第17話 校長
国能高校
それは全乱殺などの闇勢力の力の拡大によって造られた。将来有望なもの達が入るWADFにつづく戦力があると言われている場所。天武山と言われる山の麓にあり。WADFに入るための戦闘訓練をする道場や年に一度開催される国能高校の最強を決め。WADFに近づくことのできる最高峰の校内戦。国能天武者決定戦などが行われる。もちろん設備は他の高校より高度で。寮などもある。でかさは300ヘクタール。約東京ドーム64個分という意味の分からないでかさである。
彩奈「どうしたの?行こうよー」
怜央「でけぇ…なんだこれ…」
颯斗「15階建てくらい?さすがに盛ってるかな…」
直登「俺学校で迷子なりそう」
彩奈「まぁ着いてきて!校長室行くよ!」
颯斗「そんないきなり行くの?!」
ということで校長室に行くことになった。歩いてて分かった。これは移動だけで疲れそうだと…
彩奈「ついたよ!みんな疲れてる?」
怜央「平気!1名を除いて」
直登「ゼェゼェ…なにぃ?疲れてないよォ?」
颯斗「無理はするなよ?」
彩奈「おじいちゃーん!お邪魔するよー!」
?「彩奈!ノックくらいはしておくれ、ここは神聖なところなのだから…ところで後ろの人たちは?」
怜央「はじめまして!自分達別の惑星からきました!凪鮫怜央と申します!」
直登「ハァハァ…羽高直登です…はじめまして…」
颯斗「霞颯斗です!ある要件があってここに来ました!」
?「待て、別の惑星から来たのか?!若いのにすごいな…!そして一番右の君!霞といったか?!」
彩奈「びっくりしたでしょ?この人奏汰さんの弟さんだって!」
?「そうか…!それなら別の惑星っていうのも納得だ!私は国能高校6代目校長、咲野定原というものだ!よろしく頼む。ところで要件とはなんだい?」
怜央「お願いします校長先生!俺たちを国能高校の寮に入れさせてください!」
直登「お願いします!自分達、お金もなく泊まれるところがどこにもないのです!」
颯斗「お願いします!!」
定原校長「なるほどな…」
冷たく重い空気が背筋を伝う
定原校長「分かった」
俺らは顔をあげ。キラキラした顔で校長先生を見た
定原校長「わしの圧に5分間。まず耐えてみろ。しりを床につけたらダメだ。いくぞ?」
怜央「大丈夫だ!たかが圧だぞ?」
直登「いやダメだ!油断するな!」
そう言った途端。今まで感じたことのない強い自信を感じた。定原校長からは何かものすごいオーラが感じる。強く、恐ろしく、自信と熱さが肌で感じた。色で例えたらオレンジといったところか。
颯斗「なんだこれ…!!絶対にやばい…!」
怜央「すげぇ…!!自然と後ろに下がりたくなる…!」
直登「ただ頭が良いだけじゃ校長にはなれないってことなのか…!強すぎる…!」
定原校長「どうした…?まだ30秒も経っていないぞ?そんなものか!?お前らのやる気は!」
彩奈「ありゃりゃ、あーなったおじいちゃんは強いよー?私でも押される…」
段々と後ろにすり足で下がっていく。
これが本物の強さなのか?
凄くワクワクする…!
颯斗「すげぇ!すげぇ!楽しくなってきた!」
その時、颯斗の目の輝きが変わった。




