二ノ三話 新たなペット
本日の20時投稿少し遅れてしまいました。
申し訳ございません。
「おはようございます。あおたん殿。」
「おはようございます。コフィルさん。」
コフィルさんは先に、ホームで待っていた。
俺に続いてローザたちも挨拶を交わす。
「ポーションを買いに行きたいところだけどちょっとみんなに話があるんだ。ここじゃあれだから、コフィルさん俺たちの泊めてもらってる部屋に来てくれませんか?」
「かしこまりました。」
俺たちは一旦部屋に戻る。
部屋に入るなり俺は、
「おいベルファローゼいるんだろう。出てこい。」
すると辺りに不穏な空気が流れ始める。
「あらあらなぁにこんなに朝早くにぃ」
俺の背後からベルファローゼが顔を出す。
「おまえは、ベルファローゼ。」
コフィルさんは腰に装備していた剣を抜こうとしている。他の女性陣は驚きの出来事に頭がついていっていない様子だ。
「コフィルさんまぁ待ってください。」
俺は慌ててコフィルさんを止める。
「ベルファローゼなぜこんなに、アーシアが狙われるんだ?」
「それはねぇ、、、」
ベルファローぜは長々と語った。
簡単に要約すると
アーシアのアビリティが<魔力増加>らしい、<魔力増加>は一緒にいるだけでも魔力が増幅するらしく、その能力を狙った魔女が攫おうとしているらしい。あとそれとなく絶対に殺されないだろうといっていた。
「そんなことよりぃ、楽しそうだし私もあなたの仲間にしてちょーだい。」
唐突にベルファローゼがおかしなことを言い出す。
「何も考えてないわよぉ。あなたといると面白いことがいっぱいありそうだしぃ。それにあの王女様も仲間になるんでしょ。」
「それに私と仲間になっておけばお嬢様の助けられる可能性も上がるわよぉ〜?」
なるほどベルファローゼの狙いは魔力増加か。だがこのままではルルファローズにおそらく勝つのはしんどい戦いになりそうだ。だが仲間と言われてもこいつには前科がある。
「ベルファローゼ申し訳ないけど、モンスターや魔女は仲間という類にはできないんだよ。」
「あら、じゃあその子はどういうシステムかしら?」
ベルファローゼがらローザの方を指差して指摘する。まずいところをつかれた。
「ダメなのじゃ主人のペットは妾だけなのじゃ。」
俺は慌ててローザの口を塞ぎに行ったがその頃には全部言い終えていた。
「ペットねぇ。いいわぁ。私もあなたのペットになってあげる。」
「ローザがダメって言うから。」
その続きを言おうとした瞬間。ベルファローゼがニコッと笑った。なんだ。
その瞬間頭に文字が流れる。
ペット。 真青の魔女ベルファローゼが無理矢理ペットになりました。
なに、そんなのありかよ。
俺のペットの欄の上の方にもNEWという文字が付いている。ペットになったのはまじらしい。
「これからはよろしくねぇーあ、な、た、さ、ま。」
ベルファローゼは口元を舌で一回舐め回しそのあとニコッと笑った。
次回。
そろそろ街から出ます