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騎士、大森林にて務めを果たす

よろしくお願いします

「お嬢様、何でそんな不思議そうな顔してるんです? 俺が生きてるのは知ってたんでしょう?」


 お嬢様が涙を目に溜めながら、此方を見上げてくるので俺が不思議だった。

 へたり込むお嬢様に手を差し伸べ、起き上がらせる。


「……だって、こんな血塗れで……カッコいい」


 寝呆けてんのかな。


「まぁ、何でもいいですが」

「シキ! おせぇよ!」

「それはすまん、色々あったんだ」


 本当に色々あったのだ。すぐにでも飛び出したいと思ってはいたが、あのまま出て行っても死ぬだけだったし。


「生きていたのか……シキ・トアル」

「おかげさまで。油断してくれてありがとうございます」

「だが、今更だ。貴様はヒュドラが駆け付ける前に出てきて、撤退すべきだった。その好機はもうないぞ」


 そんなこと言われても、俺だって死にかけてたんだよ。それに好機を逃したのはお前もだ。


「お前もだよ、ベックマン。お前はヒュドラが奇襲した時に、お嬢様たちを皆殺しにしておくべきだった。そうしたら俺は間に合わなかった。いや、できなかったのか」

「違うな。しなかっただけだ、どちらにせよ死ぬのだ。早いか遅いかの違いでしかない」

「嘘つけ、その力制御もできていない癖に。じゃなきゃ、後ろの奴らがもう使い物にならねぇことを気付いていないわけがない」


 俺の言葉に、ベックマンは後ろの奴らを確認する。馬鹿が。殺気丸出しの輩を前に振り返りやがって。


『切り裂け!!』


 ヴェルク様が間髪入れずに魔術を発動し、奴の全身をズタズタに切り裂いた。俺とジェフも飛び出し、奴を袈裟懸けに斬り払う。ざまぁみろ。


「き、貴様らぁ! 不意打ちとは騎士の誇りがないのか!?」

「先に不意打ちしたのてめぇらだろ」

「クソッ!! やれ、ヒュドラ! 他の奴らは矢を浴びせろ!!」


 俺たちの攻撃を受けて、ベックマンがなりふり構わず指示を出す。無駄だ。何も起きやしない。俺はとても親切だから教えてやろう。答える義理はないなんて、俺は言わないさ。


「おい、ベックマン見ろよ! これ……なーんだ?」


 帝国の紋章の刻まれたドッグタグを見せつけて、地面に落とす。その数は34個ある。これを見れば、奴も何が起きたのか気付くだろう。


「貴様、部隊を壊滅させてきたのか……」

「もう1個あるぞ? ほらこの首輪みてぇの」

「ヒュドラの隷属輪だと!? 貴様、頭がおかしいのか!? 奴を見境なしに暴れさせるつもりか!!」

「これであの魔物はお前のぺットじゃない。一緒に死の危機だな」


 ベックマンの顔が青褪めていく。その顔見たさに頑張ったところもあるよ、ほんと。周りの皆にも事情を説明したいが、時間もないのでこれからの動きを端的に伝えなければいけない。そういうのは苦手だよ、全く。


「ヴェルク様、ジェフ、手を貸してくれ。ティアベル様は2人の治癒を継続、お嬢様は痛いと思うけど我慢してティアベル様をお守り下さい」

「いいだろう」

「任せな!」

「分かったよ!」

「……分かったわ」


 皆はすぐに了解したが、お嬢様は不承不承といった感じで俺の言葉に同意する。まぁ、お嬢様の怪我もヤバいけど、それ位は自業自得なんだから我慢して欲しい。そう思っていると、思いも寄らぬ言葉がお嬢様から出て来た。


「お願いシキ……虫の良い話だけど、死なないでね」


 あまりのしおらしさにびっくりする。お嬢様ってそんな下手に出ることができたんだ。ちょっと笑える。


「な、何で笑えるのかしら、この状況で……」

「いや、らしくなさ過ぎて」

「わたくしだって弱る時くらいはあるわよ……わたくしのせいだもの」


 本当に似合わないなぁ、この人のしおらしい姿って。ずっと天上天下唯我独尊みたいな人だったのに。しょうがない人だな、マジで。


「お嬢様が言ってたじゃないですか。俺は貴女の最強の護衛だって。俺にかかればこんなの何も問題ないですよ」


 しょうがないから、この人が以前言っていた台詞を突き付けて笑ってやるのだった。


「…………最愛が抜けてるわ」


 しょうがねぇ人だなぁ!!












