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化身居士出現、新田剣丞最大の危機!?

久遠視点


鬼軍と我ら日ノ本連合の決戦である関ヶ原の戦いが始まり、剣丞が敵の朱天童子を撃破するも、不意をつかれ、朱天童子の中に隠れていた美由鬼と魂合共鳴してしまう


魂合共鳴・美由鬼魂となった剣丞は我らに襲いかかるも封印されていた剣丞の意識が蘇り、気を流しまくることで剣丞は無理矢理魂合共鳴を解除することに成功した。


だが疲労困憊の剣丞に美由鬼が襲いかかろうとするも、そんな我らの前に


久遠「美空!光璃! 」


美空と光璃が現れたのだった。


久遠「来てくれたか二人共! 」


我が言うと


美空「さっきからあんた達の陣地が騒がしかったからね 」


光璃「自分のところは他の人に任せてきた 」


自分の陣地を捨てて我のところへ来るとは


なんて総大将思いな奴らだ


と我は思っていたのだが


美空「(剣丞の危機を救えば好感度上昇よ) 」


光璃「(剣丞助けて結婚する!) 」


我を思っての行動ではないことに我は気づけなかった。


すると


美由鬼「ちょっとちょっと〜!?2VS1だなんて美由鬼ちゃん超ヤバイしー!?こうなったら一人でも殺してやるしかないじゃない!! 」


捨て身の覚悟で我らに向かおうとする美由鬼であったが


そんな美由鬼の前に


シュッ!


化身居士「待て美由鬼 」


化身居士が現れた。


美由鬼「何の用よ化身? 」


化身居士「大六天魔王様の命です。五鬼は下がるようにと 」


美由鬼「大六天魔王様からの命令じゃ仕方ないなぁ、美由鬼ちゃんは帰るのだ! 」


シュッ!


そう言うと美由鬼は去っていった。


化身居士「さて、貴様らの相手は私がしてやろう 」


スッ!


我らを前にして戦おうとする化身居士


美空「フンッ!あたし達を前に丸腰だなんて随分余裕じゃない 」


光璃「その余裕が命取りになる 」


スッ!


美空達が化身居士に対して構えると


化身居士「貴様らこの世界の奴ら相手に得物がいらぬだけだ。それに得物が無くとも… 」


シュッ!


美空「えっ!? 」


光璃「消えた!? 」


化身居士が我らの前から姿を消した瞬間


ビシッ!!


ビシィッ!!


がくんっ!!


久遠「なっ!? 」


急に美空と光璃が倒れると同時に


化身居士「貴様ら程度、体術だけで十分だ 」


化身居士が現れたのだった。


久遠「な…何なのだあいつ!? 」


あの二人がこうも簡単に倒されるだなんて!?


我が驚くと


化身居士「さて、次は新田剣丞、貴様の番だ! 」


シュバッ!!


化身居士が気を出しすぎて動けない剣丞目掛けて向かってきた。


久遠「そ…そうはさせるか! 」


我は剣丞を守ろうと構えるが


ドゴォッ!!


化身居士「邪魔だ 」


久遠「がっ!? 」


ばたんっ!!


腹に化身居士の蹴りを食らい、そのまま我は倒れるのだった。




剣丞視点


剣丞「久遠!? 」


くそっ!!美空、光璃に続いて久遠まで倒されるだなんて!?


戦いたいけど気を出しすぎて動けねぇよ!!


化身居士「これで邪魔者はいなくなった。新田剣丞、貴様への恨みをはらさせてもらうとしよう 」


こいつ、前から思っていたが


剣丞「お前、前から思っていたが何故俺を恨む?自慢じゃないが俺は人に恨まれたことなんてないぜ! 」


それに今までお前とは会ったことがないしな


俺が化身居士にそう言うと


化身居士「実を言うと私も貴様とはこの世界で初対面だ 」


は?


なのに何故俺が知らない奴に恨まれなきゃならないの?


化身居士「だが貴様の一族が原因で私の父は職務を解かれ落ちぶれていった 」


俺の一族!?


化身居士「貴様が私に恨まれるのは十分な理由だ 」


ドゴォッ!!


剣丞「ぐふっ!? 」


化身居士は俺の腹に蹴りを食らわせやがった。


化身居士「安心しろ。貴様を殺した後に他のもの達を殺してやる。あの世へは団体で行け!皆を救えなかった己の弱さを呪え!! 」


剣丞「そ…そうはさせるかよ!! 」


みんなを殺されてたまるか!!


ゴォッ…


この時、俺の中にかすかであるが新たな力が目覚めようとしていたのだった。


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