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ひとりの女子高生の、真剣な、そして不真面目な(どっちやねん!)物語。ギャグ。たまにシリアス。
あぁ不幸。
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。
何度そう思ったか。
いやだなあ…
こんな人生。最悪な人生。
いっそ死んでしまいたい。
「…とか考えてみても、あたしは夜寝て朝起きたらどうでもいいって思っちゃうんだよね」
「お気楽っていうか、ポジティブってか、馬鹿っていうか」
「確かにすごく傷ついて、死にたいぐらいに傷ついて、泣いて、絶望して」
「もう二度と許すもんか…って思ったのに」
「明日になったら、忘れてる。…ばかだなぁ…あ〜馬鹿だ」
「それでも、あたしがどんなに傷ついて泣いても、必ず励ましてくれる人がいる…。だから大丈夫」
「大丈夫大丈夫大丈夫!あたしはそれでも生きていけてるんだ!」
「生き抜いてやるぞ〜!何があっても、笑顔を忘れず!…あははッ、なんかの標語みたい」
「だ〜れが自殺なんかしてやるもんですかぁ!…あたしを殺せるもんなら誰か殺してみろぉぉ!…はははははッ」
「ははは、はは〜…。ほんまもんのアホや…って自分で言うのもむなしい…。ま、そこがあたしの長所?」
「さ、今日も元気に学校で勉強部活遊ぶぞッ!」
……………………………………と、そこで
「初めてましてでございまするナリ。死神でそうろうで、あーる」
あたしにいきなり死が訪れた。
「………………………………なんじゃそりゃあ!」
あたしは、松田●作並みのリアクションをとった。