「で、どうするつもりなんだ?」

「周りの部隊は全滅させといたんで、2人にはベックマンを抑えてもらうか、殺してもらいます。後ろの奴らももう殺しましたし、あいつを殺っちまえばおしまいです」


 俺の言葉に2人は少なからず動揺したようだったが、すぐに気を取り直していた。ここで騒がれないのやり易いわぁ。独断専行すんなとか言わないでくれて、ありがとうございます。


「どうやったか、また教えろよ。んで、ヒュドラはどうすんだ?」

「俺が仕留める。だから、ベックマンを抑えてて欲しいんだ。あいつの魔術、多分だけど全部規模がデカくなってんだ。闘ってる最中に魔術が飛んできてもめんどくせぇ」

「先程、シキが言っていた制御ができていないという話か。だから、スカーレット嬢やティアベル嬢の傍に居た俺たちをすぐには殺せなかったのだな」

「そうです。多分、あいつらは失敗作なんですよね。だから、増援もやたらめったら居たわけですよ」


 一通り会話を終えると、地面が盛り上がってきた。ほら見ろ、こんなん使ったら選んで殺すとかできやしねぇ。


「お嬢様が魔術を喰らっても、あの程度の傷だったのはそういう訳です。0か100しか出せないんですよ、あいつ。それにまぁ、あんだけ有利だったら慢心もしてたんじゃないですか」

「そりゃ、ラッキーだったわけだ」

「馬鹿なだけだろ」


 軽口を叩きながら、それぞれの敵の前に立つ。


「背中は任せます」

「此方の台詞だな」

「全くだぜ、おい」


 さて、デカい口を叩いただけの仕事はしなくちゃな。
















「……ティアベルさん、2人の様子はどうかしら?」

「はい! ……と言いたいところなんですが、即死を緩やかにしているだけというのが現状ですね。でも、必ず繋いでみせます」


 ティアベルさんは苦しげな表情で、懸命に魔術を行使している。その顔に罪悪感が再び全身をかけ巡る。わたくしの責任を誰も追及しない。ティアベルさんの火傷が痛々し過ぎて、薬草を煎じた薬を塗ることしかできない自分が恥ずかしくなってくる。


 1度仮面が剥がれてしまえば、こんなものか。エリザ・スカーレットは。

 以前もこんなことがあった。シキと共に学園に向かった日だ。あの日もわたくしの仮面は剥がれかけた。苛烈な愛をぶつけるエリザ・スカーレットは、その行いの酷さを思い返して耐えられなくなりそうだった。あの時は、シキの言葉で罅割れを修復できた。


 しかし、今はどうか。

 自分の傲慢で人を死なせた。その事実が受け止めきれず、傲慢な令嬢としての仮面は砕け散った。でも、シキがわたくしを再び繋ぎ止めて、わたくしをこの場に立たせている。


 なんて弱いのかしら、わたくし。


「スカーレット様、落ち込んでますね」

「そんなことないわよ」


 図星を突かれたその言葉への返答はあまりにも弱弱しくて、自嘲の笑みが浮かんでしまう。


「アハハ、スカーレット様、私たちや護衛さんに申し訳ないと思うなんて普通の女の子みたいですね」


 そうよ、わたくしは別に強くなんてない。何でそんな脳天気なことを今言うのかしら。


「でも、別に気に病むことないですよ。私たち、承知の上でしたし、護衛の人達だってお金貰って働いてるんですもん」

「だからといって……気に病まない理由にはならないでしょう」

「そうですけど、そんなもんですよ? 命の危機なんて世の中のあちこちにありますし、それが私たちにとって今日だっただけです」


 そう言って此方を見る目は余りにも真っ直ぐで、気付かされてしまう。わたくしだけがただ現実を見据えることのできていない子どもだったことが。

 あれだけ言って、本当に覚悟が出来ていなかったのはわたくしだけだった。


「それもそうね……ティアベルさんの言う通りよ。お陰で気付かされたわ、わたくしも覚悟を決めなければならないことが」


 そうだ、別に今からでもいい。この現実を受け止めて、ただひたすらにできることをしなくてはいけない。後悔で塞ぎ込む暇なんてない、そんな当たり前に気付くのが随分遅くなってしまった。


「でも、追加報酬は欲しいですね!」


 和やかにそう言う彼女にわたくしも笑って言葉を返す。


「そうね、できることならば何でもいいわ」


 本当に何でもいい。ただ感謝を込めて、この人たちにお礼をしたい。そんな風に思っていたのに、ティアベルさんは妙なことを口走った。


「じゃあ、今からスカーレット様のことをエリザ様って呼ばせていただきますね!!」

「……それ、報酬なのかしら?」

「あと、私のことはアーシャでお願いしますね!」


 そんなものが報酬でいいのだろうか。それを聞き返せない程、眩しい笑顔の彼女を見て思う。

 あぁ、こういう子が本当に強い人と言うのだなと。


「分かったわ、ティアベ……アーシャさん。皆で乗り切りましょう」


 その笑顔が羨ましいと心底思った。わたくしも強くなれるかしら。
















「死ね、蛇!!」


 首を斬り落とそうと渾身の力で大剣を振り抜こうとするが、刹那、狙いとは他の首が伸びて俺を噛み砕こうとしてくる。

 ニョロニョロ鬱陶しいな、こいつ!!


