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御前試合・VS和奏、雛

剣丞視点・鍛練場


突然戦国時代の外史に飛ばされた俺、新田剣丞


そこで俺は織田久遠信長さんに出会い、いきなり婿になれと言われてしまう。


だが織田家の皆さんが許可せず、俺は織田家の皆さんと戦うことになった。


剣丞「フンッ! 」


ブォンッ!!


渡された刀で素振りをする俺


真剣で勝負だなんて久し振りだな


剣丞「さて、一番手は誰ですか? 」


俺は並んで座る織田家の皆さんに声をかけると


壬月「よしっ!ここは私が… 」


勝家さんが一番手をやろうとするが


?「ハイハーイ!一番手はこの織田家特攻部隊・黒母衣(くろほろ)衆の隊長である佐々和奏(わかな)成政がいきます! 」


ずいっ!!


勝家さんを遮り、髪の赤い女の子が出てきた。


壬月「おい和奏…! 」


麦穂「まぁまぁ壬月様、別にいいではありませんか。壬月様が向かえばすぐに終わってしまいそうですし 」


壬月「それもそうだな 」


荒れようとする勝家さんを止める長秀さん


っていうか、すぐに終わりそうって…


麦穂「それでは双方とも準備はよろしいですね 」


和奏「いつでもいいです 」


剣丞「こちらもOKです 」


麦穂「(おけ)?まぁとにかく、始め! 」


互いの準備が終わり、試合が始まった。


和奏「うりゃりゃーっ!! 」


ブォンッ!!ブォンッ!!


試合開始早々、槍を振りまくる成政さん


普通ならば耐えきれないほどだが


剣丞「ほっ!ほっ! 」


キンキンッ!!


姉さん達と鍛練していたおかげで、俺は成政さんの攻撃を防げるのさ


久遠「さすがだな剣丞 」


壬月「フンッ!少しはやるではないか 」


どうやら少しは評価が上がったかな


和奏「なかなかやるね、だったら奥の手を使わせてもらうよ! 」


スッ!


そう言うと槍を構える成政さん


このまま一気に攻めてやるぜ!


と、思う俺だが


俺の頭の中に姉さんの言葉が思い出された。


十年前・北郷家


真桜「今日はウチが剣丞の相手をしたる。隊長の甥っ子かて手加減せんから覚悟しいや 」


幼い剣丞「うん!真桜姉ちゃん! 」


そして真桜姉さんとの鍛練が始まったんだ。


真桜「うわぁっ!? 」


真桜姉さんが隙を見せると


幼い剣丞「もらったぁーっ!! 」


バッ!


幼い俺はすぐに向かっていったが


真桜「甘い!! 」


スッ!


真桜姉さんは得物のドリルを俺に向けると


カチッ!


ビュンッ!!


ボッカァーンッ!!☆ミ


幼い剣丞「がはっ!? 」


バタンッ!!


真桜姉さんがスイッチを押した瞬間、ドリルからパンチが繰り出され、まともに食らった俺は倒れてしまった。


真桜「ようわかったやろ剣丞、初めて戦う相手は何するかわからへんから隙を見せたところで一気に攻めたら危ないで! 」


幼い剣丞「はぁい 」


この時、俺は少しだけ油断しないことを覚えたんだ。


そうだ。あの時の真桜姉さんの言葉の通り、相手が隙を見せたところで油断してはいけない!


だったら攻めるフリをしてやる!


バッ!


俺は成政さんを攻めるフリをして突っ込んだ。


するとその直後


和奏「かかったね! 」


スッ!


成政さんは俺に槍を向けると


和奏「ハァッ!! 」


ドキュンッ!!


何と!?槍から鉄砲玉が繰り出された。


だが事前に何かが繰り出されると察知していた俺は


サッ!


間一髪で鉄砲玉を避けると


スッ!


和奏「ひっ!? 」


成政さんの首に刀を近づけた。


その瞬間


麦穂「一本!それまで! 」


審判をしていた長秀さんから俺の勝利を告げられたのだった。


久遠「見たか勝家!剣丞が勝ったぞ! 」


壬月「フンッ!まぐれでしょうよ。それにまだ四戦も残っている。いずれ奴は倒れますよ 」


確かにまだまだ初戦なんだ。勝ったところで喜んでられないな


それにしても…


剣丞「いくらなんでも鉄砲は反則でしょ!? 」


それが試合後に俺が出した最初の言葉だった。


和奏「まさかボクの秘策の鉄砲槍が通じなかっただなんて!? 」


?「まぁ油断した和奏ちんの負けってことだよ。(ひな)が和奏ちんの分まで戦ってきてあげるからさ 」


和奏「雛! 」


スッ!


次の俺の相手は服の所々に猫の意匠がある眠そうな表情をしている女の子だ。


一体誰だろう?


雛「雛は滝川雛一益(かずます)だよ。よろしくね 」


滝川一益、歴史じゃ確か甲賀出身の忍者だったな


麦穂「それでは始め! 」


審判である長秀さんが試合開始を宣言すると


雛「悪いけど、雛は和奏ちんのように油断しないよ。最初から手加減無しでいくからね 」


スッ!


一益ちゃんは構えると


雛「お家流・蒼燕瞬歩! 」


お家流?なんじゃそりゃ?


俺が?を浮かべていると


シュバッ!!


一益ちゃんの姿が消えた!?


いや、消えたんじゃない。素早く動いてるんだ。


雛「これは滝川家お家流、頑張って足を早く動かせば、早く動くことが出来るの術! 」


シュババッ!!


素早い動きで俺を翻弄さそようってんだな


だが残念ながら今の俺では一益ちゃんの早さに目がついていかない


そういえばこういう時の対処法を姉さんに教えてもらってたっけ


十年前・北郷家


幼い剣丞「ここだっ! 」


すかっ!!


思春「外れだ。剣丞、貴様は目で追ってるから動きをとらえられないんだ。目で見るのではなく、気で探れ! 」


と、思春姉さんから教わった。


そうだ。目で見るから動きをとらえられないんだ。


スッ!


俺は目を閉じて精神を集中させると


シュシュッ…


一益ちゃんを流している気を察知し


そして!


シュバッ!!


雛「なっ!? 」


一益ちゃんの首に刀を近づけたのだった。


その瞬間!


麦穂「一本!それまで! 」


俺の勝利が決まったのだった。


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