第31話 ギルドでレオン達と出会って・・・
リアルで、色々あり、間が空いてしまいましたが、投稿する事が出きました。
朝一で服屋に、そこで気に入った某世紀末救世主が着ているような服を購入して、その服装でギルドに向かったのだが、案の定、すれ違う通行人の皆が皆、首から上は儚げな美少女なのに、首から下は筋骨隆々の屈強な漢の身体に、思わず足を止めて、目を見開いて俺を凝視していた。
まぁ、当然と言えば当然か・・・、俺だってそんな奴が歩いていたら驚きで、そいつを凝視してしまうだろうからな・・・。
ギルドに着いてからも、それは変わらず、中には俺をみてひそひそと話している者達もいるが、聴力も良いので会話は丸聞こえなのだが・・・。
ちなみに会話の内容はてっきり俺のちぐはぐな見た目にドン引きしているかと思ったのだが、逆に顔は儚げな美少女だけど、身体つきは逞しくて、それはそれでありかも・・・とどちらも鼻息を荒くしており、俺の方が少し引いた。
Eランクの依頼書が張られている依頼案内板に向かおうとしているところに「お前、本当に男なんだな。」と聞き覚えのある声が、声を掛けて来た。
俺がそっちを見ると、何とも言えない表情をしたレオンが、他の連中と同じ様に目を丸くして驚いているマリアと、凝視する様に俺を見ているアレッサを連れて立っていた。
ただ、今日はマリアの隣に、彼女と同じシスター服を着ている茶色の長い髪をした見た目、15歳ぐらいの少女がおり、この少女も驚いた表情で俺を見ている。
「ギルドカードにちゃんと、そう記載いたでしょう。」
「まぁ、それはそうなんだが・・・。」
レオン達には前の服を着ていた時、服をまくって身体を見せてなかったから、俺の見た目で男であるかどうか、半信半疑の様だったみたいである。
この格好ならば、直ぐに男と理解されるから着替えてよかったな。
「ところで、マリアの横にいるシスターは新しい仲間ですか?」
俺の質問にレオンが「いや」と首を横に振り、
「この娘はマリアの後輩にあたり、今まで教会でシスターの見習いをしていたのだが、先日、いっぱしのシスターと認められたので、この神の造った世界で身に着けた法力で奉仕をって事で、教会の外で活動する様にえらいさんに命じられて、その活動として冒険者になる事を決めたので、俺達、正確にはマリアが、登録して最初の依頼を受けるところまで付き添いと言う訳だ。」
レオンの説明に俺は成程と相槌をうった。どうやら、この世界の聖職者達の大半が一人前と認められたら、身に着けた聖職者としての力を使って外で活動しなければならない様である。
この世界の聖職者は、そういう義務があるから大変だなと思ったところで、レオンが「で、カズサは依頼を受けに来た口か?」と訊ねて来たので「一応、そのつもりですね。」と答えると、レオンは俺を見た後、今度は新人のシスターを見た後、
「じゃあ、カズサ、お前、この娘と組んで見る気はないか?」と驚く事を提案してきた。
その提案には俺は驚いたが、マリア達も予想していなかったらしく、驚いている。直ぐにマリアが何か言う前にアレッサがレオンに問いただした。
「ちょっとレオン、いきなり何言い出すのよ!!」
「いや、ふと思ったんだが、聞いた感じだとカズサは、これと言った絶対に受けなければならないと言うような依頼はなさそうで、手が空いているっぽい。そして錬金術師とは言え、ハイ・オーガを難なく倒せるだけの強さもある。一方のそのシスターの後輩をマリアは気に掛けており、内心では一人で依頼を受けさせるのは不安に思っている。なら、カズサとその娘を組ませるのも悪くないと思っただけだ。」
レオンの説明に納得できたのか、アレッサは「まぁ、確かに一理あるわね。」と肯定的な様である。
「マリアはどう思う?」とレオンがマリアに話を振ると、俺をしばしジッと見た後、
「僅かな時間ですが、関りを持った件で考えますと、悪い人ではないと思いますので、レオンの提案も悪くはないと思います。故に後はあなた次第ですねエリカ。」
そう言って横の後輩のシスターに話を振るからに見るに、後輩のシスターの名前は”エリカ”と言うらしい。
エリカと言う後輩のシスターは「う~ん」と言いながら、マリアと同じ様に俺をしばし見た後、
「レオンさんの提案に従う事にします。マリア先輩。」
そう言って俺の前に立ち、
「初めまして、私、エリカ・クリスティーヌと言います。よろしくお願いします。え~と」
「・・・上総心です。いや、ここではシン・カズサと言った方が良いのかな?こちらこそよろしくお願いします。」
「あ、はい、上総心と言う名前からして東の方ですね。じゃあ、ファミリーネームの方のカズサさんで呼ばしてもらいますね。先輩方も”カズサ”さんと呼んでいますから。」
「それで良いです。好きに呼んでください。え~と、クリスティーヌさん?」
「エリカで良いですよ。神殿の皆様を始め、知っている方々からは、そう呼ばれているので、逆にクリスティーヌと呼ばれると違和感があるので。」
はきはきと答えるエリカ。どうやら人見知りしない上、活発なタイプの様である。
「話は纏まったみたいだな。では、この後輩シスターの冒険者登録までは、俺達が付き添うから、そっから先は二人で話し合って決めてくれ。」
レオンの言葉に俺は頷き、エリカも「はい、分かりました。」と答えた。
「とは言え、冒険者登録する時、カズサと組む事は伝えるので、悪いがカズサも来てくれ。」
「早速、お願いしますね、カズサさん♪」
明るい笑顔でそう言うエリカ、まぁ、こういう明るく元気なタイプのシスターも悪くないかなと思いながら、エリカの冒険者登録をするために、俺もレオン達と一緒に受付に同行した。
この時、俺はレオンの何気ない提案に、何気なく頷いて組んだが、彼女とは仕事面でもプライベート面でも、男女の仲としても一生の関りを持つ事になるとはこの時、思いもよらなかった・・・。
最後の上総心の独白にある様に、エリカはヒロインの一人となります。
とは言え、よくあるおとなし系の金髪シスターでは、ちょっと興ざめだったので、サクラ〇戦3のメインヒロインのシスターのようなタイプにしました。
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