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abilitya hero  作者: まるまる
第一章 入学試験篇
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第1話 プロローグ

ーある日の小さな田舎の村の話ー


「おい!ハヤト!早く行くぞ!」

ある少年の声が村に響く

俺の名前はハヤト、この小さな田舎の村、クルトス村に生まれた。

そして俺を呼んでるのが…

「早くしろよー!」

いつでも俺のそばにいるこいつ、レオ。

いつも騒いでる元気で活発なやつ、でも良い奴なんだぜ?あともう1人いるんだけど…

「ハヤト、レオ、もう少しゆっくり歩いてくれよ…僕もうヘトヘトだわ…」

この体力のないへなちょこなやつはナオト、とにかく運動が嫌いなんだけどすげぇ頭良い、IQ多分軽く150とか超える。

とまぁ俺ら3人なんだけど、実は少し変わってるんだよな。そう、俺らにはある能力、abilitya がある。とても昔に人々に突然現れた謎の力らしい。まぁどんな力かというと…

レオ「いくぜ!ハヤト!ナオト!これが俺のちょーえげつない力!ミラクルパンチ!」

なんの捻りもない技の名前だと思ったその時、レオの拳にみるみる謎の力が溜まっていくのが分かる、そしてレオが二ッと笑うと木に向かって大きく振りかぶり、ぶん殴った。するとドカーンというでかい音と同時に木が倒れていった、俺らの方向に

ハヤト「おいレオ!こっちに倒れてきてるぞ!」

俺がすぐに言ったとたん、ナオトが何か唱えだした

ナオト「風の魔導書、27ページ、風魔法初級、向かう物を追い返せ!」

向かってくる木に風が吹き、倒れてくる逆側に倒れていった。とまぁこんな感じでレオは謎の力を体に纏ってパワーを上げる。ナオトは魔導書に書いてる魔法を持ち前の頭脳で完全に暗記することによってその魔法を使うことができる。

とまぁみんなバラバラのabilityaを持っている、でも何故か分からないが自分だけ未だに何も出てきていない。まぁその分俺は人よりも運動神経は良いしどうにかなるだろ。


それから数時間がたち、俺らは解散しようとしていた。

レオ「んじゃ!また明日な!」

ハヤト「今度は俺が腕相撲勝つからな?!」

ナオト「これだから運動馬鹿どもは…」

レオ・ナオト「なんつった?」

ナオト「いやなんでもないよ」

少し笑ったナオトに俺らは飛びついた。


ハヤト「ただいまー!」

母「あらおかえりなさい、また特訓してたの?」

ハヤト「そうだよ!俺もいつか兄ちゃんみたいなWADFの一員をまとめる隊長になるんだ!」

WADFとはabilityaを悪用する者たちを倒したり、自然災害が起きた時に世界を守るヒーローのようなものだ。

母「そう、頑張ってね」

そういって俺はお母さんと2人で晩御飯の味噌汁と魚を食べた。いつまでも平和な日常が続くと2人で願って。


ドカーン!!!


とてつもない爆発音と共に俺は飛び起きた。

ハヤト「なんだ?!何が起こった?!」

ふと外を見た時。それはさっきまで人々が話し、遊び、賑やかだったところとは思えない景色だった。辺り一面炎の海となっており、ついさっきまで3人で遊んでいた公園が跡形もなく消し去っていた。何よりも人々の叫び声、泣き声、焼けただれている人、もはや骨まで見えていた。それはまさに地獄を絵に描いたような物だった。

ハヤト「とりあえず生存者の確認!そして何が起きたかだ!」

そういって俺は家を飛び出した。

こんにちはまるまるです!

今回からこちらのabilitya heroの連載をさせていただきます。応援のほどよろしくお願いいたします。

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