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4話

「………ここ、、だよな?うん、ここで間違いないな」


 あれから、程なくして涼達は洞窟へとたどり着いた。洞窟内には何も無く、雨や風を凌げる程度の場所だった。


(まぁ、だよな。薪や藁ぐらいあれば……と思ったんだが、そこまで甘くは無いか)


「聖、暗くならないうちに薪と水を確保に行こう。すぐ近くに水辺があるようだしな。それともここで待ってるか?だいぶ疲れただろう?」


「……いえ、大丈夫です」


(ん?何か聖の様子がいつもと違う気が……まぁ疲れてるだけだろう)


「よしっ!なら早速向かおう」


 涼はバックの中から水を入れる為の鍋と薪を括る為のロープを取り出す。この日の為に他にもサバイバルに必要そうなナイフやライター、懐中電灯などを持ってきている。


 洞窟から出ると先程より一層空が暗くなっている。もちろん夜に近づいているのだから当たり前なのだが、それ意外にも原因があった。


(クソっ。これは一雨来そうだな。)


 雨雲が太陽を隠すように現れていた。


「ちょっと急ごう……。一雨来そうだ」


「っはい」






 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「これぐらいあれば、足りるだろう。」


  涼は鍋と水筒に水を汲み終える。


  「お兄様!薪集め終わりました!」


  聖が両手に大量の薪を抱えながら、こちらに歩いてくる


  「よしっ!これだけあれば大丈夫だろう。はやく、洞窟に戻ろうか」


「っはい!」


 涼達はさっそく、洞窟に歩いて戻って行くのだった。


















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