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90.実況放送!武闘大会決勝戦

エレングレイド国王との盟友公約を結んだ翌日。

 

本日は武闘大会決勝戦の開催日だ。

 

昼頃に決勝の開会式が行われるが、選手であるゼムノア君には、入場の予行練習や王侯貴族に対する礼儀作法の説明等を受けるよう通達があった。

その為早朝から会場入りしなけれならず、ゼムノア君は二日酔いのけだるい体調を引き摺りながら支度していた。

 

一度飲み始めると止まらないゼムノア君は、毎度吐いてる気がする。

お陰で私がかつて抱いていた、邪神や魔王に対するイメージは跡形なく崩壊した。

お願いだからカッコいい魔王像を返して欲しい。

 

ゼムノア君が出るなら一緒に行こうと、私達も早めに会場へ向う。

部屋を出ると侍女達が慌ただしく往来していた。

王族や王城に滞在している貴族も決勝戦の観戦に行く為、その準備に忙しいのだろう。

 

「あ、いってらっしゃいませ。応援しております。」

「ゼムノア様、頑張ってください。」

 

見た目が良いゼムノア君は、侍女達にも大人気だ。

擦れ違う時は皆足を止めて、そんな声を掛けられていた。

しかし、ゼムノア君にそんな声援に応える余裕はない。

 

「・・・。」

 

二日酔いで今にも吐きそうな上にコミュ障な魔王は、蒼い顔で軽く手を挙げて応えるのみだった。

しかし、それが侍女達にはクールに映るようで、

 

「きゃっ、カッコいい~。」

「素敵ね~。ポッ」

 

とか好印象に受け取られていた。

 

納 得 が い か な い !

 

 

王城を出て、貴族街を抜け、闘技場のある市民街の中心地へ歩いて行くゼムノア君。

私とリティア君、アリサは上空から街を歩くゼムノア君を見下ろしている。

一緒に歩いていると目立ってしまい、一般人に囲まれるからだ。

 

王都は早朝から賑やかだ。

飾り付けられた店や、慌ただしく準備する露天等を見ていると、お祭り気分が盛り上がる。

しばらく歩いているとゼムノア君の顔色も少し良くなった。

 

 

開会式直前。

闘技場は殺風景な予選の時とは打って変わって、華やかに彩られていた。

あちこちに花が飾られてあったり、色とりどりの布が架けられ、観客席の一部は酒や軽食等のドリンクサービスコーナーも設けられていた。

なるほど、これは入場料が高くて、庶民は手が出ないのも頷ける。

 

会場には各地から集まった富裕層の亜人族が観客席を埋め尽くしていた。

お、来賓席にはシェルダグラス公爵の姿も見える。

 

そんな中、アイン子爵は特別観覧席のチケットを国王から貰い受け、その席に座っているが、周囲は上位貴族ばかりらしい。

彼の胃袋は本日もキリキリ舞いの大忙しだろう。

 

優雅にお茶を飲んでいる風に見えるが、表情は強張っておりイッパイイッパイなのが見て取れる。

味は感じているのだろうか?

 

そんな要人だらけの会場の為、会場の中と外には警備兵も多く配備されており、観客席外周は物々しい雰囲気さえ感じられた。

 

一般観覧席の客層も、上流階級や富裕層に偏っているので変な輩は少ない。

それでも一定数の空気が読めないヤツが出る。

先程ギャーギャー喚いていた酔っ払いが、警備の兵に引き摺られていなくなった。

騒いだら貴族だろうと容赦なくご退場になるらしい。

 

逆によくこの警備体制の中、騒ぎを起こす気になれるものだ。

 

尚、クルティナ君にマークさせてある国王暗殺のメンバーも頑張っている。

暗殺決行は最終日らしいので、今は準備段階。

警備の目を掻い潜り、欺きながら、健気に仕込みをしているので、生温かく見守ってあげた。

 

全部バレてるよー

 

決勝戦は試合の流れによっては数日間に渡って開催される可能性もある。

この日から連日、街はお祭り騒ぎとなるそうだ。

会場の外には、多くの一般人が詰め寄せており、屋台も多く出店され通行が困難。

その為、馬車等が通り易いように貴族用の出入口と一般の出入口は分けられていた。

 

ゼムノア君は選手控え室で待機中。

待機中も壁を背にして挙動不審な動きをしていると、クルティナ君からの報告があった。

ゼムノア君にプライバシーは無い・・。

 

全部見られてるよゼムノア君!

