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第二戦!消えた剣丞達

剣丞視点


鬼軍VS日ノ本連合の戦い二日目


前日にて様々な事態が発生したため本日の陣形は


本陣…織田(久遠)軍、石山本願寺(頼廉)軍、伊達(日斗美)軍


A組…一葉軍、松平(葵)軍


B組…長尾(美空)軍、浅井(眞琴)軍


C組…武田(光璃)軍、毛利(三矢)軍


と俺を中心とした陣形となったのだが


しかし俺達が頼廉と組まされるだなんて…


前日にて陣形の話し合いの結果、俺が信用ならないということで頼廉が俺達と組むことになった。


しかし一応味方なため


剣丞「頼廉のおっさん、今日はよろしく頼むぜ 」


一応挨拶すると


頼廉「こちらこそよろしく頼み申す 」


意外と素直な返事を返してきた。


久遠「剣丞、ああ見えても奴も連合の一員。協力という言葉を学んだのだろう 」


そういえば協力について三矢さんからしっかり言われてたっけな


とにかくこれでもう安心!


と、この時の俺は安心しきっていたため少々油断していた。


まさか、この数分後にとんでもないことが起こるのを…


そして


ブオオォォーーッ!!


久遠「どうやら来たようだぞ 」


鬼軍発見を知らせる法螺貝の音が鳴り、二日目の戦いが開始された。


一葉「余は前回本陣にいたからな、昨日の分まで暴れてくれるわ!! 」


美空「鬼共、かかってらっしゃい!! 」


光璃「倒す 」


各陣がそれぞれ頑張るなか


一葉「鬼とはいえ大したことない実力だな、もっと強い奴よ出てこい!! 」


そんな一葉の元に


シュッ!


一葉「むっ! 」


茨木童子「そんなに相手が欲しいのなら私が相手をしてやろう 」


茨木童子が現れ


美由鬼「はぁい、美由鬼ちゃんで〜す♪ 」


美空「あんたは!! 」


美空の元には美由鬼が


鋼鉄鬼「ギシシッ!!今度こそ殺してやるぜ 」


光璃「それはこっちの台詞 」


光璃の元には鋼鉄鬼が現れた。


剣丞「くぅーっ!!みんなが戦ってるのに俺達はただ見てるだけだなんて!! 」


久遠「剣丞、気持ちはわかるが皆を信じるのだ。皆とて簡単に負けるほどの実力ではない 」


それはわかってるけどさ


すると


ひよ子「久遠様、本陣に鬼が進軍中とのことです 」


久遠「なぬっ 」


鬼軍が本陣に進軍中という報せが入ってきた。


まさか直接俺達を狙ってきたのか?


ギャシャシャーッ!!


その割には向かっている鬼は普通の奴ばかりだ


多分他の陣に主力を置いたため手駒がないのだろう


剣丞「まぁ、おもいっきり暴れてやるぜ! 」


スッ…


俺は鬼軍に向かっていこうとするが


頼廉「待たれよ新田殿! 」


頼廉に呼び止められてしまった。


剣丞「何だよおっさん!! 」


つまらない用事ならぶっ飛ばすぞ


頼廉「出陣前にこの珠を見てもらいたい 」


スッ!


頼廉は懐から紫色の水晶玉を取り出した


剣丞「この玉がどうしたってんだよ? 」


久遠「何をしておる剣丞! 」


久遠に怒られながらも俺が玉を見ていると


パアァッ!!


剣丞「えっ? 」


久遠「なっ!? 」


玉が勝手に輝き


エーリカ「剣丞様、久遠様!! 」


俺達に気づいたエーリカが近づいた瞬間


シュパッ!!


ひよ子「えっ!?お頭、久遠様、エーリカさん、何処に消えたんですか!? 」


俺達三人は関ヶ原から突然姿を消したのだった。






剣丞「う〜ん…。一体何が起きたんだ? 」


どれくらい時間が経ったかは知らないが俺が目を覚ますと


ブォンッ!


剣丞「ここ、何処だ? 」


そこは何もない空間であった。


すると


ふよんっ♪


剣丞「しかし回りもそうだけど妙な感触がする地面だな… 」


と、手に柔らかい感触を感じ、下を見てみると


エーリカ「う〜ん… 」


そこにはエーリカがおり


バァンッ!!


俺の手はエーリカの胸を触り、押し倒すような姿をしていた。


な…何でエーリカが!?


お…おっぱい柔けぇーっ!!


俺がついおっぱいの感触を楽しんでいると


ゴゴゴッ…!!


剣丞「はっ!? 」


後ろから物凄い殺気を感じ、恐る恐る振り向いてみると


久遠「け〜ん〜す〜け〜!! 」


剣丞「やっぱりな!? 」


俺の想像通り、そこには怒りまくる久遠がいた。


久遠「こんな時に何をしておるか戯け者ーっ!! 」


ドガバキンッ!!☆ミ


剣丞「ぎゃーっ!? 」


こんな時にボコらないで〜!?


しかし、ここは一体何処なんだよ!?


するとその時


頼廉「まんまと引っ掛かったな愚か者共 」


バァンッ!!


頼廉が現れた。


剣丞「頼廉、引っ掛かったってどういうことだ!! 」


頼廉「実は拙僧、鬼軍と結託しておったのだ 」


何だと


頼廉「貴様をここへ連れてくれば顕如様に会わせてやるという条件でな、そうであろう鬼よ 」


頼廉が後ろに向かって言うと


大六天魔王「あぁ、そうだとも 」


バァンッ!!


そこに鬼軍大将である大六天魔王が現れた。


剣丞「だ…大六天魔王!? 」


いきなり鬼軍の大将が現れるだなんて!?


頼廉「さぁ、余計な者までついてきているが約束通り新田剣丞を連れてきたのだから顕如様に会わせてくれ! 」


頼廉が大六天魔王に頼むと


大六天魔王「あぁ、会わせてやろうとも 」


チャキッ…


頼廉「へっ? 」


大六天魔王は刀を抜き


スパァンッ!!


大六天魔王「あの世でな! 」


頼廉の首をはねるのだった。


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