詩 鳥籠の中の鳥のお話
掲載日:2023/10/15
「ここは本当に地獄のようだわ」
「どうしてこんな場所に閉じ込められなければならないの?」
鳥籠の中の鳥は幸せだ
安全で 快適だ
だから いつでも 鳴いておくれ
俺のために 綺麗な音色で
だから いつでも なついておくれ
俺のために 愛嬌をもって
所有したいんだ
手元に置いておきたいんだ
価値あるものは美しい
手入れされているものは素晴らしい
管理されるているから高貴であれる
囲っているから健康であれる
鳥籠の鳥は幸せだ
きっと とてもとても 幸せだ
「私は自由にしてほしい」
「私は空を知って飛びたい」
「私は仲間達とおしゃべりがしたい」
「ストーリー」
この体も声も、あなたを喜ばせるためにあるわけではないの。
私が私を幸せにするために、存在しているの。