 

私は会場の日除け(ひさし)の屋根の上で、アリサとリティア君を伴い高みの見物&光合成をキメ込んでいる。

周囲には誰もいないので、実に快適な特等席である。

アリサなんて横になって頬杖ついて、城から持って来た蜂蜜なめてる。

リラックスし過ぎだろ・・。

 

完全に無断無銭観戦だが、空を飛ぶ生物にしか辿り着けない観覧席なのでお目こぼし範囲だろう。

鳥に観戦料を払えと要求しても無駄なように、妖精も同様である。

 

目敏い亜人族が私達を見付けて「屋根に妖精がいる!」と指差しているが、リティア君はガン無視。

アリサだけは軽く手を振って愛想を振り撒いていた。

 

国王にも気付かれたので、アイン子爵に「ここから見ていて良いか国王に確認してくれ」と伝えたら、盛大に嫌がられたが渋々立ち上がっていた。

そしてお伺いを立てると、すんなり許可を貰えた。

よし、これで堂々と観れる!

 

 

開会セレモニーは順調に予定を消化して、大きな拍手と共にエレンゼクト国王の挨拶が終わった。

では、いよいよ選手の入場である。

各選手が一人ずつ紹介されていくが、国王の挨拶の時とは違って、会場がざわめき立って何て言ってるのか聞こえない。

拡声器みたいな物はなく、司会者が大声を張り上げてのアナウンスだ。

 

んー、臨場感が薄いな。

滅多に見られないせっかくの祭典である。

前世の記憶のある私としては、せめてマイクによるアナウンスが欲しかった、

 

そこでタダ見させて貰ってるお返しも兼ね、会場を盛り上げる為に少しだけ演出を入れる事にした。

 

そう、マイクパフォーマンスである。

 

勿論、この世界でも可能な手段を用いてだ。

私はそこにいる時代考証ガン無視の残念女神兼ポンコツ秘書とは違うのである。

 

「アリサ、君は目立つの好きだろ?」

「当たり前じゃん!アイドルは目立ってナンボじゃない!」

 

うん、期待通りの返答をしてくれて助かる。

 

私の前世知識から得たアイドル像をなぞるアリサ。

有名になって、蜂蜜食べ放題が彼女の夢だ。

では、その夢のステージへ、私がまた一歩近付けてやろう。

 

そして私はアリサに耳打ちした。

 

 

『実況放送?思念通話で?』

 

私は国王にアリサの思念通話スキルで、試合の実況をして良いか確認してみた。

国王は初めて聞く事に素直な反応を見せる。

 

まずは思念通話に関して軽い説明をした。

シェルダグラス公爵が思念通話スキル持ちなので、思念通話に関しては知っている様子で、細かくは説明不要だった。昨夜も使ってるしね。とにかく害は無い事を伝える。

そして実況とは何かを説明する。

 

『思念通話を用いて、試合の詳細状況や解説を、会場全体及び会場周辺の一般人にまで届ける。これなら会場に居なくとも、試合の状況を知る事が出来るので、これまでになく盛り上がる事間違いない。勿論国王陛下も楽しめるが、いかがかな?』

『そんな事が本当に出来るのか?』

 

それは亜人族のレベルなら当然の疑問だろう。

 

『問題ない。私の思念通話レベルは、かなり高いのでね。』

『モーリス、本当か?』

『シャチョー様なら当然の如き所業でしょうな。』

 

ちなみにモーリス翁やグリオン君も来賓席にいる。

 

『ちなみに、思念通話はアリサの能力として、更にこれは国王陛下の計らいとしたいのだが良いか?』

 

目立ちたくない私としては、全部国王の責任と手柄に仕立て上げたい。

また私はこの場に居ないことになってるので、アリサの思念通話とする。

だが、アリサの思念通話では、有効範囲が少し狭いので、実際に使うのは私のスキルだ。

 

問題は分身体となった私の身体は、体力ステータスが低い為、長時間思念通話を続けられない事だ。

思念通話は視覚補正等のスキルと違って、保持時間は魔力に依存するが、少なからず体力も使う。

 

思念通話Lv6となった事で、効率が格段に良くなり、少ない体力でも長時間維持が可能になったのだが、それでも広範囲且つ多数に渡る思念通話を何時間も維持する事は出来ない。

なので試合の合間等でインターバルが必要だ。

光合成していれば体力は回復するので、上手く調整する必要があった。

 

『それは問題ない。それに実に面白い!是非とも頼む!好きにして良いぞ。』

 

意外と簡単に了解を得られた。

 

いやエレンゼクト国王、私を信用し過ぎではないか・・。

私は昨日今日会った得体の知れない魔物だぞ?

