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久遠に対しての罰

リクエストの内容とは違っています

久遠視点


茨木童子が攻めてから数日が経ち、剣丞が受けた傷もすっかり回復した。


そして現在、我は城下にて


剣丞「ほらほら久遠!こいつなんて久遠に似合いそうじゃんか♪ 」


久遠「あ…あぁ、そうであるな 」


剣丞と逢い引き(デート)をしていた。


何故こんなことになったのかというと


剣丞「えっ?自分に罰を与えてくれって? 」


久遠「あぁそうだ 」


剣丞の傷が癒え、家臣団を集めた我は剣丞に対してそう言った。


久遠「此度(こたび)の一件、もとはといえば我が剣丞を城から追い出したのが原因のようなもの。我に罰を与えるのは当然であろう 」


我はそう思ったのだが


壬月「お待ちください久遠様!此度の一件、久遠様に責任があるというのならば間違いです。何故なら久遠様は敵の策にかかってしまったもの、いわば被害者でございます 」


壬月の言うことも最もなのだが


久遠「壬月よ、我は一国一城の(あるじ)として責任を取りたいのだ 」


壬月「しかし… 」


麦穂「壬月様、久遠様がああまで言っておられるのだから構わないではありませんか 」


壬月「うっ…!? 」


いいぞ麦穂よ


久遠「さぁ剣丞、我に罰を与えるがよい。我は逃げぬぞ! 」


正直に言うと我は剣丞に叩かれても仕方がなかった。


だから剣丞からの罰は引っ叩くかと思われたのだが


剣丞「わかった。なら久遠、俺とデートしてくれ 」


で…でいと?


久遠「剣丞、でいととは何なのだ? 」


恐らく天の国の言葉と思い、我は剣丞に聞いてみると


剣丞「あっ!?この時代じゃまだその言葉はなかったか、簡単に言うと逢い引きだ 」


あ…逢い引きだと!?


逢い引きとは愛し合っている二人が人目を忍んで会うことであったな


剣丞「俺と久遠は夫婦な訳だし、久遠、俺とデートしてもらうぜ! 」


というわけで我だと気づかれぬよう着替えた我は剣丞と共に城下へ逢い引きをしていた。


ちなみに壬月達には邪魔をせぬよう申している。


しかし


剣丞「あそこの店、女の子に人気があるらしいぜ 」


これがでいとというものか、最初は何をするかと思っていたが結構楽しいものだな




剣丞視点


はぁ…、やっぱり好きな子とのデートってものはいいものだねぇ♪


前もってデートのやり方を一刀伯父さんから聞いといて正解だったぜ!


久遠「どうかしたか剣丞? 」


剣丞「い…いやっ!?それより団子でも食べよう!店主、団子二人前おくれ! 」


話をそらすべく俺は団子を注文するのだが


壬月「へいお待ち!! 」


ガチャンッ!!


団子を持って現れたのは何と!?壬月さんだった。


久遠「壬月!? 」


剣丞「な…何で壬月さんが!? 」


驚く俺であったが


壬月「人違いですって、私の顔なんて何処にでもいるような顔でしょ 」


絶対嘘だ!


スッ!


そう言いながら壬月さんは俺に顔を近づけると


壬月「テメェ儒子(こぞう)、もし私の目の前で久遠様に手を出したらその時がお前の命日だと思いな!(小声) 」


こ…こえぇっ!?


しかしよく周りを見てみると


ひよ子「この(かんざし)きれいだね♪ 」


転子「詩乃に似合うんじゃないの♪ 」


詩乃「わ…私には別に!? 」


和奏「お腹空いたね〜 」


雛「一発屋にでも食べにいこっか 」


犬子「賛成〜っ! 」


周りにはまるで俺達を監視するかのように見知った顔が集まっていた。


そういえば一刀伯父さんも一人の義姉さんとデートしていたら他の義姉さん達から見つめられてたっけな


今になって伯父さんの気持ちがわかった気がするぜ


久遠「み…皆まで!? 」


このままじゃ折角のイチャイチャ気分がぶち壊しだ


こうなったら…


スッ!


俺は遠くの空を指さすと


剣丞「あっ!UFO(ユーフォー)! 」


と叫んだ


すると


壬月「何だと!! 」


ひよ子「何処にそんなものが!? 」


みんなは俺が指をさした方を見つめていた。


よしっ!


剣丞「今のうちだ! 」


ダッ!


久遠「えっ!? 」


俺はみんながUFOに気をとられている隙に久遠を連れてその場を去ったのだった。


壬月「しまった!?逃がしたか!? 」


転子「そういえばUFOってなんなの? 」


詩乃「あっ!? 」


UFOを知らない時代であっても引っ掛かるものなんだな


そして久遠を連れ去った俺は


剣丞「こ…ここなら大丈夫だろう!? 」


人目につかない場所に久遠を連れ込んだのだった。


久遠「剣丞、ここは一体? 」


剣丞「ここは警邏してたら偶然見つけた場所でな!? 」


本当はサボろうとしてふらふらと城下を歩いていたら見つけたんだけどね


それはさておき


剣丞「久遠、ここなら二人っきりだな 」


久遠「えっ!? 」


ぐいっ!


俺は久遠を抱き寄せると


チュッ♪


久遠の柔らかい唇にキスをした。


久遠「け…剣丞!? 」


剣丞「久遠、俺はもうお前を離したくないんだよ! 」


ぎゅっ!!


俺は久遠を抱き締めた。


久遠「剣丞…、我もだ!もう二度とお前を追放なんてしない!生きる時も死ぬ時も一緒だ! 」


剣丞「久遠… 」


久遠「剣丞… 」


んーっ…


そして俺と久遠が再びキスしようとしたその時!


壬月「久遠様ーっ!! 」


どきっ!?


壬月さんの叫び声が聞こえ、俺達はおもわず離れてしまった。


くっ!!もうちょっとだったのに!


壬月「逢い引き中に失礼しますがすぐ城にお戻りください!葵様が来られました! 」


久遠「葵だと! 」


葵?誰だそりゃ?


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