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優しすぎる少年のY軸 ・ 神を超えし者  作者: 税込500円の玉ねぎ
零章〜プロローグ
1/19

零章 少年は優し過ぎた

どうも!作者の玉ねぎです。


初投稿となります!


若者故、語彙力&表現力が皆無ですw


そんな私ですが、何卒よろしくお願いします!!

少年は笑顔を絶やさなかった。




彼は生まれながらにして実験台のため、とある施設に送り込まれていた。


そこでは神を作る研究 [神創] が行われていた。


そして彼はその研究の実験に成功した。


彼は不死となった。そう、神となったのだ。


しかし、彼に待ち受けていたのはあまりにも残酷な未来だった。


毎日行われる悲惨な実験。


眼球を破壊、四肢切断、窒息など、それは普通の少年ならば、精神崩壊では済まない程の残酷さだった。


しかし彼は笑っていた。死ぬほどの痛みに耐え、笑っていた。いや、笑わなくてはならなかった。


もし泣き叫ぶようなら、仲間が殺されるからだ。


しかし、その仲間も彼を軽蔑、気持ち悪そうにみている。 イジメにもあっていた。殴られる、蹴られる、そんなのは日常茶飯事だった。


しかし彼は反抗しなかった。彼は優しすぎたのだ。


運命に従い。自分より相手を思う。


それが彼の言う幸せだった。










しかしある時、事件が起きた。


研究室の実験台にされていた魔物が突如暴れたのだ。


研究員は殺され、幼い子供たちも次々と襲われた。


そんな中、少年は魔物に襲われていた2人の子供を助けた。


2人は、「どうして...どうして助けたの!?」と、困惑していた。その少年にした事を思えば、魔物に襲われて死ぬ方が少年にとって1番いい筈だった。


しかし少年は言った、「死んで欲しくなかった。生きてほしい。」と


少年は優しかった。 優しすぎた。


2人の子供たちは逃げた。心で少年に謝りながら、泣きながら自分を恥じた。


少年は走り去る子供立ちを見て笑った。どうか幸せになって...と。









少年は装置の前に立った。


[施設消滅装置]


施設を消滅する機械。


少年は(危ない装置作ってるね...今は感謝してるけどね...)と苦笑いしながら立っている。


もしここを消滅しなければ、施設を出た魔物が街を襲う。とてつもない被害が及ぶだろう。それだけは避けたい。そう少年は願った。


自らを犠牲にしてでも。


そして彼はボタンを押す。














心残りがあるとすれば、友達が欲しかったなと。










「皆、幸せにね。」









少年は死に際でも優しかった。


















白い光が施設を包んだ。



















少年はこの世から消滅した。

どうでしょうか?


感想、アドバイス等、じゃんじゃんください!



山田「ん?俺?オマケだよ。」

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