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籠の鳥シリーズ

詩 鳥籠の中の鳥のお話

作者: 仲仁へび



「ここは本当に地獄のようだわ」


「どうしてこんな場所に閉じ込められなければならないの?」


 鳥籠の中の鳥は幸せだ


 安全で 快適だ


 だから いつでも 鳴いておくれ


 俺のために 綺麗な音色で


 だから いつでも なついておくれ


 俺のために 愛嬌をもって


 所有したいんだ


 手元に置いておきたいんだ


 価値あるものは美しい


 手入れされているものは素晴らしい


 管理されるているから高貴であれる


 囲っているから健康であれる


 鳥籠の鳥は幸せだ


 きっと とてもとても 幸せだ


「私は自由にしてほしい」


「私は空を知って飛びたい」


「私は仲間達とおしゃべりがしたい」





「ストーリー」

 この体も声も、あなたを喜ばせるためにあるわけではないの。

 私が私を幸せにするために、存在しているの。



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