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第9話 on cloud nine

「なんだ、人生、案外。簡単じゃねぇか。」

力の発現からそう思っていた、主人公。【神崎 悠太】

人生は選択の連続である。

しかし思い通りに行かない現実に悠太は…。

バイト先の社長から語られる人生の教訓。親友からの言葉。

その全てが新たな悠太を創造していく。

そこにはもちろん【小谷 一花】が存在している。


【愛ね、暗いね、君の隣】

第9話 on cloud nine

新たな“力の蕾”を認識した悠太。

それが吉と出るか凶と出るか。

その時はまだ知る術もなかった。

ただ、その時の悠太は思ったのだ。


「なんだ、人生、案外、簡単じゃねぇか。」

それが悠太の本心だった。

もちろん普段からそういう訳ではない。

しかし今の悠太は数多ある選択肢のその先の未来が視える。その事実が、悠太を動かす原動力になっていた。


そうして一花と電話をしたあの日から数日が過ぎ…。

あの日の後も悠太は一花と定期的に連絡を取っていた。

しかし、選択肢のその先の未来を視る力は

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(あれはたまたまというか、やっぱり変な妄想だったのかな)

何度も何度も、使いたいタイミングはあった。

けれど、どれだけ本気で念じてもどれだけ集中しても

その力が発揮されることは無かった。


「何か、条件があるのか…?」

悠太はバイト中に1人呟いた。

その時、同じくバイトのシフトに入っていた

東山 翔(ひがしやま かける)に話しかけられた。


「なんの条件っすか??」

翔は悠太の話を何かと聞いてくれる大切な後輩だ。

それこそ、何度も一花の話を聞いては色々とアドバイスを

してくれていた。そのため信頼のあった悠太はあくまで

濁すようにその力の事を話した。


「翔。もし、もしだぞ?数多ある選択肢のその先の未来を

視る力があったとして、その発動条件ってなんだと思う?」

唐突な質問に翔は笑っていた。


「なんすか、それ。能力系バトル漫画の考察っすか?」

翔は笑っていたが、あまりにも真剣に考えている悠太の

様子を見て、その発動条件を一緒に考えてくれていた。


「んーー。なんすかねぇ。でも、そういう能力系って

何かしらの縛りあるイメージじゃないっすか?代償っていうか

なんか、こう、何かを犠牲に的な。」

翔が案外、まともな事を言ったので悠太は少し驚いていた。


「なるほどな。代償。犠牲…か。」

悠太はあの時のことを振り返った。

(あの時、何か代償にしたか?犠牲にした覚えも…。あっ。)

ふとその力が発動した瞬間を思い出す。

強く頭を打ったこと、それより生じた身体への“痛み”。

(もしかして…。痛み…か???)

あの日以降、力を使いたく何度も念じはしたが

身体への痛みは考えてもいなかった。


「つーか、そんな能力。無条件で使えたら最強でしょ。

だって、人生なんて選択の連続なのに、その力あれば

常に最善の選択をできるわけなんで。」

翔は、至極当然のことを言っていたが

その力が実在しているとは、1ミリも思っていないだろう。


「まぁ、そうだよな、そんな力があったら人生クソ簡単

だし、無制限に使えるなら、なんでも出来ちゃうもんな」

悠太の“その力”は必ずしも絶対では無いのかもしれない。

しかし、その力は悠太の中で燦然(さんぜん)たる黎明(れいめい)だった。

鮮やかに夜が朝へと変わっていくような。

自分の中に新しい何かが

芽生えていくような感覚を悠太は感じていた。


バイトを終え、2人はいつものように煙草に火をつけた。

「すぅ〜。マジでうめぇ。さいこうー。」

悠太は、煙を吐き出し、上をむく。


「いや、神崎さん。そのリアクションは

傍から見たらやばいのやってるやつですって」

翔が笑いながら煙を吐き出していると

社長:東川 彰真がやってきた。


「あ、お疲れ様です。」

「おつかれっす」

悠太と翔は社長に向かって挨拶をした。


「おぉ、お疲れ、まだおったんかお前ら」

社長も電子タバコを吸うので2人は喫煙所でたむろっている時、何度か社長とも煙草を吸うことがしばしばあった。


「神崎さん、社長にもあの女の子の話しましょうよ」

翔が全くもって要らぬことを言い出した。


「ちょ、お前、あのなぁ?!」

あの女の子とは一花のことだった。翔は一花との話を社長にも

聞かせようとしていたのだ。


「なんや、神崎、また女か。」

社長は悠太の女癖を知っている。

何故かと言うと、バイト先に元カノがいるという事と。

長年の社長自身の経験からだろう。(多分。)


