表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/18

培われた身体能力

連れて行かれたのは、王宮のど真ん中。政務室だった。そして、私を連れてきた偉い人は、当たり前のように王の椅子に座った。

これで、もうこの人の正体は確定した。もし、違ったら相当のうつけ。……逆に勇者と呼べる。

私の視線に耐えられなかったのかその人は口を開いた。


「一応間違いが無いように聞いておくが……お前が倒したんだな?」


「はい」


「その身体能力はどのように培った?」


「厳しい環境で育ったので……」


それを嘘だろって顔をしている。そりゃそうですよね。


「私が育ったのは、王国の端っこ。ハージ村です」


「あの辺境のか!確かに、あそこは厳しい環境にあるな」


王様(ほぼ確定)は、「なるほど、なるほど。確かにあそこは、隣国に侵略されたり色々あるからな」と勝手に納得してくれた。


「よし、それでは褒美だが給料の半年分。金貨60枚」


そう言って渡された金貨入りの袋は60枚以上の重みがあった。込められた意志的に重かったわけでは無い。金貨が60枚以上入ってるということだ。


「あの……枚数間違えてませんか?」






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング よろしくお願いします
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