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擬人化猫娘との世界巡り  作者: 結野ルイ
第一章 愛猫の秘密
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第2話 宝箱に入っていた地図

玄関を出てそのままギルド内に入らずにそのまま草原に向かった。

相変わらずただぴろい、ここには10年前秋葉原が存在していた。

色々の聖地なのだが、それも全てなくなってしまっている。

前回行けなかった移籍に向かう途中巨大なオーガがいた場所に向かった。


「ノノ、あん時はありがとな」

「えへへ、もっと褒めてもいいんだよ?」

「それよりこれなんだ?」

「それよりて…ん? あ、宝箱あったんだ」


鉄のような金具で木の板が貼られた箱を見つけた。

鍵は掛かっておらず、開けてみるが複数のアイテムと回復薬、それと何かの地図を見つけた。

開いてみると、何も写っていない。


「何も書いてないなぁ…ゴミか?」

「それちょっと貸して」


ノノに何も書いてない地図を渡すと、いきなり燃やし始めた。

止めようとしたが、既に手遅れだった。

しかし、ノノの手には赤バツが付けられた地図を持っていた。


「あれ、燃やしてたよな?」

「そうだよ? あぶり? なんて言うか忘れたけど表面の油燃やすことで映し出すていうやつなんだけど…でも、これ行かない方がいいかもね」

「なんでだ?」

「これ隠し遺跡の地図…」

「嘘だろ! そんなの有り得るのか?」

「行ってみれば分かるよ? でも死んでも知らないからね?」


ノノはその後の事を見抜いてたのかもしれない。

俺はなりふり構わずノノの手を引っ張って遺跡に向かった。

向かうのを嫌がっているようなノノだが、ずっと俺の後ろに着いてきたのだが、歩き疲れたのか、猫化して俺の頭に乗って寝転んでいた。


「疲れたか?」

「にゃーお」

「そっか。道順あってるはずなのに全く見えねー!」

「にゃにゃー」

「ん?」


ノノが猫の手で指した方向には、古びた大きなビルだった。

ライオン紋章が壁に入っており、鞄に入っていた双眼鏡で確認してみるが誰もいないようだ。

俺はそのビルに、引き付けられるように向かって行った。

俺はその場で何故か、さっき手に入れた地図を確認した。

4つ角の所にこのビルと一緒のライオンの紋章が描かれているからだ。

見てみるがよく分からない、大きな部屋が3つありあと他はぐにゃぐにゃな迷路だった。

ビルに自然と入っていくと、ジィジジーと音を鳴らす自販機を見つけた途端、俺は効果を入れた。

ガタン。

買ったコーラを取り出してキャップを開けた途端炭酸が抜ける音がした。

飲んでみると普通に美味しい…。

ノノも気になっているのか俺の髪をいじり始めたので頭の上から下ろし座っている俺の膝に置くと開けたペットボトルに舌を入れて飲み始めた。

人の姿でよくね?

飲んでいるノノを見つめながら思ってしまった。

すると、いつの間にかノノは人の姿になり俺の膝に座って自分の手でペットボトルを持って飲み始めた。


ここまで読んでくれてありがとうございます!

・宝箱を見つける

・紙を炙った途端地図に変わった。


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