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異世界帰りの勇者達の現代でのお話  作者: 茶坊ピエロ
四章 区立千葉高等学校 文化祭編
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都合が良いときに救ってくれる神はいない。居るならこの世に不幸な人間なんていないのだから

「来いゲロ神!さっさと君臨しやがれこの飲んだくれ!」


 そこに現れる男はまだ神の時代に見て以来か。

 スサノオノミコト。

 でも残念でしたね、シスター。

 彼は、姉の名前。

 天照大神が協力関係にいると、びびって逃げていきます。


「ここはどこ・・・って嬢ちゃん!?」


「おうおうおう嬢ちゃんだぁ?あんたよくそんな口聞けたもんだなぁ」


 なんで・・・普通上下関係が逆なのですが?

 どうしてスサノオ様がビビって、シスターがすごんでいるのでしょう。

 まぁ何はともあれ、あれと敵対するのはよくありませんね。


「スサノオ様。わたしはネットの神バースです。アマテラス様の命を受けて、彼らを断罪にきました」


「バース?聞いたこと無いが、姉上の命と言ったか?」


「はい」


 思った通り怯えた表情をしている。

 ふふふ。

 計画通りですね。

 彼は姉に頭が当たらない。


「わ、悪いことは言わないぞ」


「ふふっ」


 まだ笑っては駄目です。

 こらえましょう。

 スサノオノミコトが消えてからにしましょう。

 そして下界でも最も悲惨な殺し方。

 串刺しの刑に処しましょう。


「わ、わ、わ、悪いことは言わないぞバース」


「はい?」


 何故わたしの名前を?

 もしかして勘違いしている?


「こいつらと事を構えるのはやめろ。いや、関わるのすらやめろ」


「は?」


 どういうことですか!?

 もしかして、彼が怯えていたのはアマテラス様ではなく、彼女?


「おいおい、ゲロジジィ。ちゃんと伝えとかねぇと駄目だろぉ?」


「嬢ちゃん。俺は落ちた神、邪神だ。神達に対して関与はできねぇんだ」


「知るかボケぇ!残念ながらこいつぁわたしの仲間に手を出しました。よって断罪します。殺します」


「な!?おいバース!お前もなんとか言え!」


 何にビビってるのでしょうか?

 人間でしかもあの程度のステータス程度の彼女を恐れるなんてどういうことでしょう?

 わたしには見えない何かがあるのでしょうか?


「おそらく全員が死んでしまうでしょうから、殺したと言っても過言じゃありませんね」


「あ?てめぇすっとぼけんな。わたしはバカだけど、バカでもわかることがある。梅田美帆の警護をしてたクレソンはどぉした?」


「クレソン?」


 あぁ。

 梅田美帆の護衛をしていた人物ですか。

 たしかに彼女は心臓を貫いて殺しましたね。

 そういうことですか。

 取るに足らないから忘れていました。


「すいませんそうですね。彼女はたしかに殺しましたよ?」


「だ、そうですよ?」


「おいバカ。今すぐ謝れ。そして生き返らせろ」


「何をバカなことを?人間に対して何故そこまで?」


「何もわかってねぇな!だったら姉上との縁を今すぐ切れ!」


「そんなことを言われてもですねぇ」


 どのみち、わたしも邪神堕ち確定ですからね。

 でも、スサノオノミコトを敵に回すのは得策ではない。


「わたしは貴女のお姉様、天照大神の命で動いている事実は変わりません」


「こ、んの!」


「もう黙れゲロジジィ」


 ピクリと動かなくなる。

 もしや強制で操ることができる?

 まぁだとしても本体はあの程度のステータスですし、殺せば良いだけの話です。

 問題はスサノオノミコトが敵対しないこと。


「じょ、嬢ちゃ――――――」


「わたしに二度も言わせる気ですか?黙れと言いました」


「・・・」


 なるほど。

 わたしの予想は正しかったようですね。

 怯えた表情の原因もこれで合点が行きました。

 さっさとスサノオノミコトを解放して差し上げましょう。

 最悪邪神堕ちを免除して貰えるかもしれません。


「ゲロジジィ!来い!」


「バース!全力で逃げろ。これは最終警告だ。姉上に伝えろ。手を出すなって」


「あとでお仕置きだ。全員からなぁ?」


 笑顔がゾッとしました。

 なんでですか?

