第15話 ヤマラへの質問、そして地球へ
ナオト「そいえばもう1つ疑問に思ったことがあるんだが…」
ハヤト「どうした?」
ナオト「なんでヤマラさんはハヤトの力の名前と内容を知っているんだ?」
ハヤト「そこが俺にも分からないんだ…」
ナオト「明日聞いてみるか」
ハヤト「そうだな!」
こうしてナオトはハヤトの部屋を出て2人は眠りにつこうとしていた。
ーそして次の日ー
ナオト「ヤマラさん、昨日言ってたエラー?って結局のところなんなんですか?」
ヤマラ「俺も聞いただけでよく分かっておらんのじゃが…プラス1種類のはずじゃぞ?」
ナオト「聞いただけ?誰かから聞いたんですか?」
ヤマラ「あぁ、古くからの友人でな、それこそ最近クルトス村辺りにも行ってたと思うぞ?なんなら俺はその時にその友人に聞いたな」
ナオト「そうなんですね…世の中よく分からない物もあるものなんですね…」
ヤマラ「そうじゃな…わしももう長く生きてるが分からないことはたくさんあるな…」
レオ「その友人さんって今何してるの?」
ハヤト「お前敬語…でも俺も気になりますよ!古くからの友人ならいい年齢してるんじゃないんですか?」
ヤマラ「それが見た目とても若いんじゃよ、俺とあまり年齢変わらないのに旅しておる。最近はフード被っとるから分からんが半分に分かれてて黒と白の髪色してて目は綺麗な燃えるような赤い目なんじゃ」
ハヤト「フードを被った最近クルトス村に来た人って…」
心当たりがある
俺らの村を襲った謎の男、フードを被っていたしあまり見えなかったが赤い目をしていた気がする…
ヤマラ「まぁいいじゃないか!それより着くぞ!地球に!」
レオ「まじで?!ってうおぉぉぉぉぉぉ!!!」
ハヤト「綺麗な青い惑星だ!!」
ナオト「すげぇな…!」
3人が思わず目を奪われてしまうほどに地球は青く、そして美しいものだった。
ヤマラ「さて、ついに目的地に着いたのだが…お前らどうする?」
レオ「何を?」
ナオト「一択だろ…住む場所だ…」
レオ「あ!確かに!どうするまじで!」
うっかりナオト以外の2人は忘れていた。
だが本当に困ったものだ。住む場所がさすがに無い
ヤマラ「悪いがわしもこっからは1人で行かせてもらうからつれていかせれないぞ」
レオ「くっそー!やっと国立異能育成高等学校に行けると思ったのによー!」
ヤマラ「さっきからお前らの言ってる学校はWADFに支援されてるところのことか?」
レオ「そうだよ?」
ヤマラ「しっかり名前までは知らなかったのか…あの学校の名前は国能高校って言われとるぞ、略称じゃけど…」
ナオト「そうだったんですね…そこまでは知らなかったです…」
ハヤト「とりあえず国能高校よりも前に!住む場所だよ!」
みんなで話し合っていたその時だった
?「あの…すみません…」
ナオト「はい?げ!女子!」
ハヤト「お前異性と距離置くのやめな?んでなんでしょうか?」
声を掛けてきたのは身長が150cmもないであろう女の子で、髪色は茶髪の肩甲骨辺りまで髪を伸ばした目が垂れてて可愛らしい子だった。
?「あの…国能高校に行こうとしてますか…?」
レオ「おうそうだぜ!もしかして何かしら知ってたりするの?君!」
ハヤト「お前もお前で女子の前でオラオラ系になるのやめな?うんそうだけど…?」
?「だったら私が案内しますよ!」
可愛らしい声で天使のような笑顔でその言葉が聞こえてきた時、俺らは思わずこう言った。
3人「神展開きたぁぁぁぁ!!!」




