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第8話 History feat.Dream

【野川 紅哉】【小谷 一花】それぞれの“夢の形”を見た悠太。

そうして一花から問われる悠太の“夢の形”。

『俺の将来の夢は【美容師】になって日本一になることだよ』

そうして語られる悠太の“夢の形”。それを聞いた一花はーー。

そして、目覚める悠太の力。それは災いか、救いか。


【愛ね、暗いね、君の隣】

第8話 History feat.Dream

『俺の将来の夢は【美容師】になって“日本一”になる事だよ』

前に、誰かがこんな事を言っていたのを思い出した。

「夢を語る人間は夢を叶える。」

それは、悠太が【美容師】を目指す

きっかけを作った人の言葉だった。


そうして、悠太は過去を思い出す。


ーー高校2年生、夏。ーー


あれは、8月の終わり。

まだまだ秋なんてものは感じない。暑い夏の日だった。

普段なら北海道に帰省するはずの悠太は

その年はたまたま従兄弟家族の住む大阪に帰省していた。

そして、その時、初めて《美容室》に行くことになる。

どうせ行くなら、と悠太は日本一の実績を持つ。

《NEXT ORDER》を訪れていた。


(やばいやばいやばい。やばい!!なんだここ。この雰囲気!

《美容室》ってこんなに緊張するのか?日本一だからか!?)

悠太は1人、待合の席で緊張と動悸が収まらなかった。


「初めまして、ご来店ありがとうございます。

本日ご希望のスタイリスト宝条 唯人(ほうじょう ゆいと)

メインアシスタントをしています、吉山(よしやま)と言います。

本日はよろしくお願いします。」

圧倒的顔面偏差値。そして、圧倒的爽やかさ。

《爽やかイケメン》とはこの事か。と

正しく、言葉を具現化したような人がそこにはいた。


「は、は、はい!よろしくお願いします!!」

どう考えてもその場違いな大きな返事に吉山は笑っていた。その後、シャンプーへと案内される悠太だった。


「それでは頭の方流して行きますね。よろしくお願いします」

どこまでも、丁寧かつ、心を込めて。

お客様一人一人に対し、真摯に向き合うその姿は

悠太の目と心に刻まれた。


「あ、はい。よろしくお願いします。」

(す、すげぇ。これが、これが【美容師】か!)

悠太はシャンプーをされている間

心地よく眠たくなっていた。


「お痒い所はございませんか??」

飯野は丁寧に悠太の頭を洗っている。

もちろん、痒いとこなどなく、ただ、心地いいだけだった。


「は、はい。大丈夫です。」

いつまでも緊張が解けない悠太はどうしても言葉が詰まる。

そんな悠太を見て、飯野は話題のアニメや他愛ない雑談を

しつつ、悠太のシャンプーを終えた。


「続いてカットになりますので、お席ご案内しますね。」

そう言って飯野はシャンプー台を起こし

悠太を席へと案内した。


「お疲れ様でした。」


「「「お疲れ様でした!」」」

圧倒的一体感。飯野が悠太のシャンプーを終え

お疲れ様でした。と一言言うと周りのスタッフ全員からも

お疲れ様でしたと言われ、悠太は唖然とした。

(ま、ま、まじか。何だこの一体感。

美容師全員が1つの大きな木みたいだ。)


「お席の方、こちらになります。おかけください。」

飯野は、席を回転させ、座りやすいように

悠太の方へ席を向けた。


「あ、ありがとうございます。」

そう言って悠太は席へと座った。


「こちら、お茶の方になります。

担当のスタイリストをお呼びするので少々お待ちください」

飯野はお茶を差し出し、スタイリストを呼びに言った。


(え、《美容室》ってお茶出てくんの。すご。)

それまで悠太は、俗に言う“1000円カット”しか

行っていなかった為、VIP待遇のような状況に困惑していた。

困惑していた悠太の鏡越しに“その人”はやってきた。


「今日はご来店ありがとうございます。本日、神崎様を

担当させていただきます。宝条 唯人 と申します。

本日はよろしくお願いします。今日はどんな感じにしますか」

そう言いながら現れた“その人”は悠太の憧れの人になる。

少女漫画なら、ここでトクン…//と書いてあるだろう。

悠太は“その人”の爽やかな接客態度に胸を打たれた。


(イ、イ、イ、イ。イケメン!!!!)

