今日はぐったり疲れています。
皆さまはワタシの分まで良い一日をお過ごしください~☆