表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/9

ひとりの女子高生の、真剣な、そして不真面目な(どっちやねん!)物語。ギャグ。たまにシリアス。



あぁ不幸。



死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。




何度そう思ったか。




いやだなあ…

こんな人生。最悪な人生。



いっそ死んでしまいたい。




「…とか考えてみても、あたしは夜寝て朝起きたらどうでもいいって思っちゃうんだよね」


「お気楽っていうか、ポジティブってか、馬鹿っていうか」


「確かにすごく傷ついて、死にたいぐらいに傷ついて、泣いて、絶望して」

「もう二度と許すもんか…って思ったのに」




「明日になったら、忘れてる。…ばかだなぁ…あ〜馬鹿だ」




「それでも、あたしがどんなに傷ついて泣いても、必ず励ましてくれる人がいる…。だから大丈夫」


「大丈夫大丈夫大丈夫!あたしはそれでも生きていけてるんだ!」




「生き抜いてやるぞ〜!何があっても、笑顔を忘れず!…あははッ、なんかの標語みたい」




「だ〜れが自殺なんかしてやるもんですかぁ!…あたしを殺せるもんなら誰か殺してみろぉぉ!…はははははッ」




「ははは、はは〜…。ほんまもんのアホや…って自分で言うのもむなしい…。ま、そこがあたしの長所?」



「さ、今日も元気に学校で勉強部活遊ぶぞッ!」



……………………………………と、そこで




「初めてましてでございまするナリ。死神でそうろうで、あーる」




あたしにいきなり死が訪れた。



「………………………………なんじゃそりゃあ!」




あたしは、松田●作並みのリアクションをとった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