鬼の秘薬
小説家になろうにて西森恋姫の新作・魏の黒きエンターテイナー執筆中です。(2016年6月現在)
化神居士視点・鬼軍居城
化神居士「第六天魔王様!化神居士、任務を終えて戻って参りました 」
私は第六天魔王様から命じられた任務を終え
京から鬼軍の拠点へと戻ってきた私
すると
第六天魔王「化神よ、よく戻ってきたな 」
ズゥンッ!!
戻ってきた私を第六天魔王自らが出迎えてくれた。
第六天魔王「それで例のものは手に入ったのだろうな 」
第六天魔王様にそう尋ねられ私は
化神居士「もちろんこちらにありますとも 」
スッ!
化神居士「魔王様から命じられた蘭奢待がね 」
バァンッ!!
帝のところより入手した蘭奢待を第六天魔王様に差し出した。
第六天魔王「よくやったぞ化神、誉めてつかわす 」
化神居士「魔王様にそう言われるなんて、こちらこそ喜びでございます 」
やはり第六天魔王様はいい
私にチャンスを与え、自らの軍に率いれてくれたのだ。
私は例え第六天魔王様が死ねと命じても死ぬ覚悟はできている。
それほど忠誠心が高いといえよう
すると
朱天童子「おっ!化神の奴が戻ってきたようじゃねぇか 」
茨木童子「何をやりに行ったのだ? 」
天邪鬼「うひょひょ 」
五鬼の一員である鬼軍の幹部の朱天童子、茨木童子、天邪鬼が現れた。
第六天魔王「これは蘭奢待というものでな、人間から見れば単なる香木にしかすぎないが、我ら鬼軍からすればよき道具となる 」
朱天童子「よき道具? 」
第六天魔王「化神、実験として朱天童子に使ってみるがよい 」
化神居士「ハッ! 」
少々もったいないが第六天魔王様のおっしゃることに逆らうわけにはいかないな
シュッ!
化神居士「動くなよ 」
朱天童子「何をする気だ!? 」
私は蘭奢待を本の少し削り、以前新田剣丞に切り落とされた腕につけると
スゥッ!!
蘭奢待が朱天童子の腕の中に入った瞬間
シュウゥッ…!!
朱天童子「おぉっ!? 」
切り落とされた朱天童子の腕がくっついた。
これが蘭奢待の力なのだ。
朱天童子「腕が治った!これで戦えるってもんだ!魔王様、もう一度俺にチャンスをくれ!今度こそ新田剣丞を殺してみせるぜ! 」
第六天魔王様に新田剣丞との戦いを頼む朱天童子
だがもちろん奴だけではなく
茨木童子「魔王様、出撃ならば私にチャンスを与えてください。頭を使わない朱天童子が向かったところで敗北するのは目に見えております 」
茨木童子も自分を推薦されようとしていた。
朱天童子「ケッ!頭の固さなら俺だって負けねぇ!俺の頭突きを食らってみるか!! 」
茨木童子「バカの相手は疲れるだけだ 」
天邪鬼「ちょっとお二人さん、負け犬が何を揉めてるってのさ!次の出撃権利はこのボクにあるんだよね! 」
五鬼のうち三人が揉めるなか
第六天魔王「静まらんかたわけがっ!! 」
ビイィンッ!!
第六天魔王様の叫び一つで五鬼達は黙ってしまった。
第六天魔王「この蘭奢待はまだ未完成のようなもの、負傷している朱天童子と茨木童子を出撃させるわけにはいかぬ 」
スッ!
そして第六天魔王様は
第六天魔王「天邪鬼、貴様に次の出撃許可を与える。新田剣丞を殺してこい! 」
バァンッ!!
天邪鬼に出撃許可を与えたのだった。
朱天童子「ケッ!俺のような力や茨木童子のような策略もない天邪鬼なんて簡単に倒されるだろうよ 」
出撃できない怒りからか、天邪鬼を馬鹿にする朱天童子であったが
天邪鬼「朱天童子、それくらいにした方がいいかもよ。確かにボクには力も知恵もない。あるのは外道のみ!外道を極めたボクこそ本当の鬼なのさ 」
第六天魔王「化神は引き続き、天邪鬼の補佐に入れ 」
化神居士「ハッ! 」
卑怯と外道を極めた天邪鬼が次の出撃か
果たして新田剣丞がどうなるのか見物だな
鬼軍一覧(上にいるほど偉い)
首領・第六天魔王
側近・化神居士
五鬼・朱天童子、茨木童子、天邪鬼、?、?
上級鬼
中級鬼
鎧鬼
下級鬼