「「「シャアァァァッ!!!」」」


 しかもこの蛇、うるせぇな!? さっき迄は大人しくしてたくせに! あ、俺があの首輪外したからか。しまったな。


 俺への狙いを外した首は岩に突っ込む。あの頭砕けないかなとか思っていると、岩が砕けて溶けた。分かってたけど、参るね。


「どうやってしばき倒したもんか、こいつ……。1本ずつ首を切り落とすのがいいかな」


 ヴェルク様とジェフもベックマンを抑え込んではいるが、ジリ貧みたいだ。再生するしね、あいつ。しかし、奴の動きが随分大雑把だ。さては、改造してからロクに鍛練してないな?


 そんなことを考えながら、蛇の攻撃を回避する。

 大した知能もなさそうだ。攻撃はある程度読み易い、でもこちらからも決定打を与えられない。


「……今日使うの3回目だから、ヤバいんだけどなぁ」


 そうも言っていられない状況だ。俺もヴェルク様達も持久戦になったら不利過ぎるし、速攻で決着をしなければならない。

 全身に魔力を巡らせるだけじゃ足りない。周囲の魔力を取り込む。拒絶反応で全身が悲鳴を上げている。死にそう。


「俺は死にそうだけど、お前は死ね」

『シュバリエ』


 名を口にして、全身が赫に染まる。

 そのまま踏み込んで、蛇の中央にある首を斬り落とした。よし、斬れる。と思った瞬間、グムグムと斬り落とした部分が収縮し、新しい首が生えてきた。


「そんなんありかよ!?」

「ジャアァァァァァァァァッ!!!」


 咄嗟に身体を捻って直撃を回避したが、振り回した首が横っ腹に当たり、吹き飛ばされて地面に叩きつけられた。


「……このバケモンが、大人しく死んでろよ」


 血を吐く。全身を強化していたはずだが、どうにも内蔵が傷ついたらしい。潰れた訳じゃなくて、マジでよかった。

 泥仕合だ。こいつ、あの改造された連中と違って、天然の再生能力かよ。

 蛇の目を見ると赤く染まっている。どうやら俺を獲物ではなく、敵としてようやく認識したらしい。


「再生できねぇ位切り刻んでやる……覚悟しやがれ」


 首を斬り落としても再生するのなら、先に首の繋がっている腹だ。そっちを刻んでやる。最後には首全部斬り落とせば死ぬだろ。死ぬよね?


 全速力で駆け抜けて、ズタズタにする。奴は俺のスピードについてきている訳じゃない。ただ再生してるだけだ。

 鮮血が舞い、俺の全身が蛇の血に塗れていく。尻尾を斬り、目を潰し、腹を裂く。


「ギャアァァァァァァァァァッ!!!!」

「その調子で喚いていろ、バケモン!!」


 反撃は遅い、全て躱し切れ! 直撃して怯んだ瞬間には、連撃を叩き込まれて俺が死ぬ!

 首が無造作に伸びてくる。隙だらけだ、馬鹿が! 突っ込んでくる首を大剣で刺突することで、迎え撃つ。そのまま上に斬り裂き、左右から噛み付こうとする行儀の悪い顔面に横薙ぎの一撃をかましてやる。


 そんな戦闘がどれほどの時間続いたのだろう。気が遠くなりそうだった。実際、何度か魔術も切れかかり、意識も飛びかけていた。

 















 そして、長い長い時間の中で、ふと気付いた。奴の再生速度が落ちていることに。ざまぁみろ、そんだけ血を流して生きてる意味が分からんわ!! 

 あと少しで奴の命に届く。


 だから、絶対に魔術を解くな。解いたら、無理な長時間使用の反動で俺は暫くの間は動くことができなくなる。そんな風に自分に言い聞かせ、奴を睨みつけて構えを取る。


「ゴアァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!」


 心無しかあのバケモンも苦しげな声になっている気がする。攻撃もただでさえ雑だったのが、どんどん無茶苦茶になっていやがる。ただ首を伸ばして、噛み砕こうとするだけなら俺のカモだ! 死ね。

 そして、ついに再生し切らない首を除いた残り全てが、俺を喰い殺さんと殺到してきた。ハ、さっき迄のお前だったら同時に突っ込むなんて意味のないことはしなかった。限界が来たのは、お前が先だったようだな。


 地面を低く這うようにやってくる首達を、跳躍して回避する。そのまま大剣を構え、殺到して重なった首共に向かって全力で投擲した!