この様に大々的な催しの演出の一部を任せるのに、躊躇もしないとは大胆だな。

 

この国王、こんな大会開く位なのでお祭り好きだと思っていたが、盛り上がれば何でも来いという短絡的嗜好性もあるらしい。

 

私としては好ましい性格だが、それで良いのかエレングレイド王国・・と、一抹の不安を抱いてしまった。

まぁ、絶対に失敗しない自信と確信はあるがね。

 

『了解した。では、早速取り掛かる。』

 

私は許可を得ると、早速アリサに指示を出す。

 

「ではアリサ、先程の打合せ通りに。」

「まっかせてよ!面白くなってきたー!」

 

私がアリサを送り出すと、彼女は立ち上がってピョンと庇屋根から飛び下りた。

そしてスイーっと会場の中央に向かって滑空していく。

 

会場は突然の妖精族の飛来にどよめいた。

セレモニーの途中の乱入行為なので、警備兵も驚く。

 

だが、国王が立ち上がり、観客に沈黙を要求する。

それを見た観客は、スッと静かになった。

おお、スゴい。統制の取れた国だな。

あれだけでこのハプニングは国王容認であると解釈したのか。

 

アリサは国王の容認の下、堂々と闘技場中央へと降りた。

そして司会者と話をして互いに頷き合っていた。

 

司会者が注目を受けながら、説明を始める。

 

「聞け!国王様の計らいにより、今大会には何とランクシャー領より妖精族のアリサ殿を招いている!彼女には思念通話という能力があり、諸君らの頭に直接声を届ける力があるそうだ!これより闘技大会の様子を思念通話にて伝える!」

 

と司会者が説明。

またしても会場に驚きと戸惑いの声が上がった。

思念通話スキルというものが、何なのか理解出来ないのだろう。

未知の能力を掛けられると聞いて、落ち着かない様子だった。

 

司会者はまず静粛になるのを待つ。

すると徐々に会場に静けさが浸透した。

そして、説明を続ける。

 

「今からその思念通話を使い、会場にいる全員に声を届ける!」

 

アリサはその場で祈りを捧げるような振りをする。

本来思念通話にそんな前準備は不要だが、特別感を出す演出兼形式美というものだ。

しかも実際に使うのは私の思念通話なので、アレは実質全く意味が無い行為。

だが形式美は必要なのである。

 

これで周囲の目には妖精の持つ特殊能力と映ることだろう。

ビバ形式美!

 

 

私はアリサの動きに合わせて、思念通話を発動。

会場の外まで届くように範囲を拡張。

これで会場に入れない人も、音声だけだが戦いの様子を知る事ができるだろう。

 

『はーい、皆さん聞こえてるー?』

「「「おおおおお!」」」

 

唐突に会場が湧いた。

そりゃいきなり脳内に妖精の声が響けばそうなる。

驚きの声が大波のように会場内外に響き渡った。

 

『これが思念通話よ。声に出さなくても念じるだけで、相手に言葉が届くから、試合の様子をアタシが皆に教えてあげるね!

あ、人数多過ぎるから、皆からの声はあたしには届かないようにしてるんでゴメンねー。』

 

そうしないと出力より、入力情報が多過ぎて処理できない。

アリサの思念通話レベルでは、その処理がまだ未熟なのだ。

 

貴族や富豪達が口々に感想を言い合っていたので、一部の声を拾って反応を確かめてみた。

 

「妖精族とはこんな事も出来るのか!凄いな!」

「このような演出は初めてだ。なんと素晴らしい!」

「国王様に感謝せねばなるまいな。」

「あれはランクシャー領の妖精だそうだぞ。」

「こんな能力があったのか。」

「軍に利用できないのか?」

「この能力があれば兵を思うままに動かせるではないか。」

 

等と、概ね良好な反応だった。

あーやっぱり軍事利用しようと考える奴がいるな。

お断りだけどね。

 

では、会場の外の一般人の声も拾ってみる。

 

「おい、お前も聞こえたか?」

「聞こえた。こんなうるさい声の中でもハッキリ聞こえたぞ!」

「すごーい!試合は見れなくても、これなら中の様子が分かるじゃない!」

「こんな体験出来るなんて!わざわざ王都まで来て良かった!」

「これならば外からでも楽しめるな。」

「国王様バンザーイ!妖精族バンザーイ!」

「なんて粋なことするんだよ!」

 

会場の外にも無事に聞こえたようだ。

初めての思念通話に驚き、感激の声を上げていた。

そして皆心躍らせている。

そうそう、そんな素直な反応が一番歓迎だ。

 

『会場の外の皆も聞こえてるかな?聞こえてたら会場にも聞こえるように拍手してみて!』

 

パチパチパチパチパチパチ!

 

会場の外から割れんばかりの拍手が起こっていた。

大好評だ。

 

そして、思念通話スキルを持っているシェルダグラス公爵親子もコソッと驚いている。

 

『父上、本当に思念通話です。』

『これ程の広範囲で、しかも明瞭な声が届くとは・・我が一族の思念通話より、数段上の能力ではないか。』

『あの不躾な妖精、こんな能力も持っていたのか。』

『ランクシャーと友誼を結んで正解であったな。』

 

ふふふ、そうだろそうだろ?

