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アクション!

金色のサイバーアーマーを発光させ、ミニガンを逃げ惑う害虫へ発射する。 大義を果たすのはなんと心地よいことか! この街は外より入り込んでくる害虫どもに侵略されているのだ。 我々が守らねばならぬ。


 「指導者、鎮圧部隊のものと思われる軍用車が突入して来ました」


 「害虫を助けるものも同罪だ。 浄化してやれ」

 面倒な奴らが来た。 ここでまとめて相手してやろう、私には"チップ”がある。 


 「敵に向け射撃用意をしろ! 聖戦開始だ!」


 車から出てきたのは老人3人に小娘1人、舐められたものだ。 戦闘員は既に圧倒的な弾幕を展開している。 私の元へ辿り着くこともないだろう。


 「勇気だけは認めよう、大人しく天へ行け……」


 ガッガガガガガガガガガッ ガッ…… 銃声が鳴り止んだ。 聖戦は終わったのだ。


 「手を上げて武器を捨ててください! ぶち殺しますよ!」

 小娘が、私の目の前まで接近している? 何故だ? 戦闘員たちはどうなった?


 「戦闘員共は全員確保した。 あとは貴様のみだ」

 中々骨のある奴らだ。 しかし! ここで我がジャガーノート杞憂団を終わらせるわけにはいかぬ! "チップ”を使わせて貰おう。


 「貴様ら如きで、私が止められるとでも? チップ! 起動しろ!」

 私の声に答え、チップがサイバーアーマーへ組み込まれる。 最高に力が湧いてくる! アーマーは変形し、狼型の巨大な鎧となった。


 「おいおい、嘘じゃろ。 狼人間になりおった」

 

 「メアリー、気をつけろ。 相手は強化剤のようなものを使ったようだ」


 「はい!」


 虫けら共が、切り裂き殺して死んでいった同志の糧としてやろう! ここからが真の聖戦だ!

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