その瞬間の悠太はさながら、恋する乙女のようになっていた。

「き、き、きょうは、なんか、かっこよくしてもらいたくて」

どう考えても緊張で溢れた言葉に宝条は笑っていた。

しかしそれは、決して、バカにするような笑いではなく。

とても爽やかな笑顔だった。


「かしこまりました。神崎様史上1番かっこよくなるよう

こちらも全力で施術させていただきます!」

なんの迷いも、淀みもなく。それでいて、力強く。

日本一というブランド。その看板。

そのプレッシャーに負けることなく。

宝条 唯人は自信満々で悠太にそう告げた。

その姿は悠太にとって衝撃そのものだった。


(すごい。なんの迷いも淀みも。プレッシャーも感じさせない。

まるでそれが当たり前かのように。これが日本一の《美容室》

これが《NEXT ORDER》。【美容師】ってすごいな。)

その時はただ、圧倒されていただけだった。

その日はカットとダブルカラーという施術だったので。

気がつけばカットが終わっていて。

悠太はカラー剤を塗布されていた。


(あっという間だぁ。すげぇ。これからどーなるんだろ。)

施術は進んでいたが未だに自分の変化の全貌は見えていない

そうして全ての施術を終えた。施術時間は計3時間。

時間だけ聞けばとても長い時間ではあるが、悠太にとって

《NEXT ORDER》にいる時間は一瞬に等しかった。


カラーを終え、最後のスタイリングまで終えた。

そして、初めて、鏡越しに“現れた姿”に驚愕した。


暗めのレッドブラウン。

無造作に束が出されているがまとまっている髪の毛。

その全てが自分自身を“自分と認識させなかった”

(誰だ…これ……。)

鏡に写し出されたのは全く新しい【神崎 悠太】だった。


「悠太くん、どう??」

会話を重ねていくうちに宝条と悠太は打ち解けていた。


「なんていうか、はい、やばいです。」

今の悠太は完全に語彙力が欠如していた。

それを見て宝条は笑っていた。

まるで、自分が新たに生まれ変わったような感覚。

そんな感覚に悠太は襲われていた。


「喜んでもらえたみたいでよかった」

宝条は終始爽やかな笑顔だった。

髪の毛ひとつで人の印象は変わる。

人が初対面で目に入るのは顔。

髪の毛はその印象の8割を占めるという。

そして、初対面の印象は約半年間変わらないと言われている。


「これ、僕なんですよね…??なんか、信じられない…。」

悠太は鏡の中の自分を見つめていた。

そして、この時初めて悠太に核心的な夢が芽生えた。


(俺、美容師になろう。)

これは、悠太が夢に出会った時の話だ。

人は誰しも、夢を持っている。

その夢の蕾はいつ花開くのか誰にも分からない。

けれど、その蕾は確かに人の中に存在しているのだ。

そんな蕾を悠太はその日、“憧れ”を通して認識した。



ーー現代。一花との連絡中ーー

『っていう話があってさ、それで【美容師】目指そうって

思って、そこからどうせやるなら日本一だよな。って』

気がつけば悠太は自分の夢の歴史を一花に話していた。

一花はそれを時々、相槌を、しながら聞いてくれていた。


『頑張れることがあるのまじで尊敬する、いいね。』

『尊敬できる人がいいから。』

一花は悠太の夢の話をしっかりと聞いてくれていたようだ。

悠太の“夢の蕾を認識した”話は一花にも刺さったようだった。


『そんなことないよー笑』

素直に嬉しかった。自分の夢を否定されずに。

最近の悠太は美容関係のことが思ったように上手くいかず。

挫折しかけていた。それでも好きな人の言葉は何故か

不思議と信じられることが出来たのだ。


『そゆとこすき』

一花のその一言は悠太に雷を落とした。

(ん。?んん???“すき”??あ、もういいや、死のう。。)

その衝撃は《NEXT ORDER》で感じた衝撃よりも重く。

そして、その衝撃よりも煌びやかだった。


『あ、もう死んでいいや俺』

『ありがとうございました神様』

悠太は冗談にも聞こえるその言葉を、本心で言っていた。

それほどまでに一花の存在は今の悠太の全てだったのだ。


『笑笑笑』

『しぬな、日本一とるまでしぬな笑笑笑』

好きな人の言葉とは本当に不思議なものだ。

自分がどんなに不安でも。どんなに自信がなくなっていても。

“好きな人の言葉”だけは無条件に信じられる。

“その言葉”だけで何もかもが晴れ、頑張れるような気がする。

例え、それが、自分自身の期待であっても。

その言葉を伝えてくれたという“事実”が、何よりも暖かい。


『あ!の!ね!!