 凄まじい轟音がする。ブチブチィッ!! とそんな肉を裂く音が森の中で響く。そして、大剣は地面に到達し、その動きを止めた。


「まだだ!!」


 もしかしたら再生するかもしれない、そう思えば油断なんざしていられない。魔力をアクセサリーウェポンに流して、お嬢様からいただいた大剣を顕現させる。そして、蛇の背中に着地し、そのままデタラメに全身を斬りつけた。


「これで……終わりやがれ!!」


 原型を留めさせてはいけない。万が一の可能性を残すな、必ず仕留めろ!!

 そして、悲鳴も反応も無くなった。


「…………ハァ……アァ……俺の勝ちだ!!!」


 叫びとは裏腹に、勝利の爽快感などなく、ただ目的を果たした安堵だけが胸に広がった。
















「おい、若旦那! シキの奴がやりやがった!! ヒュドラを仕留めやがった!」

「あぁ、分かっている! 此方も片付けなければ」


 実際、シキの様子を見ると明らかに限界を迎えていた。フラつく身体でこちらに歩いてきているが、あれ以上の戦闘が不可能なのは誰の目から見ても分かるだろう。


「シキ・トアル……あの化け物だけは殺さなければ……!!」

「ハッ、馬鹿が。行かせるわけねぇだろ!!」

「その通りだ。『押さえつけろ』『運べ』」


 ヴェルクが風魔術を放ち、その場に縫い付けてジェフがベックマンの身体を斬り裂く。再生はしてもあのヒュドラのような凄まじいスピードではない。魔術も大雑把で、ヴェルクとジェフが圧倒するのは当然のことだった。


「この程度の力で、国を裏切ろうとは器が知れるな」

「死なねぇだけなんざ、いい的だ」

「貴様ら……!!」


 しかし、ベックマンは死なない。倒れない。更に魔力も無限かのように扱っている。いずれ自分の勝利が来る。ベックマンはそのことを確信していた。

 そう確信し笑うベックマンの後ろに、死神は立っていた。


「お前らの再生能力って、治癒魔術だろ?」

「シキ・トアル!? 馬鹿な、いつの間に!?」


 さっき迄フラフラ歩いていた筈だ。いつ後ろを取られたのだと愕然とする。その頭を容赦無くシキは鷲掴みにする。


「貴様の死神は、どうやら俺達ではなく、シキだったようだからな。申し訳ないが運ばせてもらったよ」

「あの時か!!」

「ありがとう、ヴェルク様……。さっきの奴らをよく見たら、自分達の魔力だけでなく水の魔力が流れていたんです」

「あぁ、お前、眼だけを強化できるから分かるのか」

「そ、だからもう殺し方も分かる。いや、殺し方は分かるって感じだ」
















 吹き飛ばされた後、何とかして戦況を好転させようとして取り囲んでいた部隊を斬りまくっていた時、敵の居処を探るために絶えず眼を強化していた。その時に、ベックマン達の魔力の流れが妙だったことに気付いた。2種類の属性魔力は基本的に有り得ない。


 しかし、奴らは確かに何かの属性と水の属性魔力を持っていた。


「それで気付いたんです。1人分の容器に無理矢理2つ目の属性魔力を持っているから、奴らは精神が死んだんだと。ベックマンが正気を保てたのは、他よりその容器が大きかったから」

「なるほど、ではどうするというのだ?」

「こいつらは破裂寸前まで魔力を溜め込んだ状態だった。なら、更に流し込んで破裂させればいい」


 顔色が変わったな。俺がしようとしていることに気付いたか。


「ま、待ってくれ!! ……そんなことをすれば、私は廃人になってしまう!」

「だろうな」


 命乞いとは驚きだ。


「大人しく捕まる! 情報も話す! だから、殺さないでくれぇ!!!」

「そんな殺気を出しておいてか?」


 気付かないとでも思ったのか、こいつ。俺への説得を諦めた瞬間、魔力を全開にして奴は駆け出そうとする。


「いい加減にしやがれ!」


 それをジェフが殴り飛ばした。


「諦めろ」

「この……悪魔が……!」

「残念、俺はお嬢様の騎士だよ。主人を泣かせる奴には悪魔にでもなるさ」


 何を守りたいのか、それはとうに決めている。そのための覚悟もとうにできているんだ。


ありがとうございました

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