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それはある朝突然に  作者: 偽野海月
2/7

2

主人公その2。

男 23歳 大学生






 目覚めは、最悪だった。





 ●●●Side.Y●●●






 昨日連れ込んだ女が襲いかかってきた。

 スレンダーで小柄でわりと愛嬌のある顔だった・・・気がする。名前は知らない。


 その女が朝から襲いかかってきた。何が不満だったのだろうか。それとも朝から盛っているのか。

 色の白い女は好きだったが、ここまで青白いとちょっとその気にはなれないし。

 なんか顔、変わってるし。





 あんまり好みじゃなかったかも・・・。





 乗気じゃないオレにお構いなしに凶悪な表情でのしかかってくる女の側頭部を、とりあえず近くにあった灰皿で殴りつけた。






「あ、しまった」







 この灰皿高かったのに・・・。




 



 やっと静かになった女に満足して着替える。今日は朝から必修の講義があったのを思い出した。

 とりあえず興味があって入った医学部だが医者になる気はさらさらないのでそこら辺はいい加減。

 でもまぁ、学費はとられてるし。出るに越したことはない。








「オレもう行くけど・・・」






 さっさと出てってくれない?・・・と言おうとしてあれっきり動かない女に目をやった。

 白目をむいているし、ちょっともうダメかもしれない。





「ゴミの日は明日だったか・・・」






 朝からめんどくさい仕事が増えて、ため息が出た。


 とりあえず、大学に行こう。



 

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