表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
擬人化猫娘との世界巡り  作者: 結野ルイ
第一章 愛猫の秘密
5/37

第4話 契約

変わりの剣は持っていないため当たりに落ちているもので代用したいのだが何も落ちていない。

周りを見渡していると、太陽の光に照らされ部屋の中心に刺さっていた黒い洋剣を見つけると、走って剣に近ずき見えない剣で戦っているノノを見ながら突き刺さっている剣を抜いた。

黒い光がほとばしり、俺の周りを包み込むと黒い光が抜いた剣に吸い込まれて行った。

これまさか魔剣じゃないよな?

疑問に思ったが、今はノノを助けるのに必死だった。

ノノが自分自身に魔法を掛けグリフォンに攻撃を銜えている中、俺は剣を持った途端そのままグリフォンの首を一撃で斬り落とした。

即座に斬り落とした瞬間を見ていたノノは、やっぱり紫吹の両親が言ってたことは間違えないと思っていた。

首を落としたグリフォンの身体は、突然破裂するとアイテムや貨幣に変わって地上に落ちた。


「お、いいの落ちてるじゃん。ご主人様も見て」


ノノが戦利品から一つ拾って俺に見せるとさっぱり分からない。

なにかに使うアイテムなのだろうが、冒険者駆け出しの俺にとってはただのガラクタの山にしか見えなかった。

ここのモンスターだけ、なぜアイテムや貨幣を落とすのか疑問に思っていたのだが、遺跡だからなのだろう。


「見てと言われても、全くわからん!」

「あーそっか、ちょっとその剣貸して」

「な、なんだよ!」

「いいから」


ノノは俺から奪うかのように魔剣を握ると、黒い稲妻が走り反射的に離すと、真剣な表情になって、俺にノノが使っていた剣を渡すと同じく黒い稲妻が走った。


「もう契約済んだんだ」

「契約?」

「うん。私が使ってるこのルーンの剣とご主人様が拾ってきたその魔剣あと聖剣はそれぞれ契約してないと持つことさせ出来ないの」

「て事は、さっきの稲妻は」

「契約者じゃないから剣が否定したて事、でもあんな数秒の間に魔剣と契約するなんてなんて言うか恐ろしいかも」

「てか、お前がそんなの持ってたの俺は知らなかったんだが」

「あー、大体は魔法で事足りるけど、グリフォンは滅多にお目にかかれない希少モンスターであり第一級の危険モンスターだから、自分の実力がどこまで通用するのか知りたくて!」


ノノはルーンの剣を宝石に戻し、自分の首輪にはめ込んだ。

俺も魔剣を鞘に入れてガラクタにしか見えない戦利品を漁った。

その中で、一際目立った薄い板を見つけた。

横の部分にある、電源ボタンのような物を押すと画面が突然光りだしロック画面が、表示されていた。

スマホだ。

しかし、電気を補給することが出来ず、何も検索出来なくなったため全て捨てられてしまった。

10年前までは、最新機種まで出ていた程なのだが…。


「何故か電源入るし…どうなってんだこれ」

「なにその、金属板」

「スマホてやつ、多分ここを押せば」


画面をスクロールした途端ロックが解除され、目の前に大量のホログラムが表示された。

その中から、マップを開いて表示してみた。

マップは誤差がほぼなくいいと思ったが、地上写真は10年前の物だったため使い物にならなかった。


「このガラクタどうにかして持ってかないとな、見た感じ文明が亡びる前のやつばかりだし」

「いいかもね、でもそんなに持ってけないしそれにあと二部屋もあるから持ってく量考えないと辛いと思うよ?」

「だよなぁ、俺はまぁスマホでいいや」

「ふーん。なら私はこれかなぁ」

ノノが取り出したのは、銃だ。

なんでこんな所にあるのかよく分からないが、さすがのノノでも重いはずなので俺が持つことに、ついでに周りに弾があったためそれも回収した。

完全にサバイバルゲームになってないかと思うが気にしないでおこう。

ここまで読んでくれてありがとうございます

・魔剣との契約

・スマホ? 銃?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