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なんか陰謀渦巻来そうなプロローグ


ダンジョンものが描きたくなりました。、あっ、書いちゃいました




深夜0:22


大東京府帝東区上野記念公園は厳重体制が敷かれていた。

バリケードで敷地内に繋がる道が塞がられ、警察車両や帝国軍から出動している軍人達がライフルを構えている。


上野記念公園といえば帝国記念像や、新上野動物園、帝国立大学病院などがある。

お上りさんたちが向かう大東京府の観光スポットといえば、上野記念公園、帝国中央タワー都庁、皇居などである。


その一つ休日、平日問わず賑わう人気スポットである国立科学博物研究図書館に今巨大な荷物が運びこまれていた。

深緑色のトラックから降ろされたソレは慎重にクレーンで吊り上げられていく。

辺りでは白衣を着た怪しげな集団とギラギラとバッチをつけた軍人、黒いスーツに四ツ菱のマークをつけた政治家の男が見守っていた。

それぞれ、帝国秘密科学研究所、帝国軍第800号人造兵隊少佐 参武陸(サブロー)

、四ツ(ヨツビシ) 邦彦(クニヒコ)という。

四ツ菱財閥の次男である四ツ菱 邦彦は大東亞帝国中央政府首相にしてこのプロジェクトの発案者である。


書類は全てが黒く塗りつぶされ内容は国家秘密であった。

この日の為に上野上空を通過する他国の衛星を全て撃ち落とし、軍を集結された。


持ち上げられていた荷物は地響きを立てながらぱっかりと空いた地面に吸い込まれていく。

これも国家秘密である地下施設の入り口だ。

面は帝国と属国から集められた今日な博物品が収められ、地下には面に出せないブツが格納されている。

宝物が集中しているため一ヶ所を防衛すれば良いという面から色々集められている。


「陛下、格納が完了しました」


白衣を着た白い髪の老人が敬礼をしながら四ツ菱首相に報告をする。


「では行こうか」


そう告げて肩にかけるように羽織っていた黒い軍服をバサッと広げ来た道を戻り出した。


「はっ!」

「……」



格好つけるのはいいが毎回されるといくら首相でもムカつくなと少し苛立った感じで口元をピクピクさせながら続く少将。

少将と同じなのかため息をつきながら銃を構え護衛する軍人たち。



少し離れたところに停車していた黒い車四ツ菱自動車の新型首相用特別車両に乗り込み車は静かに発信した。

速度を上げ時速60kmを超える頃には車は完全に透明になっていた。

光学迷彩によって姿を消した首相を乗せた車は街に消えていく。





「時は近い……漸く四ツ菱の悲願が叶うのだ……もう少しだ」




そんな意味深な言葉を呟いて首相はふかふかの座席に身を任せた。





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