表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/150

天才軍師・竹中半兵衛

剣丞視点


鬼の襲来から数日が経ち、俺の怪我もすっかり治った頃のある日、俺達は久遠に呼び出された。


久遠「皆、揃っているか? 」


麦穂「家臣一同、皆揃っております 」


久遠「うむ、では話そう 」


そして久遠の口から話されたのは


久遠「実は稲葉山城の斉藤龍興(さいとう・たつおき)が家臣によって城を奪われたのだ 」


何だって!?あの斉藤龍興が!?


確か斉藤龍興って斉藤道三の孫にあたる人物だったよな


実は俺は休んでいたため参加していないが織田軍は一度斉藤龍興と戦っている。


その強さは織田軍を撤退させる程の実力だったはず


そいつの城を奪い取る奴って一体!?


久遠「放っていた間諜(かんちょう・スパイ)によると城を奪ったのは安藤守就と竹中重治(たけなか・しげはる)という軍師らしい 」


竹中重治?そんな奴いたっけと思う俺だが


麦穂「竹中ってあの竹中ですか!? 」


壬月「龍興も嫌な相手を敵に回したもんだな!? 」


竹中重治という名に俺以外のみんなが驚いていた。


剣丞「なぁ、竹中重治ってそんなにすごい奴なのか? 」


俺がひよ達に聞いてみると


転子「お頭、竹中重治を知らないんですか!? 」


ひよ子「竹中重治といえば竹中半兵衛で有名な天才軍師ですよ!? 」


竹中半兵衛?どこかで聞いたような…


剣丞「えぇっ!?竹中重治って、あの竹中半兵衛なの!? 」


俺はようやく竹中重治という人物が何者なのか気づいた。


竹中重治。通称・竹中半兵衛、戦国時代の天才軍師でその頭脳は三国志の天才軍師・諸葛亮孔明に匹敵する程の実力者であり、『今孔明』『臥龍』と称されている。


その孔明である朱里姉さんは普段はわわ軍師と呼ばれているが天才的頭脳だ。


この世界の竹中半兵衛だってかなりの実力者に違いない。


久遠「その竹中重治はわずか16人で城を占拠したらしい 」


剣丞「16人!? 」


サッカーの1チームくらいの人数じゃないか!?そんな数でよく城が奪えたものだ。


久遠「我が織田軍が龍興に苦戦していたのも天才軍師である竹中重治が側にいたかららしい 」


そりゃ負けて納得だな


久遠「だがその後、幾度なく間諜を送り込んでも詳しい様子がわからなくてな 」


頭を悩ませる久遠


確かに稲葉山城の様子がわからなければ攻めるときに不利だな


こうなったら…


剣丞「わかった。稲葉山城の内部調査は俺に任せてくれ! 」


バッ!


俺は自ら名乗り出た。


久遠「剣丞!?しかし… 」


俺を出撃させることを渋る久遠だが


麦穂「久遠様、構わないではございませんか。いざという時のため私や壬月様も稲葉山城周辺にいますし 」


俺をフォローしてくれる麦穂さん


ありがとうございます!


壬月「まぁ儒子(こぞう)も隊を持って間もないからな、実戦経験を積むためにもいいのではないかと 」


あの壬月さんまで俺をフォローしてくれるだなんて!


ありがとうございます!


久遠「うむ…、わかった!剣丞、頼むぞ! 」


剣丞「任しとけ! 」


二人に説得され、俺はようやく出撃を許可された。


久遠「ただし、死ぬんじゃないぞ! 」


俺を心配してくれる久遠


だから行かせたくなかったのかもな


だがこの時、俺は気づいていなかった。


?「わふっ♪ 」


ひそかに笑っていた人がいたことを


それから数日が経ち


バァンッ!!


俺達は稲葉山城の前にたどり着いた。


剣丞「あれが稲葉山城か!? 」


ひよ子「大きな城ですね!? 」


転子「あの斉藤道三が守っていた城ですしね 」


外から見ただけで城に関しては素人の俺でもなかなか攻略しづらい城だということがわかった。


さてさて、ようやく城に乗り込むわけなのだが


剣丞「その前にこれからちょっと点呼をとる!番号1!! 」


ひよ子「2!! 」


転子「3!! 」


現在剣丞隊は三人しかいないため3で終わるはずなのだが


犬子「4!! 」


バァンッ!!


何故か4まで続いてしまった。


剣丞「犬子(わんこ)!?何故ここにいるんだ!? 」


確か犬子は城に残ったはずだが!?


犬子「いや〜、城に残ってても暇な感じだから剣丞様についていった方が面白いかなって♪ 」


面白いって!?


剣丞「困ったな!?今更帰らせるわけにもいかないし!? 」


転子「連れていくしかなさそうですね 」


仕方がない、ころの言うように連れていくしかなさそうだな


ひよ子「よかったね♪ 」


犬子「わふっ♪ 」


その後、俺達は二手に分かれ、稲葉山城を探るのだが


剣丞「とりあえず俺達は裏手に回るぞ! 」


ひよ子「わかりました! 」


俺とひよは城の裏手に回ることにした。


するとその時


?「いたっ!? 」


剣丞「んっ? 」


ひよ子「お頭、いま誰かの声が聞こえましたよね 」


ひよにも聞こえたということは俺の空耳じゃないわけだな


俺達が声のする方に向かうと


?「いたたっ!? 」


バンッ!!


一人の女の子が足を押さえていた。


剣丞「どうかしましたか? 」


俺達が女の子に駆け寄ると


?「いえ、少々足を腫らしただけです。しばらくすれば治ります 」


だがその言葉を聞いた俺は


びりっ!! バシャッ!!


手拭いを破いて水をかけると


剣丞「これで少しはマシになるよ 」


ぎゅっ!!


女の子の足に濡れた手拭いを巻いてあげた。


?「あ…ありがとうございます/// 」


剣丞「いえいえ 」


俺が少々照れていると


ひよ子「むーっ!!お頭!さっさと行きますよ! 」


ぐいっ!!


剣丞「おいおい!?そんなに引っ張るなって!? 」


ひよに腕を引っ張られてしまった。


ひよの奴、何をそんなに怒ってるんだ?


?「ではまた 」


スッ…


そして女の子は俺達の前から去ろうとするが


剣丞「あっ!そうだ。もし竹中半兵衛って人に会ったら伝えてくれ!『いずれ攫い(さらい)にいく』とね 」


?「は…はぁ 」


サッ!


俺が女の子に伝えると女の子はそのまま去っていった。


ひよ子「お頭、何を言ってるんですか?あんな子が竹中半兵衛に出会うわけないじゃないですか 」


ひよはそう言うが俺は確信したぜ!


ごめんね朱里姉さん


本孔明より今孔明である竹中半兵衛の方が


おっぱい大きかったよ


と、俺が心の中で思うと


遠いどこかにて


朱里「おっぱいなんて軍師には関係ありません!剣丞様のち〇こもげろ!! 」


雛里「朱里ちゃん!? 」


叫ぶ朱里姉さんと驚く雛里姉さんがいたという


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