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11.前世は皇帝
これは私の妹の話です。
その日、妹がソファーで寝てしまい、私が起こしてベットまで連れて行こうとしたのです。
「ここベッドぉ?」と、
寝ぼけた状態で聞かれたので、
「違うよ、ここベッドじゃないよ。」と、
言って、私が肩を貸してベッドまで連れていきました。
ベッドに到着すると、また、
「ここはベッドか」と、
聞いてきたので、
「うん、ベッドだよ。」と、
答えると、妹は衝撃の言葉を放ったのです。
それは、"ありがとう"でもなく、"おやすみ"でもなく、"くるしゅうない"という言葉でした。
妹は寝ぼけた状態で
「うむ。くるしゅうない。」と、
行ってパタリと布団に倒れ込み、そのまますやすやと寝てしまいました。
その言葉が面白すぎてしばらく笑いが止まらなかったですね。
ちなみに、次の日に、昨夜のことは覚えているか、と聞いてみると、妹は覚えていないとのことでした。
また、別の日にも「うむ。よろしい。」といったり、なかなかに偉そうな発言が多数あったので、きっと、妹の前世は皇帝やら女帝やらなのでしょう。
皆様も、不意に出た発言が偉そうな人、もしくは自分がそうである人は、自身の前世が皇帝であるかもしれない、と疑ってみてはいかがでしょうか。
それでは、また明日。