「いや、まぁ、またというかなんと言うか。

あ!でも!!今回はホント違います!!真剣ですから!

いや、別に前が遊びという訳ではないんですけども!!!」

気がつけば、悠太はしどろもどろになっていた。


「お前は何をそんなに焦ってるんや。」

社長は常に一定のペースで淡々としていた。


「神崎さんがテンパってる」

翔はその状況を見て、笑っていた。


「神崎、その子のどこが好きなんや。」

まさかの社長から話を切り出してきた。


「どこ、と言いますか。最初は一目惚れでした。

でも今は、人間関係を大切にするところとか、他にもいい所

が沢山あって。本当に好きなんです。人生賭けたいほど。」

気がつけば悠太は一花のことを淡々と話し始めていた。


「でも、やっぱり1番は“笑顔”ですかね。あの笑顔はなんて

言うか、何事も頑張れるって言うか、なんか、包まれるって

言うか。説明難しいんですけど。」

悠太は少しの苦笑を浮かべ、話した。

その様子を見ていた社長は電子タバコをふかしながら

悠太に向かって話し始めた。


「神崎、『女はバカだ』って話知ってるか?」

社長が突然明らかに時代錯誤だろという発言をした。

それに突っ込んだのは悠太ではなく翔だった。


「社長、それ、今の時代にあってないっすよ、危ないっす」

翔が笑いながらそう言うと社長は

「人の話を最後まで聞け、東山。」

と少しムスッとしていた。


「この話は別に女をバカにする話じゃない。まぁ聞け。」

そう言って社長は『女はバカだ』という話を話し始めた。


「どんな話なんですか。」

悠太はその話を真剣に聞いていた。


ある所にカップルがいた。

そのカップルは2人で海を見に行ったらしい。

浜辺で2人は手を繋ぎながら、話をしていた。


男は海の境界線や、その先の果てを見つめる。

そして、その先には何があるのだろう。と遠くを見つめる。


女は浜辺に落ちている貝殻や砂浜を見つめる。

そして、その美しさや愛おしさを感じ、男に向かって

ねぇ、これみて。可愛い。と言ったそうだ。


その時、男は海の境界線を眺めながらそれを見ずに

あぁ、うん、そうだね。と言ったそうだ。


「なんすかそれ、男ただのクズじゃないすか。」

翔は黙って聞けばいいものをツッコミを入れた。


「まぁ、確かに、東山の言う通りかもしれない。でもな。

大切なのはここからだ。この話の重要な部分。それはな。」

社長は話を続ける。


この話からわかる教訓。それは。


女はもっと男のように、周りを、遠くを、見れるように

ならなければならない。という事。近くのものだけではなく

もっと周りを見て、感じることが大切だということ。


そして、男は、女のように、手元の、自分の身近にあるものの

大切さ、愛おしさ、を感じれるようにならなければならない。

という事。遠くのものや、先の未来ばかりじゃなく。

今の自分の周りにある近いものを見なければならない。


「まぁ、つまり、男は女を見習い。女は男を見習う。

これは『女はバカだ』っていう話だが。その内容はお互いに

リスペクトの存在しない恋はただの独りよがりって事だ。」

社長はドヤ顔をかましていた。翔は笑いを堪えていたが

悠太にとって、その話は深く刺さった。


