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恐るべし顕如の御家流

顕如の御家流が明らかになります

剣丞視点


美空のいる越後から武田家のある甲斐へ向かうことになった俺達


だがその道中にて俺達が武田の親戚である顕如を襲撃したことにされてしまい、会ったことのない顕如からも襲撃者扱いされてしまう。


疑いをかけられ、武田と戦うことを拒否し、俺達目掛けて武田が攻めてくるなか突然現れたのは…


美空「私と再び会うとか言っておきながら勝手に死ぬんじゃないわよ!私はあんたの部下じゃないから好きにさせてもらうわ! 」


美空であり、美空は俺達と違って武田と戦う気満々であった。


詩乃「あのぅ、ちなみに他の方達は? 」


美空「いないわよ。ここへ来たのは私の独断だしね 」


な…なんて無鉄砲な!?


ひよ子「お頭といい勝負ですね 」


うっ…!?


夕霧「長尾め、一人で来るとはいい度胸なのです 」


すると


顕如「ならば夕霧よ、長尾の相手はあなたがしなさい 」


夕霧「えっ!?でも… 」


顕如「私のことなら心配無用です。それに私を攻めた新田剣丞は私が直々に裁いてやりますので 」


夕霧「そ…そういうことなら頼むです! 」


顕如「いきますよ頼廉 」


頼廉「ハッ! 」


どうやら美空の相手は武田軍が


俺達の相手は顕如達がするようだな


ならば…


剣丞「みんな、顕如は俺が対処するから美空の援護を頼む 」


俺がみんなにそう伝えると


転子「えっ!? 」


一葉「主様一人で大丈夫なのか!? 」


剣丞「俺なら大丈夫だからさ 」


バッ!


俺はみんなを置いて顕如達の方へと向かっていった。


ひよ子「やっぱり無鉄砲ならお頭が一番ですね 」


詩乃「まぁ剣丞様らしいといえばらしいですが 」


ほっといてくれ!


何はともあれ、みんなは俺の指示を聞いて美空の方へ向かっていったようだ。


顕如「私を襲った新田剣丞、あなただけは絶対に許しません! 」


剣丞「だからちょっと待ってくれよ!?俺とあんたは今日が初対面なんだぜ!? 」


俺は顕如を説得しようとするが


顕如「問答無用です! 」


顕如は俺の話を聞いてくれなかった。


顕如「かくなる上は私の御家流で懲らしめてやりましょう 」


スッ!


顕如「南無阿弥陀仏… 」


顕如が何やら念仏を唱え出した。


すると


小波「気をつけてくださいご主人様! 」


俺に気を付けるよう言う小波


まさかこれって!?


その直後


ビュンッ!!


剣丞「おわっ!? 」


ガキィンッ!!


俺に向かって何かが放たれたのだが間一髪、俺は受けきったのだった。


剣丞「今のは風の刃か…!? 」


目に見えないほどの風を圧縮して刃と化して放つ


小波が苦戦するわけだ


顕如「私の一撃を防ぐとはなかなかであるな、だがこれならどうかな! 」


スッ!


顕如「南無阿弥陀仏… 」


顕如は再び念仏を唱えた。


剣丞「一度食らった攻撃を二度も食らうかよ! 」


軌道さえ読めば風の刃とて避けられるぜ!


ところが!?


ボボボッ!!


剣丞「へっ? 」


顕如の後ろに火球が出現すると


顕如「ハァッ!! 」


ヒュヒュンッ!!


俺目掛けて火球が繰り出されてきた。


剣丞「おわっ!? 」


サッ!


あ…危なかった!?


顕如は御家流を二つ持っているのか!?


と思った直後


顕如「南無阿弥陀仏… 」


またまた顕如が念仏を唱えると


バチィッ…


バチバチィーーッ!!


剣丞「ぎゃあぁーっ!? 」


いきなり電撃が俺目掛けて繰り出された。


ど…どうなってるんだよ!?


顕如「驚いているようだな、だが私は御家流を三つ持っているわけではない。三つで一つの御家流なのだ 」


何だよそれ!?


そういう御家流もありなのか!?


顕如「これぞ私の御家流『森羅万象』ありとあらゆる自然を武器と化する。そして私の相手ばかりしている余裕はあなたにはない! 」


えっ?


すると


ドカァッ!!


剣丞「がはっ!? 」


頼廉「隙が生じたようだな若僧め! 」


顕如ばかりに集中していた俺を頼廉が後ろから襲ってきた。


ひよ子「お頭!? 」


小波「やはり自分が… 」


剣丞「駄目だ!ここは俺に任せとけ! 」


小波「ご主人様… 」


武田が相手だけでも大変なんだ。これ以上人員を回すわけにはいかないんだ。


顕如「どうやらこれまでのようだな、私を襲った罪を思い知るがよい! 」


御家流で遠距離から攻撃してくる顕如を何とかするにはこっちも遠距離攻撃しかないがどうすれば…


すると


一葉「主様!余の力を使うのじゃ! 」


剣丞「一葉!…そうか 」


一葉の言葉を理解した俺は


スッ!


顕如「諦めて観念したか? 」


気を集中させると


剣丞「魂合共鳴!! 」


パァーッ!!


剣丞・一葉魂「魂合共鳴・一葉魂!! 」


ジャキンッ!!


俺は一葉魂に魂合共鳴した。


魂合共鳴するの久し振りだな


顕如「何と!?姿が変わった!? 」


頼廉「どうせこけおどしですよ顕如様 」


ところがこけおどしなんかじゃないんだよな


スッ!


ジャジャキンッ!!


俺の周囲に無数の刀が出現すると


剣丞・一葉魂「御家流・三千世界! 」


バババァッ!!


魂合共鳴は御家流を使うことができる。


一葉の御家流『三千世界』は多くの刀を相手に向けて放つ技だ。一日数回しか使えないけどな


もちろんこれは単なる脅し


当てるつもりはなかったのだが…


頼廉「顕如様、危ない!! 」


バッ!


剣丞・一葉魂「えっ? 」


頼廉が盾となって顕如の前に立ち


ズバババァーッ!!


頼廉「ぬおーっ!? 」


頼廉が三千世界を食らってしまった。


剣丞・一葉魂「お…おいっ!? 」


シュパンッ!!


さすがに鬼でもないのに殺すわけにはいかないと感じた俺は魂合共鳴を解き


剣丞「大丈夫かよ!? 」


頼廉「ぐぐっ…!? 」


頼廉に接近したその時だ


ズブシュッ!!


頼廉「ぐふっ!? 」


剣丞「えっ… 」


バァンッ!!


頼廉の腹から刀が突き出され、俺に刺さったのだった。


すると


顕如「ちっ!当たりが浅かったか、このデカブツが壁になってくれたけど盾にもなってしまったようだね 」


頼廉「け…顕如様!? 」


バァンッ!!


頼廉の背には刀を突き刺した顕如がいたのだった。


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