一花ちゃんにそんなこと言われたら!!

普通にね!!

リアルに3秒くらい心臓止まるから!!』

それもまた、事実だった。誰が見ても笑ってしまうような

ただ、携帯を眺めていただけなのに、突然の“その言葉”だけで

まるで心臓が止まるかのような衝撃に襲われているのだから。


『息して笑笑笑』

『深呼吸』

一花はその状況が想像できたのが悠太に深呼吸を促した。

しかし、悠太は言われる前から深呼吸をしていた。


『深呼吸してました。笑』

(言われる前からしてるっつーの!笑笑)


『想像出来る笑笑笑』


『やめて爆笑』


他愛ない会話の全てが幸せだった。

そして何より、夢を語った時。肯定したくれたこと。

それが何より、不安で自信をなくしていた悠太の心を

救い、勇気と希望を与えていた。


『家ついた!今から勉強する!』

一花が、家に到着した頃、時刻は既に午前5時を回っていた。


『今から?!?!明日学校大丈夫?!』

悠太は、ただ、ただ、心配していた。


『お昼からだから大丈夫〜、少しやったら寝るよ〜』

一花は何事もないかのようにそう言っていたが

悠太は心配に駆られていた。


『無理しないでね〜』

本当に無理をして欲しくなかった。

そして、悠太はまだ、一花と話していたかった。


『おやすみって言っとく!』

一花は言えないよりは言った方がいいと思ったのだろう。

しかし、悠太にとってそれは会話の終わりを告げるもので

それにすごく胸が痛み出した。


(まだ、話したいのにな。)

そう思った悠太はありのままの気持ちをそのまま送る。

『嫌だなぁーって言っとく』

しかし、その連絡に既読が付くことは無かった。


「既読、まだ付いてないな。もう寝たのかな。」

悠太が連絡を送ってから約10分が経過していた。

不安になるには早すぎる時間だが

好きな人との連絡というものはそういうものだった。


(わんちゃん…今なら…いける??)

悠太はおもむろに通話のボタンへ指を伸ばす。

「いや、ダメだ。ダメだ。急に電話とかキモすぎる。」

その欲望は1度。悠太の理性によって止められた。


(もしも、電話をかけたらどうなるのかな。)

そんな思惑を抱きながら自宅のトイレに向かおうとする最中

悠太は何かに滑って転んだ。

「う、うわぁ!!やばっ!!」

なにかに掴まろうとするも何も掴めず。

時間がスローモーションになる。

そして、床に頭を強く打ってしまった。


その時だった。なにかの映像が強く頭の中に流れ込んできた。


通話ボタンを押す悠太、そして、電話がつながり一花と

話しているかのような映像。その映像はとにかく鮮明で

何故かまるで体験したかのような感覚が体を襲った。


「な、なんだ。今の。つーか、いってぇ。」

頭を押えながら、悠太は今の光景を整理した。

先程、自分がやろうとした行為を実践した未来…?

はたまた、その先の行動を映し出した妄想…?

どれだけ考えても頭は回らなかった。


「まじで、なんなんだ。今の。まるで、さっきの光景は。

俺が一花ちゃんと通話したみたいな?ただの妄想?」

そんなことを思っているともう一度頭を強く打ったような

頭が割れるような。そんな衝撃に襲われる。


「い、いたい。なんだこれ。頭打った訳じゃないのに。」

そして、先程見た映像と全く同じものがもう一度

頭の中に流れ込んでくる。その状況はいくら考えても

理解出来なかった。けれど、1度理性で止めた行動の

引き金を引くには十分すぎる出来事だった。


「電話、かけてみるか。。」

そして、恐る恐る伸ばした指を通話ボタンへ重ねる。

1コール。2コール。3コール。コールだけが何度も流れる。

(繋がらないよな。そりゃ。)