「なるほど。リスペクト…ですか。でも、それなら、僕は

ちゃんとリスペクトしてますよ、今の子のことは。」

悠太は自信を持って一花をリスペクトしていると社長に伝えた

それは嘘偽りのない【神崎 悠太】の本心だった。


「そうか。それならいいんじゃないか?まぁ、仕事に影響がでて支障をきたすくらいなら問答無用だからな、機会があったら1度連れてこい。俺がどんな子が見てやる。」

社長は、意気揚々とそう言っていた。


「なにを、社長が見るんすか。まぁ、僕も見たいんで、神崎

さん、頑張って連れてきてくださいね!」

翔はその発言を少し笑いながら、社長と同じく一花を

バイト先へ連れてくるように悠太に言った。


「えぇ、無理ですよー。実際なんかやんわりとしか相手に

されてない気がするしー。」

それも事実だった。悠太はいまいち、一花に対して手応えを

感じていなかった。


「神崎、男が人生賭けれるって言ったなら簡単に諦めるなよ」

社長のその言葉にはどこか、とても深みがあった。


「はい!もちろんですよ!それは!!絶対掴みます!!」

悠太は力強くそう言った。


「いや、もはや、アルバイトと社長の会話ちゃうでしょ。」

翔のその発言とともに3人は笑い、喫煙所をあとにした。

その後3人は解散し、悠太は自宅に帰ってきた。


「はぁー。つっかれたー。煙草吸おう。」

さっきまで喫煙所で吸っていたにも関わらず、咥えた煙草に

悠太は火をつけた。そして、一花との連絡先を開いた。


『やっほー、今何してんの〜??』

悠太はもう、なんの戸惑いもなく、一花に連絡できるように

なっていた。その連絡からすぐに一花から返信が来た。


『今日は友達とごはんー!』

(まじで、この子、基本、誰かといるな。笑)

部屋で煙草をふかしながら、悠太は返信を打っていた。


『そうなんだ〜、楽しんでね〜』

友達といるのに会話を続けるのは無粋だなと思った悠太は

会話を切り上げようとした。しかし、一花から謎の打診が来た


『そう言えば、この連絡先のアカウント本垢なんだけど

一花、本垢全然動かさないからサブほしい??』

衝撃の事実が2つきた。

まずひとつ。本垢を全く動かさないということ。

そしてもうひとつ。サブ垢が存在しているということ。

(ほ、ほ、ほしい!!動いてるなら尚更!!)


悠太は一花と交換したこの連絡先のアプリには色々な機能が

入っていた。文面と写真を投稿をする機能や、一日で消えて

しまうが、短い動画などを投稿する機能があった。

それが積極的に動くなら。と

悠太は一花のサブ垢が欲しくなっていた。


『あ、そなの??』

『貰えるならもらいたいです。』

悠太は素直に感情をぶちまけていた。


『これだよー!』

そう言って送られてきた写真には一花のサブ垢が載っていた。

そこにはたくさんの写真が載っていた。

(いや、本垢の何倍の写真あんねん…。)

悠太はそう思いながらサブ垢をすぐに追加した。

『追加したー、ありがとう〜!』


「よっしゃあああ!!!サブ垢GET!!!!」

悠太は喜びのあまり部屋で叫んでいた。


『いっぱい写真あるから見てねー笑笑』

一花がそれを言う前から悠太は、サブ垢の写真を見ていた。

(すみません。言われる前から見てました。すみません。)


