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二ノ九話 ルルファローズの部屋

ご閲覧ありがとうございます。

昨日は投稿できず申し訳有りませんでした。


更新するときはツイッターでつぶやいてるのでよかったらフォローお願いします。

@ティーナ・アミンかこの題名を調べてもらったら出るはずです。

「ガルシャが言うには次の部屋がルルファローズの部屋らしいから。準備しておいてね。」


俺たちはルルファローズの部屋に行く階段を登る。いつもはまっすぐの階段だったのに今回は螺旋状だ。これはルルファローズの部屋に行く階段で間違い無いだろう。


数分歩いたくらいでようやく扉が見えてきた。

扉の前まで来ると。俺は一声。


「アーシアを助け出そう。」


「頑張るのじゃ。」


俺は扉を開けるそこには。

魔法陣の上に立たされた。アーシアの姿があった。その横には城内でみた緑のドレスを着た美少女。


「ルルファローズ。アーシアを返してもらうぞ。」


「もうおいでなさったのですか?お初にお目にかかります。私は真緑の魔女ルルファローズ。この塔の主人ですわ。こんな短時間で来るとは思ってなかったので、すみません。もう少し返せないですわ。」


「あらら〜それはどうしてかしらぁ〜。」


「あら、その魔力楼はもしかして、ベルファローゼさんですか?可愛い格好になってますわね。」


「可愛いなんてそんな褒めても何もないわよぉ〜。」


おい、ローゼそれは多分褒められてないと思うぞ。


「なんで返せないのじゃ。」

ローザも続けて質問を投げかける。


「そっちの子も素晴らしい魔力楼ですわね、あなたも魔女かしら?」


「ローザなのじゃ。」


「質問の返しがまだでしたわね。ここ最近で死神(グリム・リィーパー)の結界が解けそうなのですわ、それの修復の為にこの子をかりたのですの。」


待て待て話の筋が見えてこないひとつずつ整理しよう。


「いくつか質問がある。いいか。」


「かしこまりましたわ。」


「アーシアには何か不思議な力があるのか?」


「それは多分そこのローゼも知ってると思うのですわ。この子には私達魔女の魔力源である、魔力楼を限界以上にできる力があるのですわ。」


俺はローゼの方をチラッとる。

ローゼは舌を口に出しテヘッてポーズをとっている。あとで何してやろうか。


あれ、そういえば前にローゼにも魔力増加(マジックブース)の話を聞いたのを今思い出した。さっきのことは取り消そう。でも、ルルファローズは魔力楼の話をしていたから別の話なのかな?


「魔女なら死神(グリム・リィーパー)の仲間とかじゃないのか?俺の勝手な思い込みだけど魔女は死神を復活させようとしたりするもんだろ?」


そう。もちろん現世での話だ。俺も思い込みが甚だしいなぁ。


「何いってるのですか?死神(グリム・リィーパー)が封印を解かれたら一ヶ月もしないうちにみんな殺されますわ。私も、もう少しこの世界を楽しみたいですわ。」


「それで、その魔力を貯めるには4日かかるってことか?」


「おそらく、私の魔力がその子の力でマックスになるのが4日なだけですわ。しかし私一人の力では再封印できるかはわからないですわ。」


「じゃあうちのローゼがいたらなんとかなるのか?」


「可能性が高まりますわ。」


「ほらこれを見てほしいですわ。」


俺たちの目の前にルルファローズがモニター?のようなものを出す。そこには。

霞きった球が振動を始めていた。


ローゼが口を開いた。


「これはやばいわねぇ〜。魔力が外側に漏れ出してる。待ってあと1週間ってとこねぇ。」


「アーシアは魔力楼を限界以上に引き出すことでアーシアが死んだりしないだろうな?魔法陣とかも書いてあるみたいだし。」


「死なないですわ。今立ってるじゃない目を瞑ってますけど。これ寝てますわね。私がこの話を彼女に話すと私は世界のためにって頑張ってましたもの。あと魔法陣は私の趣味ですわ。全く意味ないから、心配する必要はないですわ。」


「この球はどこにあるんだ?」

「ここから、少し離れたところの砦に収められているわよ。けどここまでは転移をするから問題ないわよ。」


転移?そんな魔法があるのか。俺も転移魔法使えるようにならないかな。


「その砦に俺たちもついて行けないか?」


「行けなくもないけど。なんでいきたいの?」


「俺たちにも役に立つことがあるかもしれないだろ?ローゼもいるし、封印の手伝いだって。それに第一に頑張っているアーシアを一人にすることなんてできないよ。」


アーシアの顔が少し赤くなった気がするが気のせいだろう寝てるって言ってたし。


「封印の手伝いをしてくれるの?嬉しいですわ。どうせならもう一人の魔女さんにも手伝ってもらいたいですわね。」


「ローザが?」


そういえばローザは俺がやっていた、ラグクロでは真紅の魔女だっけ。すっかり忘れていた。


「ローザ頼めるか?」


「主人が言うなら頑張るのじゃ。」


「じゃあ俺たちも行こう。いいかな?アイシャ。コフィルさん。」


「私はあおたんについていきます。」


「私はアーシア様を一度ルドビカ様のとこに返すまでは帰れませんので。」


「みんなありがとう。」


「私には何も聞かれないのかしらぁ〜?」


ローゼがなぜか怒った雰囲気だ。基本ローゼは顔に出さないからわからないがこれは確実に怒ってるだろう。


「ローゼも手伝ってくれる?」


「わかったわぁ〜。」


「これだけ魔女が集まれば明日にでもいける気がするしますわ。」


「よしなら明日死神(グリム・リィーパー)の封印に行こう。」


「善は急げですわね。私はルルファローズですわ。みなさんよろしくお願いしますわ。」


「それにお城での出来事謝罪しますわ。こうでもしなきゃ。攫ってこれないと思ったのですわ。」


「俺はあおたん、そして。」

俺はみんなの方を向く。


「私はコフィルです。」


「ローザなのじゃ。」


「アイシャです。」


「ローゼですわぁ〜。」


もしかしたら、みんなが恐れているより。ルルファローズって案外いいやつなのかもしれない。


「じゃあ明日みんなで頑張ろう。そのためにもよろしくねローザ、ローゼ。」


「任せるのじゃ。」


「任せてほしいわぁ〜。」


次回

封印しに砦へ??

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