同じスキル持ちだからこそ判る、私の思念通話レベルの高さ。

恐らく彼等のスキルレベルは3か、良くて4程度。

レベル6の思念通話との格の違いを知った事だろう。

もっと精進したまえ。ふふふ。

 

『どう?あたしの思念通話スゴいでしょ!』

「「「おおおおお!」」」

 

私のスキルだけどね。

だがアリサの能力という事にしておかないと都合が悪い。

アリサは好きなだけ目立ってくれたまえ。

 

『試合の様子はね、あそこの屋根の上にいる仲間のリティア!彼女とあたしでお届けするから、楽しみにしててね!』

 

アリサが突然リティア君を指差した。

え?聞いてないけど?

 

「はぁ!?聞いてないのですけど?」

 

あ、リティア君も聞いてない様子だった。

 

「恐らくアリサのアドリブだろう。リティア君、手伝ってあげてくれるか?」

「シャチョー様の頼みでしたら仕方ありませんが。」

 

リティア君は突然の助っ人要請に困惑していたが、承服してくれた。

 

司会者は思念通話が使えないので、全ての実況をアリサだけでやるのはキツい。

リティア君が解説を付けてくれたら、私としても楽しめるのでお願いした。

よし、役者は揃ったな。

 

 

「このような配慮を頂いたのも国王様のお陰だ!皆の者、国王様に盛大な拍手を!」

「「「おおおお!国王様バンザーイ!」」」

 

国王の計らいという事にしたら大盛況だった。

思い付きの即興アイデアだが、昨晩の晩餐会で決めたという事にすれば辻褄も合うからね。

これで国王の株も上がったことだろう。

国王も満更でもない顔してた。

 

いや、あれは妖精の声が常に聞こえるのが嬉しいだけの顔なのではないか?

 

 

「では、これより第一試合を開始する!両選手を残し、他の選手は退出下さい!」

 

司会者が闘技場から試合の選手を残して人払いをした。

そこからアリサとリティア君の実況放送が始まる。

 

『はーい、ここからはあたしアリサと~』

『何でわたしまでこんな事を・・』

『リティア、文句言わないの!はい、自己紹介して!』

『はぁ、リティアです。』

『・・短っ!もう少し何か言いなさいよ!』

 

「ハハハハハハハハ!」

 

アリサとリティアのマイクパフォーマンスに会場から笑いが起きていた。

 

史上初の思念通話による実況放送である。

どんな風に始まるのか、緊張もあった。

 

しかし、アリサとリティア君に緊張の二文字は縁遠い。

普段と全く変わらない自然体なお喋りを始めたのだ。

 

そんなユルくてテキトーな雰囲気が声を通して伝わったのか、聴衆も「気張らずに聞けば良いのか」とと安心した模様で、スムーズに受け止められた。

自然に笑いが出たのがその証拠だろう。

こうなれば流れは二人のものである。

 

まずはツカミは上々というところか。

 

『あのね、いきなり話を振られて、こっちは何も聞いてないんだけれど?』

 

リティア君も開き直って対応してくれている。

若干キレ気味だが・・。

 

『ダイジョブダイジョブ!リティアはあたしが良く分かんなかった所を教えてくれたらそれでいいから。』

『要するにアリサの尻拭い役ね。』

『ちょ、言い方悪い!』

 

「ハハハハハハハハ!」

 

殆んど漫才だな。会場は笑い声で包まれていた。

娯楽の少ないこの世界の亜人族にとって、漫才は新鮮そのものだろう。

つまり、笑いから入ったのは大正解だった。

 

お陰で慣れない思念通話という通信方法に、民衆はすぐに馴染んできた。

笑いはコミュニケーションの潤滑剤だ。

 

『あ、選手が出てきました。第一試合は・・ねぇ選手の名前とかあたし知らないんだけど?』

『せめて名前くらい覚えて実況しなさいよ。』

 

「ハハハハハハハハ!」

 

天然で笑いを起こすアリサの実況ボケと、リティア君の解説ツッコミ

これなら安心して任せられるな。

 

『あ、そこのおじさん、カンペちょーだい・・は?カンペよカンペ!は?無い?使えないわね!』

『アリサ、司会者さんに使えないとか言わないの。たとえ本当の事だとしても』

『リティアの方が辛辣じゃん!』

 

「ハハハハハハハハ!」

「あっはっはっは、あーもー可笑しい。」

「やべー、妖精族ってこんな可笑しい奴等ばかりなのか!」

 

違う違う!

妖精族はお笑いプロダクションではないからな。

二人のせいで妖精族が誤解されてるぞ!

 

「ぷくくく・・こ、これは面白いな。ブフッ」

「くすくすくす・・いやですわ、笑いが・・止まらない」

 

貴族でさえも笑いを堪え切れないようだ。

 

 

いや、本当に大丈夫かなぁ・・。

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