馬鹿達の野望!!
剣丞視点
京にいる一葉を救うため、俺達織田軍は松平軍と協力して京へと向かう
そんなある夜のこと
久遠「まだ京には着きそうにないな 」
麦穂「そんなに早く着きはしませんよ。以前久遠様が向かった堺から京ですら5〜6話くらいかかりましたのにいくら小説だからってそう簡単に着くわけがありませんよ 」
久遠「麦穂、お前は何を言ってるんだ? 」
麦穂「あらやだ私ったら、何を言ってたのでしょう? 」
本当に何を言ってるの?
久遠「とにかくまだ数日はかかるわけか 」
麦穂「そう考えた方がよさそうです 」
葵「なら久遠様、今日はここで野営をするわけですね。だったら確かこの辺に温泉があったはずですし、旅の疲れを少しでも癒しましょうよ 」
久遠「温泉か、それはいいかもしれぬな 」
ピクンッ!
温泉
その言葉を聞いて男である俺が反応しないわけがなかった。
ぐふふっ♪温泉と聞いたら覗かずにはいられないのが男というものだぜ!
絶対に覗いてやる!
と、俺が意気込んでいると
壬月「おい儒子、ちょっとこっちにこい 」
壬月さんに呼ばれた。
剣丞「何ですか? 」
スッ!
俺はつい壬月さんの方に向かうと
ギュッ!!
剣丞「へっ!? 」
壬月「とりあえずこれでいいか 」
バァンッ!!
俺は壬月さんによって縛られてしまった。
剣丞「いきなり何をするんですか!? 」
壬月「何をするのかだと、貴様が一番わかっているだろうが!!貴様が覗きをしないためだ! 」
ば…バレてる!?
剣丞「こ…こんな勝手なこと、久遠が許すはずが… 」
俺は一度混浴した久遠の名前を出してみるが
壬月「残念だったな、既に久遠様からは了承済みだ 」
な…何だって!?
壬月「安心しろ。私達が出たら縄をほどいてやるからな 」
剣丞「そんな〜!? 」
スッ!
そう言いながら壬月さんの姿が見えなくなった直後
剣丞「フッ! 」
ぐぐっ…!!
ブチチンッ!!
俺は渾身の力を出し、縄をぶっちぎった。
剣丞「これくらいで俺が覗きを諦めると思っているのなら甘い! 」
男は覗きをするためならば体の中に宿している力を出し切るのさ
火事場の馬鹿力ってな
剣丞「さて覗きにいくぜ! 」
と俺が覗きに行こうとしたその時
?『待ってくださいな大将! 』
ババッ!!
剣丞「お…お前達は!? 」
俺の前に現れたのは
ババァンッ!!
数名の足軽達であった。
足軽A「儂らは御館様(久遠)達が何処の温泉に入っているのか知っています 」
足軽B「ですから新田の大将、是非ともオラ達も連れていってくだせぇ 」
お…お前達…
足軽達『だって俺達も御館様達の乳や尻を見たいんですから!! 』
こいつら…俺と同じくらいのスケベな奴らだ
まさかこの時代にスケベな奴らがいただなんて
剣丞「よしわかった!みんなで協力して覗きにいこうぜ! 」
足軽達『おぉーっ!! 』
いまここにスケベな奴らで組まれた団体が誕生した。
そういえば一刀伯父さんにも義姉さん達の水着姿が見たいために龍退治にまで付き合ってくれる連中がいたっけな
かくして俺達は久遠達がいるという温泉に向かうのだった。
久遠視点
久遠「ん〜!やはり温泉は疲れが癒せるものだな〜 」
もうすぐ戦いが起こるというのに呑気なことをいう我だがたまにはよかろう
ひよ子「極楽極楽 」
転子「ひよったらお爺さんみたいだよ 」
ひよ子「あーっ!ころちゃんったらひどい!! 」
詩乃「こらこら温泉で暴れないでください 」
犬子「わふっ♪ 」
雛「たまに温泉もいいよね 」
和奏「あ〜、いい気持ち♪ 」
エーリカ「これが温泉というものなんですね 」
皆も温泉を満喫しておるな
ちなみに葵達は鞠と共に別の温泉に入っているそうだ。
麦穂「でも剣丞殿は大丈夫でしょうか?あの人のことだから絶対覗きに来ますよ 」
確かにそれは否定できぬな
我だけならまだしも、他のものの肌を見せるわけにはいかん
壬月「心配すんな、奴なら縛られてるはずさ 」
それだけで安心はできぬ気がするがな
久遠「しかしまぁ今日は霞が多い夜だな 」
とりあえず剣丞のことは気にせず、我らは温泉を堪能するのだった。
剣丞視点
ちっ!霞が出てきやがったぜ
剣丞「アニメでいうところの湯煙でポロリを隠すって感じだな 」
足軽C「大将、あにめって何です? 」
足軽D「ぽろりとは? 」
剣丞「まぁ気にするな 」
いちいち言葉を説明するのも面倒だしな
足軽E「大将、温泉が見えましたぜ! 」
おっ!ついに温泉に到着か
足軽A「儂は柴田(壬月)様のでかい乳を見るだ! 」
足軽B「オラは木下(ひよ子)様の小さな乳だな 」
足軽C「じゃあ俺はフロイス(エーリカ)様の南蛮乳だ! 」
みんなそれぞれ好みのおっぱいがあるんだな
まぁ久遠を見なければ別に俺は構わない
キャーキャーッ!
フフフッ!キャーキャーッ騒いじゃってかわいい人達だ
よしっ!
ササッ!!
俺達は気づかれぬよう温泉に近づくと
剣丞「さぁさぁ、覗かせてもらうぜ♪ 」
足軽達『にひひっ♪ 』
じーっ…
岩の間から温泉を覗いた。
するとそこには…
ウキッ?
キャーキャーッ!!
バァンッ!!
全員『へっ? 』
温泉で猿が入浴していたのだった。
実は霞のせいで道がそれてしまい、間違った温泉に着いてしまったらしい
剣丞「な…何だよそれーっ!! 」
と、俺が叫んだ瞬間
ムキーッ!!
キーッ!!
ババッ!!
全員『うわぁーっ!? 』
俺達は猿の軍団に襲われてしまった。
覗き目的なため当然得物は持っておらず、俺達は猿の攻撃を食らいまくるのだった。
そして翌日
久遠「剣丞、どうしたんだその顔は? 」
剣丞「いや、別に何でもない! 」
バァンッ!!
猿に襲われ、全身包帯巻きとなった俺達
当然正直に覗きにいってこうなったと言えるわけがなく、黙るしかないのだった。
ちくしょう!!いつか必ず覗いてやる!




