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正義の鉄槌

壁が吹き飛んだ。そして、空いた穴から煙に紛れて2人の男が出てきた。


楽しみを邪魔した者には制裁を


それで、私はヤツらを私のテリトリーに捕らえたその瞬間、それぞれのみぞおちに一撃ずつ正拳突きを打ち込んだ。そして、二人とも床に打ち付けてやった。傍らには花ではなく憎しみを添えて。


10秒くらいすると煙が消えてきた。

足元には死体……まだ死んでない。盗賊らしき男が2人倒れていた。正確には床に仰向けでめり込んでいた。口から泡がプクプクと蟹みたいに出ている。

誰がこんな……って私か。


と自画自賛(?)をしているとまたもや誰かが崩壊した部屋に入ってきた。一人じゃない、二人三人……ざっと30人ほど。小隊規模だ。

その人達は、積もりたての雪原のように真っ白な鎧を着ていた。ただ一人、王のような風格の人を除いて。


その特異点のような人が口を1ミリほど開いた瞬間、頭の中を最悪のシナリオが音速で駆け抜けていった。



倒れている男が実は国の重要人物

この人たちは私を捕まえに来た

拷問のち死刑ギロチン


ああああああああああああ!!!

と絶望するにはまだ早い。

この時、私は狂っていたのだろう。最悪のシナリオだった場合の最凶の切り抜け術が天から太陽光のように降り注いだ。


それは、ある意味真理とも言える方法。

やられる前に殺る。という最悪のものだった。





リリナの心の中

「殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ殺らなくちゃ……」

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