表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/150

久遠に迫る危機

剣丞視点


織田家内部を混乱させるため茨城藤治として織田家に潜入した茨木童子


俺はその企みを阻止しようと茨木童子を攻めるが逆に茨木童子の策略に嵌まってしまい、みんなから白目で見られてしまい織田家を追放されてしまう。


このままでは織田家が大変なことになってしまう!?


そして現在俺は…


ガサッ!!


剣丞「捕まえたぜ晩飯ーっ!! 」


ガシィッ!!


ブヒヒィッ!?


山に籠り、猪等の野性動物を食うというサバイバル生活を送っていた。


剣丞「まさか現代では役に立ちそうになかった美以姉さんから教わった狩りがこの時代では役に立つだなんてな 」


状況が変わればそうなるだろうよ


剣丞「しかし茨木童子の策略を食い止めようと城近くの山に籠ってから早三日、特に異常は無さそうだな 」


まぁ城を攻めるのに数日かかるからだろう


剣丞「いっそのことこっそり久遠に直接… 」


とも思ったのだが


久遠『貴様は追放だ!! 』


ちくんっ!!


あの言葉がいまだに俺の心を傷つけていた。


剣丞「まさか久遠にまで信じてもらえないだなんてな 」


久遠だけは俺を信じてくれると思ってたのに


剣丞「ふ…ふんだ!もうこうなったら織田家なんて滅んでしまえ!俺よりも鬼を信じるあいつらが悪いんだ!ここで滅んでも自業自得だっての!! 」


俺はみんなが悪いとつい口から出てしまうが


ホロリっ!


口ではそう言いながらも涙がほろりと落ちるのだった。


剣丞「何で涙が流れるんだろう?きっと長い間おっぱい揉んでないからだろうな 」


とりあえずそういうことにしておこうと思ったその時


ドッシィーンッ!!


?「うわぁーっ!? 」


猪用に仕掛けた落とし穴に誰かが落ちたようだ。


剣丞「今のは人の声!?竹槍とかは仕掛けていないとはいえ大変だ!? 」


スッ!


慌てて俺が穴の中を見てみると


剣丞「あぁっ!? 」


バァンッ!!


穴の中には小さな女の子が倒れていたのだった。




久遠視点


久遠「はぁ… 」


剣丞が出ていってから三日


我はため息を吐いていた。


理由は我自身にもわかっている恐らく…


剣丞『わかったよ!そんなに言うならとっとと出ていってやるよ!! 』


剣丞に対してのことだろう


我自身、あの時はさすがに言い過ぎたのではないかと今更ながら反省している。


久遠「いいやっ!!あんな女たらしがいなくなって我はせいせいする! 」


だが素直になれない我はついそう言ってしまうのであった。


久遠「それに剣丞も剣丞らしくないではないか!藤治に嫉妬するだなんて! 」


スッ…


そう言いながら我は藤治の部屋の前に着くと


?「茨木童子様、いつまでこのような生活を過ごす気ですか 」


んっ?この声は


藤治の部屋の中から聞き覚えのある声が聞こえ、こっそり中を見てみると


バァンッ!!


久遠「あやつは!? 」


確か化神居士とかいう奴ではないか!?


何故奴が藤治の部屋に!?


我は部屋の様子を見てみると


更に驚くべきことに


茨木童子「まぁ慌てるな化神 」


部屋の中には鬼がいるではないか!?


茨木童子「織田家の奴らはすっかり私のことを信用している。このまま信用させ続けてから城を攻めた方がいい 」


化神居士「何故ですか? 」


茨木童子「信じていた者に裏切られる。それは信頼度が高ければ高いほど傷つきやすいものさ、しかし奴らも馬鹿なものだ 」


ぶわぁんっ!!


藤治「この藤治が茨木童子であることを知らないのだからね 」


何だと!?剣丞が言っていたのは本当のことなのか!?


ジャキンッ!!


茨木童子「馬鹿な奴ほど策に嵌まりやすい。奴らにはかなりのショックを受けてもらうよ 」


これは不味い!?


この事を今すぐ皆に伝えなければ!?


そろっ…


我はこっそり部屋の前から去ろうとするが


化神居士「むっ!そこにいるのは誰だ!! 」


シュッ!


久遠「うわっ!? 」


いきなり手裏剣が繰り出され、我はつい声を出してしまった。


茨木童子「どうやらネズミが一匹話を聞いていたみたいだね 」


久遠「しまった!? 」


これは剣丞を追放した我に対する神が与えた罰であろう。


我の身に危機が迫っていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