第5話 惑星電車
あれから5日が経ったがなんの進展もない。
ナオト「当たり前のように野宿生活もそろそろおさらばしたいところだな」
レオ「でもそろそろ俺らの町なんかより栄えてる町に着くんじゃないの?」
ハヤト「あぁそうだ。でも今のままなら東京なんて夢のまた夢だぞ?」
みんなにはまだ言ってなかったね。ここ実はアジアとかヨーロッパとかそういう地球じゃないんだ。
地球とは違う地球のような場所。俺らが住んでる世界はレクチュアル星という地球じゃない別の星なんだ。じゃあどうやって行くかって?惑星を移動できる特別な電車があるんだ。それに乗って行く。でもそれに乗るためにはかなりのお金が必要なんだ。
レオ「俺らが学校入るまでに大人になってる可能性十分にありえるくね?」
ハヤト「とりあえず次の町で惑星電車があるからそこでお金を稼いでなんとか行く…」
ナオト「現実的な話ではないな…」
ハヤト「とりあえず町に行こう。それで金額を見てから考えるのが良いだろ?」
ナオト「まぁそうだな…そうしよう」
こうして町へと再び向かい始めた
ハヤト「おいおいなんだこの金額…?」
レオ「無理じゃねー?普通にー?」
ナオト「1万スペカ…?」
1万スペカ。日本円換算して約10万円。
一番悪い席で一人約10万円。
レオ「どうするんだよこんなのー!!」
色々とごちゃごちゃになってしまったので説明します
まずハヤト達が住んでいる惑星。レクチュアル星は地球とは違う地球に似た世界です。そして地球に行くために必要なお金がない。という感じです。ちなみに地球までの距離はだいたい75万kmとなっています。そのため。地球に行くためには惑星電車に乗るしか方法はほとんど無いということです。
そしてレクチュアル星の金貨。スペカ
1スペカあたり日本円で10円です。