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日ノ本連合集結!

作中にて久々に登場、又は行方知れずだったキャラが登場します

剣丞視点・日ノ本連合本部


大六天魔王からのメッセージにより人間VS鬼軍の大戦が宣言され、メッセージを目撃した武将達が次々と戦いの舞台である関ヶ原へと集結していき、そこには久し振りに会った久遠と美空もいた。


そして開戦を三日前に控えたある日


バァーンッ!!


日ノ本連合の全軍が勢揃いした。


宗久「え〜、ではこれより勢揃いした日ノ本連合について色々決めましょか、ちなみに司会はウチ、日ノ本連合支援会会長である今井宗久が務めさせてもらいます 」


この軍の中で唯一非戦闘軍の宗久が司会をすると


宗久「それではまず簡単な自己紹介から始めましょか 」


まずは自己紹介を始めることとなり


久遠「では我から始めさせてもらう。尾張の当主・織田久遠信長だ。そして天の御遣いである新田剣丞の正妻である 」


久遠が『新田剣丞の正妻』という部分を力んで言うと


バチチッ!!


いくつかの火花が発生した。


そして


美空「越後の当主・長尾美空景虎よ。そして天の御遣いである新田剣丞と最初に接吻(キス)した女よ 」


今度は美空が『新田剣丞と最初に接吻した女』という部分を力んで言うと


バチチッ!!


またもや火花が発生した。


そして更に


光璃「甲斐の当主・武田光璃晴信。そして天の御遣いである新田剣丞から一番愛されている女 」


今度は光璃が『新田剣丞から一番愛されている女』の部分を力んで言った直後


久遠「貴様ら!さっきから黙って聞いていれば剣丞と最初に接吻しただの、一番愛されているだの好き勝手言いおって!! 」


美空「あんただって何が正妻よ!! 」


光璃「剣丞は光璃のもの 」


またもや俺を巡って久遠、美空、光璃が争いを始めてしまうのだが


一葉「お主らやめんか!! 」


何と!?争いを止めたのは一葉であった。


一葉「大事な戦いを前にしてここで争ってどうする!! 」


久遠・美空・光璃『うっ!? 』


さすがは元将軍


と感心する俺であったが


一葉「では次は余がいこう。余は前将軍の足利一葉義輝、今は織田のもとで厄介になっておるが今回は一軍として参加させてもらう。そして主様こと、新田剣丞の最愛の妻じゃ! 」


更なる争いを招いてしまった。


久遠「貴様、どさくさに紛れて最愛の妻だと!! 」


一葉「余は将軍じゃぞ! 」


美空「んなこと関係ないわよ!! 」


光璃「職権乱用! 」


またもや争いが発生してしまった。


このままではらちがあかないため


とりあえず四人は無視するとして


葵「三河(愛知県東半部)の当主・松平葵元康と申します。織田と同盟を結んでいます 」


眞琴「元越前当主・浅井眞琴長政。今はお義姉様のもとで厄介になっているがボクも一軍として参加させてもらいます 」


葵さん久し振りだな


眞琴は俺が知らない間に生きて久遠のもとで厄介になってたの!?


作者が説明してくれなかったから知らなかったぜ!?


だが、更に驚いた人物が軍にいた。


頼廉「石山本願寺二代目当主・下間頼廉と申す。愛しき顕如様の仇は必ず討つ! 」


頼廉のおっさん、燃えてるな


日斗美「やはり笹カマはうまいのぅ♪ 」


九朗「姫に代わって側近の片倉九朗小十郎が自己紹介させていただきます。姫は仙台(宮城県)の当主であり、名は伊達日斗美政宗様です 」


やっぱり何だかこの二人、美羽義姉さんと七乃義姉さんの関係にそっくりだな


三矢「儂は安芸(広島県)の当主・毛利三矢元就と申す。儂は別にこちらへ出向くつもりはなかったが鬼が我が領土を攻めるとならば容赦はせぬ 」


これで日ノ本連合の大将が全員揃い、兵の総数は一千万を越えていた。


だが


久遠「剣丞は我のものだ! 」


美空「最初に新田剣丞と出会ったからって調子に乗るんじゃないわよ!! 」


光璃「剣丞は渡さない! 」


一葉「将軍である余の話を聞け!! 」


葵「み…皆さん落ち着いてください!? 」


眞琴「戦い前からすごい状況ですね!? 」


頼廉「顕如様、あなたの仇は我が必ず討ちます!ですから極楽浄土で勝利を見守ってください! 」


日斗美「笹カマをもっとおくれなのじゃ 」


三矢「戦いの前に酒でも飲むか 」


ぜ…全然チームワークが悪すぎる!?


史実の関ヶ原の戦いにおいて、全ては小早川秀秋の裏切りが切っ掛けとなって東軍(家康軍)が西軍(三成軍)に勝利したと言われているが


他の点としては西軍の各武将達が大将である石田三成の指示を聞かずに好き勝手に行動したのも敗因とされている。


この日ノ本連合もいずれそうなるのかもしれない


俺は不安に感じるのだった。


すると


スッ!


万里「…お茶、飲む 」


剣丞「あ…ありがとうございます 」


俺は茶人である千万里利休(せんの・まんり・りきゅう)ちゃんからお茶をもらって少しは落ち着くのだった。


まぁ今さら慌てたって仕方がないし


頑張るとするか!


一方その頃




語り手視点・鬼軍陣地


ずらりっ!!


世の中には鬼軍の方に参戦する人間もいる


そしてその多くが山賊や盗賊であった。


だが例外として


高盛「しかしまぁ、こっちにつけば勝利は確実だと思ってたけど万が一負けたら裏切者扱いだよね!?あんたもそう思わない? 」


武将ではいまだに迷う小早川高盛秀秋の他に


不動「高盛殿よ、戦いは弱気になったものから負けるもの、一度つくと決めた以上、頑張るしかあるまい 」


白い覆面で顔を隠した武将・大谷不動吉継(おおたに・ふどう・よしつぐ)がいたのだった。


オリキャラ紹介


千万里利休(せんの・まんり・りきゅう)


茶人。戦闘力はないが何故か日ノ本連合にいる。宗久によって呼び出されたお茶係

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