再戦、朱天童子!
剣丞視点
ついに日ノ本連合VS鬼軍との最終決戦である関ヶ原の戦いが開始され
鬼軍の中に人間も混じっていることに戸惑って苦戦するなか、日斗美の御家流により俺達は何とか苦戦を脱したのだが
朱天童子「久し振りだな新田剣丞 」
剣丞「お…お前は!? 」
俺達の前に以前戦った鬼軍五鬼の一角・朱天童子が現れたのだった。
朱天童子「他の五鬼には悪いが俺って運がいいな、割り振られた攻め場所にテメェがいるなんてよ 」
割り振られた攻め場所だと!?
じゃあ他の場所にも五鬼が攻めてるわけか!?
一方その頃
美空「だ…誰よあんた!? 」
茨木童子「ちっ!ここに新田剣丞はいなかったか、だが代わりに貴様らを殺してやるとしよう! 」
美空・三矢のいる地点には茨木童子が
光璃「お前は! 」
頼廉「確か鬼の一角の! 」
鋼鉄鬼「テメェら、久し振りだなぁ!! 」
光璃・頼廉のいる地点には鋼鉄鬼がいた。
ちっ!いくらみんなが強いからといっても五鬼が相手じゃ相手が悪すぎる!
朱天童子「新田剣丞、テメェに切り落とされた腕は再生したがテメェを思い出す度に腕がうずくんだよ!だからテメェを殺してうずきを止めさせてもらうぜ! 」
そう言いながら朱天童子が向かってくるが
剣丞「へっ!テメェなんか相手じゃないぜ! 」
スッ!
俺は刀を構えると
剣丞「再生怪人は弱いってな! 」
ブォンッ!!
俺は以前切り落とした朱天童子の腕目掛けて刀を振るった。
だが
ガキィンッ!!
剣丞「なっ!? 」
何と!?刀が弾かれてしまった。
朱天童子「ケッ!俺はパワーアップしてるんだ。前と同じだとなめてかかったら痛い目を見るぜ! 」
た…確かに前にこいつと戦ってから50話以上も経過している。
その間にこいつが何もしないわけがなかったか
油断した俺の敗けだ
朱天童子「お前、前より弱くなってないか?いや、俺がお前より強くなってるようだな 」
なにくそっ!!
剣丞「なめやがって!! 」
こうなったら疲労してしまうから使うまいと思っていた魂合共鳴を…
と俺が思ったその時
ぐびっぐびびっ!!
朱天童子が腰にある瓢箪から何かを飲むと
朱天童子「げっふぅーっ!! 」
ぼわぁっ!!
ゲップを俺目掛けて繰り出した。
剣丞「こ…これは酒気か!? 」
昔、祭義姉さんや雪蓮義姉さん達からよく臭わされていたので未成年である俺は酒の臭いを記憶していた。
朱天童子「知ってるか新田剣丞?これは化身の奴から学んだことなんだが 」
すると
朱天童子「酒は燃えるんだってな!!鬼火火炎!! 」
ボオオォォーッ!!
朱天童子は口から炎を噴き出し
剣丞「ぎゃあぁーっ!? 」
酒気をくらった俺は燃えまくるのだった。