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祝賀会!祝いの席に謎の怪物

剣丞視点


見事、誰にもできなかったとされる墨俣築城を成し遂げた俺、新田剣丞


そしてその次の日


ザッ!


剣丞「着いたな! 」


俺は久遠のいる城の前にたどり着いた。


何でも久遠が此度の俺の働きに対して褒美として宴を開いてくれるらしい


織田信長は短気だけど


久遠はいい人物だな


同じ信長でもえらい違いだ。


ひよ「どんなごちそうが食べられるのか今から楽しみです♪ 」


ころ「もうひよったら 」


ごちそうは確かに楽しみだぜ


そして広間に着いた俺達だが


壬月「(ギロリッ!!) 」


剣丞「ひぃっ!? 」


着いて早々壬月さんに睨まれてしまった。


何でなの!?


麦穂「壬月様、いくら自分ができなかった墨俣築城を剣丞様がやり遂げたからってそんなに睨んではいけませんよ 」


壬月「別にそんなことではない!! 」


この人と仲良くなるのにはかなりかかりそうだな!?


久遠「おぉよく来たな剣丞、では早速宴を始めようではないか 」


そして俺の墨俣築城を祝う宴が始まった。


まぁ壬月さんは宴が始まってからも俺を睨んでいたけどね


ちなみに俺は17歳の未成年だけど、この日ばかりは酒を飲んでしまった。


未成年の読者は絶対真似するなよ!


久遠「ぷぅっ!そういえば剣丞、お前に二つほど渡すものがあった 」


剣丞「渡すもの? 」


何だろう?金一封かな?


久遠「此度の働きに対して剣丞に兵を与える。これより剣丞は剣丞隊の大将だ 」


剣丞「俺が大将!? 」


剣丞隊の大将か、そういえば一刀伯父さんも警邏隊の隊長をやってたっけ


ひよ「うほっ!剣丞様ったら織田家の侍から一大将だなんて大出世じゃないですか!今日よりお頭と呼ばせてもらいます! 」


ころ「私も剣丞隊の隊員としてそう呼ばせてもらいます! 」


そうか、この二人は剣丞隊隊員の1号と2号なわけね


壬月「ケッ!言っとくが貴様のようなひよっこの孺子(こぞう)が隊長だなんて私は認めていないからな! 」


麦穂「まぁまぁ壬月様、剣丞様もはれて織田家の一員なのですから仲良くしませんと、家臣の不仲は隊にも影響しますからね 」


あぁ麦穂さん、あんなことした俺に対してなんて優しいんだろうか


和奏「よろしくな剣丞! 」


雛「剣丞ちゃ〜ん 」


犬子「わふっ♪ 」


三若と呼ばれていたこの三人とも仲良くなったし、めでたいな♪


剣丞「それであと一つ渡すものって何なんだ? 」


俺が久遠にその事を聞くと


久遠「それはだな… 」


スッ…


久遠は俺に接近し


ちゅっ♪


剣丞「んっ!?/// 」


な…何と!?俺の唇にキ…キスをしてきた!?


剣丞「い…いくら夫婦とはいえ、み…みんなの見ている前で久遠ったら大胆だな!?/// 」


俺が照れながら久遠を見てみると


久遠「ん〜?我はもう疲れたから少し寝るぞ…/// 」


バタンッ!!


と言いながら顔を赤くして眠る久遠


どうやらキスは酔っぱらっていたかららしいな


だが


ジャキンッ!!


剣丞「へっ!? 」


壬月「貴様ーっ!!久遠様の唇を奪いおってーっ!!成敗してくれるーっ!! 」


剣丞「ギャーッ!? 」


ブォンッブォンッ!!


壬月さんはそう思っていなく、斧を振り回しながら俺に迫る壬月さんであった。


っていうか誰か止めてよ!?


それから少しして


剣丞「はぁはぁ!?疲れたぜ!? 」


何とか壬月さんから逃げ延びた俺は庭を歩いていた。


すると


剣丞「おやっ?あそこに誰かいるな、誰だろう? 」


スッ!


庭にいる誰かを発見した俺はその人物に接近してみると


そこにいたのは…


?「ゲシャシャーッ!! 」


バンッ!!


剣丞「な…何だこいつ!? 」


そこにいたのは明らかに人ではなく


例えるなら鬼であった!


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