そう思った時だった。


「もしもし?どしたの〜?」

携帯から“彼女”の声が聞こえてきた。


「え?繋がった…?繋がったぁ?!?!」

思わず口に出ていたそれを聞いた一花は笑っている。


「繋がったってなにー、かけたんだから繋がるでしょ」

笑いながらそう言う一花の声は悠太をさらに困惑させた。


「あ。いや、まぁ、そうなんだけど。なんて言うかその。」

まさか、繋がるとは思ってなかった。

まして、今のこの状況は。先程自分が見た映像が。


()()()()()()()()()()()()()()()()


(な、なんだ。これ。さっきの映像が…。まさかーー。)

考えるよりも先に一花が話し出した。


「って言うか、電話なんて初めてだね!どうしたの〜?」

悠太は思い返せば、一花と電話したことは無かった。

しかし、初めて繋がったとは思えなかった。

なぜなら、先程自分はこの光景を“見た”のだから。


「あ、ううん!なんでもない!ただ、話したくて」

咄嗟に、自分の経験を悟られないようにごまかしたが

それよりももっと攻めたことを言っていることに気づいた。

(って、何言ってんだ俺?!バカか!!)


「えぇ〜、なにそれ〜、嬉しい、ありがと!」

一花は笑いながらそう言った。

その携帯越しに伝わる一花の笑顔を悠太は鮮明に想像できた。


「ごめんごめん、既読つかなくなったから寝てるかなとも

思ったんだけど、電話かけてみたくなっちゃって。」

嘘偽りなく出てくる自分の言葉に、感情を、想いを、乗せる。


「そっかそっか、ごめん!寝る前にーと思って、

お風呂入ってたの!連絡来てたの気づかなかったや!」

(なんだ、お風呂入ってたのか。言ってくれればいいのに。)


「そっか、そっか!ごめんこっちこそ急に電話して。」


「ううん!あ、そういえばさっき連絡してる時に聞いた話!

悠太の夢、本当にすっごい、いいな。って思うよ!

だから、諦めないで頑張ってね!

いつか、一花の髪も切ってね〜!!」

自分の携帯から聞こえる一花の声。

その声に乗せられた夢を応援する気持ち。

そんなものを受け取って悠太は何故か涙が零れていた。


「うん。ありがとう。頑張るよ、任せて!」

涙を悟られないように。声を張った。

そして一花に任された約束を果たせるようにと

挫折しかけていた心を立て直す。


「電話かけてくれてありがとね!寝る準備するし、またね!」

一花が電話を切ろうとしていた。

普段なら物足りないと感じるであろう悠太だったが

今はそれくらいがちょうど良かった。

なぜなら、涙を悟られたくなかったから。


「うん!こちらこそ、急にかけたのに電話でてくれて

ありがとうね!!また連絡するね!!」

そう言って2人は電話を終えた。

そして、悠太は明け方、1人、部屋で叫んだ。


「よっしゃあああ!!一花ちゃんと電話したあああ!!!」

その叫びは悠太の心からの訴えだった。

そして、しばらくの沈黙。

そう、その沈黙の理由は先程の事案が頭をよぎったから。


「てか、さっきのあの光景。もしかしてあれは。」

そう思い、悠太はもう一度今から一花へ電話をかける自分を

想像し、つよく念じた。


(もし、俺が今からもう一度、一花ちゃんに電話をかけたら

もし、もう一度…って、うっ!!)

