第13話 謎の力
レオ「えらー?なんだそれ?」
ヤマラ「わしも詳細については分かっておらんが…なにやら全ての種類が120%レベルで扱えるものらしいぞ」
ナオト「そんなabilityaが…でもそんなの持ってる人いるんですか?」
どういうことだ
ERRORは最初の力で種類分けなんて概念あるわけなくないか?エコーが言ってたことは嘘?でも何のために嘘をついた?あいつは俺の力でーー
ナオト「ハヤト!!」
ハヤト「はぁい!!すみませんなんですかぁ!!」
レオ「めっちゃいい返事だ珍しい」
ナオト「めちゃくちゃ顔色悪いし何かあったのか?」
これは言うべきなのかーーー
でもこいつらだったら信用できるーーー
ハヤト「実は」
?「ならん」
ハヤトの頭に男性の深い声が響き渡った。
ハヤト「うぅ…何これ…」
レオ「ハヤト?!どした?!おい!」
頭が痛い、前が見えなくなっていくーー
エコー「大変そうですね。」
ハヤト「は!なんでここに?!」
エコー「恐らくERRORが何か危険を感じたのでしょうか…でもおかしいですね…そんなことは起きたことないのですが…」
?「我がやったのだ」
ふと右のほうで声がしたので振り向いた。
そしたら黒い浴衣のげたを履いた大柄な黒髪の短髪の男がたたずんでいた。
エコー「お久しぶりですね、廻奇さん」
廻奇「おぉ、エコーか、実に1200年振りと言ったところか。」
ハヤト「えっと…誰?」
廻奇「おおすまんな、俺はPA型ERRORから誕生した者、廻奇っていうものや、主にPA型ERRORについて教えさせてもらう」
ハヤト「PA型…あのabilityaの6種類のやつですか?」
廻奇「あぁそうや、さっきも現実で話しとったけどERRORって6種類を完璧以上で使えるんや、極めたらやけどな」
エコー「喋りすぎですよ、私の仕事返してください。まぁこの際言っておきます。私はSA型ERRORを担当しています。」
ハヤト「物理攻撃と…特殊攻撃か…他にもいるっていうことなのか?」
廻奇「あぁその通りや。お前の今の実力じゃまだ出せへんけどな」
ハヤト「てかそうだ!なんで信頼してる人にさえこの能力のことを言っちゃダメなんだ!」
廻奇「俺からしたら奴らも怪しいんや、まだお前に能力宿って日が浅いからやろうけど」
ハヤト「レオとナオトなら絶対に大丈夫だ!!そんな悪いやつじゃない!!」
エコー「喧嘩はやめましょう。それに貴方はそろそろ起きないといけない。」
廻奇「まぁ仕方ないな、またこっち来た時に話しようや」
ハヤト「分かったよ、じゃあな」
エコー「廻奇、貴方が怪しいって言ってた人、恐らくレオさんでも、ナオトさんでもないですよね?」
廻奇「当たり前や、俺が怪しんでるのはたった1人」
その時何故か風が横切ったように感じた
廻奇「ヤマラ、あいつが怪しい」




