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拠点・織田軍の日常その弐

夏なので季節ネタとなります

『新田剣丞の野望!』


剣丞視点


それはまだ、俺達が堺に向かう数日前のこと


カァッ!!


この日、強烈な猛暑が襲いかかってきた。


暑い!?戦国時代でも現代と変わらずに暑い!?


いや、クーラーや扇風機すらないこの時代の方が暑いだろうよ


だが、そんな暑い時でも楽しみがある。


それは…


剣丞「夏!輝く太陽!青い海!そして…、水着姿の美女!! 」


バァンッ!!


水着姿の美女、それだけで俺は夏が大好きだ


現代では暑い夏だというのに何故一刀伯父さんが興奮するのか幼い時の俺は気づけなかった。


だが後に俺は気づいた!


それは夏になり、海にいけば水着の女の子達に出会える!


水着姿の義姉さん達がそれを教えてくれた。


そして海ではしゃぐ水着姿の義姉さん達を見てだらしない顔をした一刀伯父さんは言ったよ


一刀「剣丞、夏は女の子と水着を作ってくれた神様に感謝しないとな!普段は暑いだけの嫌な時期だが、水着姿が見れるんだから喜ばないとな! 」


一刀伯父さんはそう誇らしくいった。


伯父さん、確かにその通りだよ!


ありがとう神様!


そして俺はこの世界でも水着美女が見たい!


剣丞「あぁ、俺の頭の中で水着姿の久遠達が海ではしゃいでいる姿が見えてくるぜ♪ 」


ポワァ〜っ!


転子「あははっ♪ 」


ひよ子「それっ♪ 」


ばしゃっ!


詩乃「きゃっ!?やりましたね! 」


呑気に水をかけあう剣丞隊


壬月「まぁたまには戦のない時もいいものだな 」


麦穂「そうですね 」


日光浴する壬月さんと麦穂さん


そして


久遠「ほら剣丞、我達も泳ごうではないか♪ 」


くいっ!


と言いながら俺の手を引く水着姿の久遠


剣丞「それ〜っ♪ 」


バシャァッ!!


久遠「ぷはっ!?やったな♪ 」


バシャァッ!!


呑気に水を掛け合っていると


ドドドォーッ!!


久遠「うわぁ〜っ!? 」


剣丞「久遠!? 」


久遠に津波が襲いかかった!


バシャァッ!!


久遠「ぶはぁっ!? 」


剣丞「大丈夫か久遠!? 」


久遠は何とか自力で津波から脱出したのだが


久遠「あぁ、大丈夫… 」


ガバッ…


と、久遠が立ち上がった瞬間!


ぷるんっ♪


剣丞「おほっ!! 」


久遠「んっ?うわぁーっ!? 」


津波で水着が脱がされ、そこにおっぱい丸出しになった久遠が現れた


やっぱ水着といえばポロリでしょ!


夏のサービスとして必ずあるシーンだぜ!


〜妄想終了〜


剣丞「ぐふふっ♪俺は必ず水着姿の久遠達とポロリを目撃してみせる!見ててくれよ一刀伯父さん! 」


ゴォッ!!


暑いのにやたらと気合いが入りまくる俺


だがこの時、俺は気づいていなかった。


水着姿とポロリを見る。


この計画は意外と難しいということを


まず始めに


久遠「海水浴?何だそれは? 」


剣丞「えっ?知らないの? 」


久遠達は海水浴というものを知らなかった。


当時、海は生活の場なため泳いで遊ぶということがないためである。


ちなみに海水浴が広まったのは幕末だそうだ。


ひよ子「それでお頭、かいすいよくってのは何なんですか? 」


壬月「儒子(こぞう)のことだからスケベなことだろう 」


うっ!?半分ほどバレてる!?


剣丞「や…やだなぁ壬月さん、海水浴はスケベなことなんかじゃないよ!?海水浴ってのは水着を着て海で遊ぶことさ!? 」


と、説明する俺だが


詩乃「あのぅ、水着とは何ですか? 」


剣丞「えっ!? 」


そう、海水浴を知らない時代に水着なんてあるわけがなかった。


ちなみにビキニの語源発生は1946年らしい


くぅっ!?海水浴がしたいのに肝心の水着が手に入らないだなんて!?


剣丞「じゃ…じゃあさ!水着を作ったら海で遊んでくれる? 」


ダメもとで聞いてみると


久遠「まぁ最近は大きな戦はないし、その海水浴というのはまだよくわからないがいいぞ剣丞 」


やった!


俺はみんなと海水浴する約束をしたのだった。


そうと決まれば早速水着を作らねば!


と、仕立て屋に向かったのだが


店主「水を弾く服?そんなの作れませんよ 」


くそっ!?この店もダメだったか


剣丞「考えてみれば同じく水を弾く合羽(カッパ)がないこの時代に水着なんて作れないか 」


この時代の合羽は簑と笠だもんな


このままでは水着が作れない!?


剣丞「一体どうすればいいんだ!? 」


俺が必死に考えていると


ピンッ☆


剣丞「そういえば! 」


俺は一刀伯父さんの出来事を思い出した。


この時代よりも文明が発達していない三国志の時代に飛ばされた一刀伯父さんも水着を作るのに悩んでいた。


そんなある日、龍の皮が水着を作るのに最適だと聞いた一刀伯父さんは同じ志を持つ六人の兵士達を引き連れて龍退治に向かい、見事龍を退治し、義姉さん達の水着姿を堪能した。


剣丞「一刀伯父さんにできて俺にできないことはない!よしっ! 」


そしてその日の夜


『龍退治に行ってくる』


という書き置きを残し、俺は龍を探しにいった。


だが数日経ってあることに気づいた。


それは…


剣丞「か…一刀伯父さんの三国志の世界の舞台は中国じゃんか!? 」


対して俺がいるのは戦国時代の日本


つまり…


剣丞「日本に龍なんているかーっ!! 」


バァンッ!!


煩悩に夢中だった俺は数日経ってようやくその事に気づいたのだった。


剣丞「あぁ、龍退治に出かけるなんて書き置きしなきゃよかったよ 」


ショックを受けた俺が戻ってみると


久遠「おぉ剣丞、帰ったか 」


バァンッ!!


そこには少し日焼けした久遠が待っていてくれた。


えっ?何で日焼けしてるの?


結菜「あまりに暑いからみんなで川に水遊びに出掛けたのよ 」


ひよ子「お頭がいなかったからみんなして全裸で泳いじゃいましたよ 」


ガァーンッ!!


な…何だって!?


バタンッ!!


剣丞「うぅっ!?水着は作れないし、海水浴はできないし、全裸祭りも拝めない。俺は何てついてないんだ!? 」


あまりの運のなさにショックを受けまくる俺であったが


久遠「そう落ち込むな剣丞、水着とやらができたら海水浴とやらに付き合ってやるからさ 」


よしっ!俺はいずれ龍を見つけて狩ってやるぜ!


期待していた読者さんはすいません

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