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第5話

なんと今日は三話も書けました。驚きです。

と言っても文字量から見ればとても少ないのですが。








私の病人生活(?)からさらに一週間、私はいつも通り玲音と一緒に行動しています。


あの夢が私の記憶と融合してもう二週間たったのだと少し変な感じです。


ですが、記憶が混ざりあって混乱する、なんてことはありません。


すでにあの記憶は私の中で夢の出来事としてインプットされているので大丈夫なのです。




しかし、私の中ではそれを出しているつもりはなかったし、誰にもバレないと思っていたのですが……。



やっぱり双子にはなにか通じるものがあるのでしょうか?





「ゆうか……、どうしたの?あの日からようすがおかしいよ……?」



玲音の純粋な目でじっと見られ、どこか不安そうに言われて、話さないような冷徹には私にはなれませんでした。




……はい、つまり玲音にはあの夢の出来事を掻い摘んでお話しましたとも。


玲音のあの瞳とあの雰囲気には負けます。




「……?じゃあゆうかはおとななの?」


「んーん、ちょっときおくにはあってべんきょうがすこしできるけど、かんぜんじゃないの。」



「……ふーん、」




説明し終わったあと、玲音は何かを考え込むように下を見つめています。



……なにかあったのでしょうか?




「……よし、」


「?れおん?」




「ぼく、あしたからべんきょうするよ。」


「……え?」





玲音曰く、今までなにもかも一緒だった私と違いがあるのが許せないらしく、勉強をはじめると言い出しました。


今はまだ三歳であったため、まだ家庭教師とかついていません。

ですから、まだ勉強をしていなかったのですが……。





そこからの玲音の行動は早かったです。

お父様に連絡をとり、家庭教師を雇っていただき、勉強を始めたのです。


お父様はまだ早いのでは?と心配なされていたみたいですが、玲音の勉強風景をみて、納得されたみたいでした。



もちろん双子の妹である私も一緒に勉強を始めました。


いくら記憶があるといってもここは別の世界。

また新たに覚え直さなければいけないことが多いのです。


玲音の隣の部屋で、私も勉強を始めました。



それに伴い、礼儀作法や常識など、様々なことのレッスンも開始しました。



玲音は将来五十嵐家を継ぐために必要なもの。

私は将来何処かに嫁ぐために必要なもの。


それぞれ内容は違いますが、私たちは未来に向けてスタートを切りました。






……しかしですね、玲音。貴方いま何カ国後話せるようになってます?


私、玲音の成長スピードに少し物申したいです。













次からは悠華たちは成長して学園入学前の五歳くらいになってますよ!

もうすぐで幼少期編も終わりに近づいてきました……!

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