『勝手に俺が幸せな気持ちになるだけじゃん爆笑』

悠太は事実をありのまま送っていた。


『なっといて笑笑』


『このアカウント神やん。』

気がつけばサブ垢にある写真を眺めていた悠太。

そこには本垢の何倍もの写真があり、それら全てに

一花がつまっていた。その写真だけで悠太は幸せになれた。


『いちばんかわいい写真でも選んどいて笑』

そう言っていた一花だったが、既に悠太はサブ垢の写真を

見ていたので似たようなことを考えていた。


「ん?ロングの一花ちゃん?!?制服?!なんだこれえええ」

もはや、そのアカウントは悠太にとって宝物庫だった。


『ちょっと待って。ロングの一花ちゃん見て普通に死んだわ

ふつうに。うん、俺は今。1回死んだ。』

悠太の歓喜は連絡に溢れていた。


『ロングの写真あったっけ笑』

『あ、レイヤーのやつか』


『それ』

その写真の中の一花とは今の雰囲気とは別人だったが

今の一花とはまた違った良さがあった。


『かわいい?』

『ボブの方が似合うんやけど』


『んー、なんか、ボブの一花ちゃんはかわいい!って感じで

ロングの一花ちゃんはい、一花ちゃん?!?!って感じ。

なんだこれ。説明下手か。』

我ながら説明が下手すぎる。と感じていた悠太だった。


『爆笑』

『おとなっぽい?』

『友達といるし、また連絡する!』


『そんな感じ!』

『はーい!』


「なんだこれ!幸せすぎんだろ、ボケェ!!」

何故ここまで、IQが下がるのか。

悠太はまたしても、部屋で1人叫んでいた。

すると、見知った名前から着信が来た。


小芭内 陸斗(おばない りくと)】からの着信。

悠太は、そう表示された携帯の通話ボタンを押した。


「もしもし??どうした、久々だな。」

繋がった向こう側の相手。小芭内 陸斗とは、悠太の地元。

北海道の同級生で、悠太がいちばん信頼している親友だ。


「よー。別になんも無いけど暇だったから。」

そう言いながらその親友は何故かだるそうだった。


「お前、なんでいつもそんな、だるそうなんだ。」

陸斗とは小学校から中学まで同じで関係性は実は複雑だった。

元々、悠太はいじめられっ子。

そして、陸斗はいじめっ子だった。

しかし、今、北海道の友達で1番、信用、信頼に値する人物。

それこそが、小芭内 陸斗だった。


「俺もちょうど暇になったとこだったし、エピソードトーク

でもしますか。なんかないの、陸斗。」

悠太と陸斗はそして他愛ない会話を始めた。


「さっき、ジャ○ラーで、+2万。」

それは2人の共通の話題、ギャンブル関連の話だった。


「なにそれ、熱。」

悠太は素直に感じたことを述べた。

陸斗は「だろ。」と自信ありげに笑っていた。


「お前はなんかないのか。エピソードトーク。」

その後すぐに陸斗から悠太に打診があった。

悠太は陸斗にも一花のことを話すことにした。


「人生最大の恋してる。とかどうよ。」

悠太は陸斗に一花のことを話そうとした。


「それ何回目の恋だよ、しつけぇよ。」

しかし、陸斗は少しうんざりしていた。


「ちょっとまて?!1回も言ったことないけど?!?!」

悠太はすかさずツッコミを入れた。


「あぁ、そうか。5年の彼女と別れたもんな。あの時も

失恋ソング沢山教えてやったし、今回は恋愛ソングか??」

そんな陸斗のちょっかいを無視しつつ

悠太は一花と出会った経緯を陸斗に説明し始めた。

一通り説明を聞いた陸斗が口を開く。


「クラブで出会った女なんかやめとけ。」

陸斗の一言は何気ない短文だったが。

1番、信用、信頼に値する人物からのそれは重かった。


「まっ。お前はそう言うよな。やっぱり。だと思ってたよ。

でもさ、マジで1番なんだ。今までで1番。人生を賭けたいと

思えるほどにはさ。真剣なんだよ俺も。」

陸斗と悠太は普段真面目な話や真剣な話をしない。

しかし、今までにないほど悠太の言葉は真剣で重かった。


「そっか、まぁ、お前がそんだけ真剣ならいんでねーの?

