二ノ十話 簡単封印
やっと描き出せるようになりました!!
「じゃあ早速転移するわよ」
「転移」
俺たちは死神の封印されている砦へと転移した。
「ローザ、ローゼ頼んだよ!」
魔女三人で封印に取り掛かる。
こういう時は大体が封印が勝手に壊れちゃったりするものだ、大体うまく行くはずがない。それが定石ってやつだ。
そう思ってついてきたのだが、アーシアの協力もあり、なにも面白みもなく普通に封印ができた。
まぁ、何かあったらそれはそれで嫌なんだけどね。
「助かったわ。」
「これで封印はうまく行ったのか。」
「もちろんうまくいったわ。」
「これで後50年は持つはずよ。」
ルルファローズによると再封印はしっかりできたらしい。
ならいいのだが。
「それじゃあまた私の部屋に戻るわね。」
「ふぅ、戻ってこれたのか。」
「こんなことならわざわざ誘拐することもなかっただろ?あとあんな言い方も」
「いいえ、その子がいないと封印はできなかったわぁ」
「それに、ああ言ったほうが楽しいじゃない?」
そのせいでこっちは命かけてきたってのに。
しかも楽しいって魔女って俺はやっぱりあんまり好きじゃないな。
「ところでルルファローズ、この剣はどうすればいい?」
「わざわざきてくれたんだし、その剣はあげるわ。」
「それともう帰っても大丈夫よ。」
「らしいぞみんな帰るか。」
「また会いましょう。」
そして俺たちは真緑の塔を後にした。できれば2度と魔女には会いたくないもんだなぁ。
今回も倒したのってミノタウロスくらいだしな。
ふと俺は帰りの馬車でコフィルさんに聞く。
「コフィルさん、ドラゴンの時はさすがでしたね。あれほどの剣捌き。俺も剣筋が見えなかったですし。」
「私なんてただの老いぼれ執事です。魔女には敵いませんし」
この人が老いぼれなら一体俺って、、、
まぁこの話はこれくらいにしておこう。
それにしても
さっきからローザとローゼしかもアイシャもアーシアも静かだな。
結論みんな寝ていた。
みんなお疲れ様。
こうして俺たちはダルキニア国に戻るのであった。
またちょこちょこ出して行きます!!