 彼女が怖い。

 理由はわかります。


「これはわたしのスキル奪力の能力です。神バース。貴女を断罪します」


「嘘でしょ!?神宿り!?」


「は?なんですかそれは?」


 神を宿らせたのはたしか。

 スサノオノミコトが消えた。

 そして彼女からの放たれる圧力が、人のそれではない。


――――――――――――

名前 石川静 17歳


レベル8510497


ジョブ 僧


HP643464734575/643764734575

SP462347972343/462374972343


筋力46213546124154

俊敏46849643115267

技量97736461636284


スキル

神様召喚(笑) 玩具生成 奪力 念話 翻訳 神器生成:アメノムラクモ ステータス改変 破壊 爆裂 八岐大蛇召喚 威圧 神の加護永久マックス 詠唱省略 詠唱省略強化

――――――――――――


 ふざけてるのかしら?

 人間が持っていいステータスじゃない。

 スサノオノミコトと対峙しているのと同じ。

 しかも強制的に神宿りをすることができる。

 そしてあの怯えようはようやくわかった。

 神宿りは本来、神を宿らせるもの。

 つまり、神に身体を明け渡して代わりに闘って貰う技。

 でも彼女の自我は――――――


「ハハハ!驚いていますね!あのゲロ吐き寄生虫も驚いていました。自分の意識が何故無くなるのかと!」


「やはり、貴女は石川静なのですね」


「神宿りをしていると思ってるんですよね?ぶぁぁぁか」


 そして口から何か飛んできて、わたしの頬にペチャリと付く。

 唾!?

 唾を顔面に飛ばしてきた!?

 ゆ、許すまじ!


「これは奪力。文字通り、あのゲロの神、変態ゲロ強姦魔から奪ったのです?まぁこれ疲れるから使った返してるんですけどね」


 どうでもいいですけど、段々スサノオノミコトを貶す勢いが増してる気がします。

 とりあえず殺しましょう。

 わたしだって神。

 神同士に力の隔たりはそこまでない。

 手も足も出ないと言うことはないはずです。


「どうでもいいです!わたしは勝ちます」


「へぇ。自分だけゲーム五つ?五つも同時に使えるんですか?」


「えぇ。わたしは神ですからね」


 天使ですら一つしか使えない。

 でも一つしか使えないのはうなずける。

 なにせわたしは世界を作らず、この世界でセーブデータをロードできるんですから。

 まぁこの五つのゲーム機のうちの一つの効果なんですけど。


<<<<<Game start!What you are Name ?>>>>>


「セーブデータ展開。バース」


<<<<<Save Data Loading now.>>>>>


 正直簡単な相手だと思っていました。

 まさか人間相手に全力を出す事になろうとは。


<<<<<Save Data Load 100% Game start!>>>>>


「ほぉ。腐っても神ですね」


「わたしは人間に全力を出すのは初めてです。光栄に思いながら死になさい!」


「そういうのは勝ってから言うんですよ?来いゲロジジィブレード!」


 飛んでくるのはアメノムラクモですか。

 あれも神器と呼ばれ意思があるはずですが、あんな呼ばれ方をしても来るなんて。


「いいこだ。これからはあなたのこと、ゲロジジィに無理矢理従われていた剣って呼んであげましょう」


 懐いているの!?

 アメノムラクモが光り出している。

 これはつまり、喜んでいるんだ。


「さぁ始めましょうか。もっとも初手でわたしの攻撃を見逃すようじゃ、わたしの勝ちは揺るぎませんが」


<<<<<GAMEOVER!YOU LOSE!Continue?>>>>>

 

 わたしはイエスを選択する。 

 でも殺されたの!?

 わたしが!?

 こんな屈辱は初めてよ。

 石川静、絶対に殺します。

 

一読ありがとうございます!

さぁさぁ、バースは勝てるのでしょうか!

全員が認めてる最強の似非シスターVSゲームの神、続きます!

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