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1 カス共タウン。

気分転換にしばらくはこっちのを書いてみようと思います。

 黒いフードを被り草原の中の道を歩いている男がいる。その男は長い旅の目的地の街に来た。街に入るために大きな城門の前にいる兵士にカードを渡す。

兵士は渡されたカードを赤い石の前にかざすと、赤かった宝石は緑色の宝石に変わっていった。


兵士はカードを男に返すと

「前にこの街にいたことが?」

と尋ねた。


男は

「、、少しだけな。」


それを聞くと兵士は「ならいうべき言葉は、おかえり、だな。」

そう言って男を大きな城門へと押した。


男は少し姿勢を崩したが、すぐに立ち直って奥へと進んで行った。

男は周りを見渡し一軒の店を見つけると、そこへ誘われたように入っていった。


店の中に入ると中はそれほど人は多くなかったが席の三分の一程は埋まっており、男はカウンターに座った。


男は座るなりすぐに

「羊のソテーとカボチャのスープを。」


店主らしき年の行った小ぶりの女はそれを聞くと少し驚いたが、何もなかったかのように、

「あいよ。」

とだけ言って厨房に注文を伝えた。


辺りを見渡すと店の人間が全員こちらを睨みつけているのがわかった。

男が料理が来るまで待っていると、大柄な男が近付いてきた。

大柄な男は男を見ると横の席につき言った。

「あんちゃん見ない顔だな、この街は初めてか?初めてなら」

と全てを言う前に男が言った。


「俺はこの街出身なんだ悪いが横暴なクソみたいなガイドは今求めてないんだ、俺が今求めているのは飯だ、それぐらい見ればわかるだろう大男。」


大柄な男はこの男に怒りを覚えたが隠し、少し脅すように言った。

「少し口が悪いようだな、でも初めての街で一人は不安じゃないか?それにここら辺は入り組んでいるからな、初めてのこの街に来る旅人や商人は皆ガイドを付けるんだだから」


男は大柄な男が話している間に来た食事をぺろりと全て平らげると銅貨を数枚と

と銀貨を一枚カウンターに置き立ち去ろうとした。


大柄な男は男の肩に手を置き最後の脅しを言った。

「この言い方がわからないなら猿でもわかるように言ってやるよあんちゃん、持ってる物全部置いていけ。」


すると男は

「何年この街住んでたと思ってるんだクソ野郎、特別に今返事してやろう『さっさと失せろ三下』。」


大柄な男は腰のポケットからメリケンサックを取り出すとそれを握りしめ男の腹を殴った。

「強気な割にはこの程度か、ほうフードで良く見えなかったがいい顔じゃないかこの皮はよく売れる。そうだ腹を貫かれたことは初めてだろう、どんな気分だい?」

大柄な男はニタニタ笑いながら拳を抜こうとした。

「ん、なんだなぜ抜けない。」


男は貫かれた腹にある大柄な男の腕を両手でしっかりと掴んで言った。

「実は腹を貫かれたのは星の数ほどあるんだが、お前は腕を曲げられた事は初めてだろう?どんな気分か教えてやる」

そう言うと腕を内回りに回した。


「うっぐうああ!腹を貫いたのになぜ!」


男は笑いながら手を顔の高さまで上げた。

「俺はな、見てわかると思うが異次元能力者だ、俺の手を見てみろこの手。」

男の手は黒くドロドロしており、それはさっきまで手だったとは思えないほどに独特の鼓動をしているが、落ちる事なく留まり続けている。

「こいつは面白くてな、筋肉も骨も神経もないのに力を込めれば固くなるし腕よりもしっかりと伸び縮みする、もちろん腹も一緒だ。」


男を睨みながら大柄な男は叫んだ。

「お前ら!やっちまえ!」

大柄な男が叫ぶと店の中の数人が立ち上がり、それぞれが武器を構え、こちらを凝視した。


そうすると店の中にいた三人組の女がこちらに近づいてきて、一人がこう言った。

「あいつらずっと気に入らなくてね、手を貸してもいいかしら?」


男は言った「ありがとう、じゃあそうだな、しゃがんでくれ。」


先ほどの女が

「え?」

そう言った。


男は返事を聞くより先に三本に分裂させた左手で女たちの頭を押し下げ、首元から自身の体の一部を小さい球体に変え、立ち上がった大柄な男の仲間の脳天に球体を高速で直撃させ、全員を倒れさせた。

「あんたのお仲間全員腹いっぱい飯食って眠くなったらしいな。」

男は大柄な男に近づいた。

「さぁ、持ってるもん全部置いてけ。」


数分後


「あんたってすごいのね、異次元能力者ってだけですごいのにあんな一瞬で全員やっつけちゃうなんて。あ、自己紹介がまだだったわよね、あたしはルナ・ジャクソン、この赤い髪と鳥の花飾りがあたしのチャームポイントなの、よろしく!」

女の一人、ルナがそう言った。


ルナがもう二人を紹介しようした時、気品のある長い髪を持った女性が自己紹介をした。

「私の名前はエマ・ランドーナ、そうね私のはこの「目」かしら、私も異次元能力者なのあなたほどじゃないけどね、あんなに上手く使えないもの。」


エマが自己紹介した後、二人よりこじんまりとした子がしゃべった。

「えっと、ミアの名前はミア・エドンナって言います。うぅ」

自身の帽子を、俗に言う魔女帽子で自身の顔を隠した。


「ごめんなさいねこの子恥ずかしがり屋でね、そうね、チャームポイントはこの帽子、かしら」

エマは少し笑いながらそう言った。


ルナも少し笑った後、尋ねた。

「ねぇ、あんたの名前はなんて言うの?」

三人が同時にこちらを向いた。


店にいた奴らも全員こっちを向いてきたのに少し驚いたが、気を取り直して、、、

「俺か、俺の名前はダウンズリー、ダウンズリー・ナグルスだ。」


それを聞いたルナがこう言った。

「ナグルス、なんだっけどっかで聞いた気がするのよね、、、知らないエマ?」

「ナグルスって160年前の大聖戦争のナウダ王国の敵についたナウアー帝国の英雄、ゲイスリー・ナグルスと同じ名前ね。」

「ナグルス家は異名があるの、、、」

「異名って何なの?」


ミアが言おうとした時、遮って先に言った。

「操り人形の一家」


ルナが聞こうとした時、エマが先に遮って言った。

「まぁ、どうせこの街に居たらその理由も分かるわよ、私疲れちゃった宿に行きましょう。私たち今日ここにきたの、ここで会ったのも何かの縁だと思うの、これ私たちの宿と部屋の番号、何かあったら来て頂戴。」


「そうか、ありがとう機会があったら行くよ。」

ダウンズリーは住所の書かれた紙を受け取ると、店を出てある場所へ向かった。



ダウンズリーは日の落ちた街を歩いているとある場所に着いた。

そこには一軒の豪邸があり、門を開け玄関に着くと扉を開けた。

「ダウンズリー様、お待ちおりました。部屋は以前と同じでよろしかったですね。」

「あぁ、ありがとうシープ。これ、俺の住んでいるところのお土産、みんなで食べてくれ。」

「ありがとうございます。」

(シープ、10年近く会っていないと変わったな。)

ダウンズリーが部屋に入ると、すぐさまベッドに飛び込んだ。

「今日は結構歩いたし久々に能力を使った、流石に疲れた。寝よう。」



同時刻、別の場所



「本当によろしいのですか。」

「あぁ、そろそろ良いタイミングだろう、6年の研究結果を今!使わずに今いつ使うか。」

その男は不気味な笑いを浮かべながらそう言った。

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