俺はやめとけって言ったからな〜。」

陸斗は最後に念押しをしつつ。

その言葉には念押しとは裏腹に一番の信用。信頼。

それに値する親友からの“応援”という思いが溢れていた。


「さっすがー、北海道勢1の、親友ですわ。」

悠太は嘘偽りなく陸斗へ感謝を述べた。


「まぁな。当たり前だろ。つか、ゲームするべ〜」

陸斗はそう言って、悠太をゲームに誘った。

「はいよ〜」

2人はそのままゲームをしていた。

そして、気がつけば悠太は寝落ちしてしまっていた。


「はっ?!ねてた?!!」

急に目が覚め、携帯を確認した。

時刻は午前1時過ぎ。一花から通知が来ていた。


『大阪行くことなったー、今から!寝れない死んじゃう…。』

『ねね!MOBAMEしよ!!』

そして、送られてきていた写真にはQRコードがあった。


「は??え??MOBAME?!?!?!?!」

MOBAMEとは。連絡用アプリケーションだ。

今ではこの国の国民、ほとんどが使っているだろう。

そのアプリケーションは一花と悠太が交換していた

連絡先とは別のアプリケーションで悠太はまだクラブで

知り合った人とMOBAMEを交換したことがなかった。


「え、ガチですかこれ。夢じゃないんですかこれ!!」

悠太はふと、自分の頬をつねる。しっかりと痛みを感じた。

まるで漫画のようなことをしてしまうほど悠太は驚いていた。


「俺が…一花ちゃんと…MOBAME…。いや、えぐいって。」

悠太はそう言いながらも一花のMOBAMEを追加した。

これから先、MOBAMEで連絡する。

その事実に悠太は歓喜していた。

それがまだ、“喜び”であるうちは…。


(追加してしまった。追加した。やべええええ。)

自分のMOBAMEを開き、心臓の高鳴りを感じていた。

『追加したよー』

『大阪、大丈夫そー??』

悠太は少しでも高鳴りを隠す誤魔化しのメッセージを送信した


『おはよ』

『楽しんでるよーん!』

一花から30分ほどあとに連絡がきた。

その後2人は他愛ない会話をして、その日は連絡を終えた。


「俺の!!MOBAMEに!!一花ちゃんがいる!!!」

またもや部屋で1人叫ぶ悠太だった。


「最っ高に!!幸せだ!!!」

悠太は完全に有天頂だった。


“幸せ”とは人それぞれだ。何をもって“幸せ”となるのか。


それは大きなものから小さなものまで。

きっとその色々な事が“幸”を作り出しているのだろう。


その中でもひとつでも多くの“幸せ”に気づける人が

第三者から見ても幸せ者。と呼ばれるのだと思う。


幸せに限度なんてない。幸せに際限なんてない。

人それぞれその重み、その感動は違うのだから。


人生という、数多の選択が続く、旅の中で

人はそれを探し求めているのかもしれない。


第9話 on cloud nine 完。

初めましての方は初めまして!

お久しぶりの方はお久しぶりです!

治崎 龍也です!

さてさて物語が進み、第9話です!

(あと3話で一区切り…( ≖ᴗ≖)ニヤッ)

ちょっと更新遅れましたサーセン。笑

今回の第9話の曲は【愛とか恋とか/Novelbright】です!

それではいつものように振り返り行きましょう!


⚠️ここから先は該当話のネタバレを含みます⚠️

今回の第9話、いかがでしたでしょうか!

今回の話は前話の力の発現などから少し落ち着き

日常回のような雰囲気でお送りさせて頂きました。


その中でも、バイト先の社長【東川 彰真】による人生の教訓や

新キャラ北海道の親友【小芭内 陸斗】がでてきたりなどなど

日常回の割に盛り沢山な内容だったと思います!

(社長も陸斗にもこれからたくさん出演してもらいます笑)


次の第10話から前章終了の第12話まで

物語は一気に前章の佳境となる部分まで進んでいきます。

言うなれば前章:最終章。と言ったところです。

読者の皆様、ぜひここから先の展開にご注目ください!

できるだけタイムリーに毎日更新目処で頑張って行きます!


今回のタイトルは【on cloud nine】

これは英語のスラングで【最高に幸せな様子】を表します。

一花のことはもちろんですが、それ以外の周りの環境にも

最高の幸せを感じている。そんな今の悠太の心情を

タイトルとさせていただきました。

いままでの全てのタイトルにも意味がありますので

そちらの方にも注目して物語を読んでいただけると幸いです。


それではこの作品が少しでも多くの方にご愛読されることを

切に願い、後書きとさせて頂きます。次もお楽しみに!

それでは!

ちざきりゅうやでした!!

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