強く念じていた矢先、先程と同様に頭が強く痛み出した。

「き、きた…!こ、これだ…!!こ、この感覚…!!!」

そして、また映像が流れる。しかしその映像は……。


「繋がらなかった。そんで寝た…のか…??俺は…??」

その流れてきた映像は電話をかけるが繋がらなくそのまま

眠った悠太の姿が映し出されていた。


「まさか、そんなこと、可能ってか、有り得るのか…?」


人生とは。選択の連続だ。

『人生とは本来、簡単なものなのに我々、人が、それを複雑により難解にしている。』

いつか聞いたその言葉を悠太は思い出す。


そう、人生は選択の連続。


朝起きるか、起きないか。

何を食べるか、食べないか。


どんな服を着るか。何で通学、通勤をするか。

どんな夢を抱くのか。はたまた抱かないのか。


そして、何を選び、何を捨てるのか。


人生には小さな選択肢から

大きな選択肢が数多く散りばめられている。


「もしも、この力が、“そういうこと”なら。」


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


悠太はその日、“力の蕾”を認識した。



それは、数多の選択肢を視る力。

そして、それはその最善を選べるということ。


人生という選択肢の濁流を乗り越え続ける力。


「なんだよ、人生、案外、簡単じゃねぇか。」


そう呟く悠太の目には(あわ)い光が(きら)めいていた。


この力は吉か…凶か…。その時はそれを知る術もない。


第8話 History feat.Dream 完。

初めましての方は初めまして!

お久しぶりの方はお久しぶりです!

治崎 龍也です!

まずは謝罪させてもらいます。定時投稿とかほざきながら

全く定時投稿できずにすみません。

もうちょいと投稿体制を整えます。とりあえず12話までは…。

というところで!第8話になります!

第8話に合わせた曲は【ピーターパン/優里】です!

前回に引き続き、夢を持つ方全員に聞いて欲しい曲です!

ぜひ前話の【+1/優里】と同様にお聞きください!

さていつも通り、今回を振り返って行きましょう!


⚠️ここから先は該当話のネタバレを含みます⚠️

第8話。History feat.Dream いかがでしたでしょうか。

前話、第7話のShape of Dreamに続き夢に関してのお話と

なりました。前話が“夢の形”なのに対して今回は“夢と歴史”

夢を抱く時には、必ずなにかきっかけがあると思います。

どんな小さなものだったとしてもそれが夢を抱く為の

自分が夢を抱くに至った“歴史”になると私は思うんです

そのため、前話に引き続きDreamを入れたHistoryと言う

タイトルにいたしました!さて、前回のあとがきの続きです。


前回のあとがきで私は

夢を持っていない人は居ないと言いました。

訂正させていただきます。

私が言いたかったのは夢を持っていても。

それに気づいてる人と

気づいていない人がいるということです。

まぁ、要因は人それぞれあるとは思いますが。

それでも私はやっぱり思うんです。人の原動力のひとつに

夢って必要不可欠じゃかいかな?と。

正直、夢ある人とないって言ってる人だとキラキラ具合が

だいぶ違くないですか?!(何言ってんだこいつ)

まぁ、あんまり具体的に説明できないあたり、私も完全に

理解をできている訳では無いんですけど笑笑


ただ、ひとつ言えるのは、夢を持っていた方が

人は輝いて見えるって事です。それだけは皆さん覚えてって!


そして、今回、ついに、やっっっっと!(遅せぇよ。)

物語の重要部分!悠太が特殊能力に目覚めました!!!

第0章からずーーーっと温めていたので出せて嬉しいです!

(単に、出すタイミングなくて困ってただけだろ。)

悠太の能力はズバリ!(本人もいってましたけど)

数多の選択肢のその先の未来を視る力。です。


勘違いして欲しくないのは決して

未来が見える訳ではありません。

自分の前に出てくる選択肢。

その選択肢の“先の未来”を視る力です!

(結局未来視じゃねぇか。説明下手か。)

説明が下手で申し訳ないですが。なんと言いますか

選択肢があってその先の未来“だけ”視る力です!

何でもかんでも見通せるわけじゃありません。


で!す!が!!本人も言ってましたけど。

選択肢の先が見えるということは。限定的ではありますが

選択肢の中で常に最高の選択肢を選んでいけるという事です。

それ即ち、必ずいい未来行っちゃうよね、的な。

まぁ、こう能力系ってそんなに万能じゃないよね。ってグハッ。

(そこら辺にしておけバカ作者め。ネタバレのネタバレだろ)


(そんなこんなでお送りしました第8話。明日は第9話です。

これからも悠太とその周りを囲むキャラたちの物語を

お楽しみください。あ、そう言えばこのバカ作者が12話

終わったらなんか外伝書くかとか言ってました。宣伝です。)


はっ!なんか見えない何かに意識を奪われてました!!

とりあえず今日のあとがきはここら辺で!!

それではこの作品が少しでも多くの方にご愛読されることを

切に願い、後書きとさせて頂きます。次もお楽しみに!

それでは!

ちざきりゅうやでした!!

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