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異世界帰りの勇者達の現代でのお話  作者: 茶坊ピエロ
四章 区立千葉高等学校 文化祭編
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段ボールアタック!最も丈夫な段ボールの使い途を説明するかもしれない話

 段ボールがどんどん迫ってくる。

 一般人の頭突き並みの威力だ。

 くっ、ぐっ。

 正直大したことないのだけれど、鬱陶しい!


「だー!斬り割け!」


 しかし段ボールを斬り割こうとするも、余りの堅さに驚いた。

 先ほどのドラゴン並みだ。


「硬い!」


「はーっははっはー!この段ボールは硬さ面もアダマンタイト並みなのだ!」


 いやだからそれに何の需要が!?

 何かを収納するにも、パンパンまで突っ込まなければ中身が傷つくレベルでしょ。

 燃えにくくて硬いなんて、処分に困るゴミね。


「鬱陶しいのよ!大規模爆裂魔法:エクスプロージョン!」


 残念ながらわたしは魔法のコントロールは良くない。

 いや、壊滅的まで言えるわね。

 しかしそれでも傷ひとつ付かない段ボール。


「どんだけ硬いのよ。もうそれ段ボールじゃないわ」


 茶色い入れ物か何かよね。

 しかも重そうね。


「この段ボールは核魔法でも壊れないほど丈夫なのだ!余裕なのだ!」

 

 へー。

 だったら壊すのやめよう。

 無駄な時間を過ごしたわ。

 重力魔法:グラヴィティ


「な、なんだ!?」


「おい段ボールが持ち上げられないぞ!?」


「た、隊長!段ボールが持ち上がりません」


「なんなのだ!?お前何かしたのか?」


 段ボールが持ち上げられないのも当たり前でしょう。

 アダマンタイトを使ってるなら、それなりの質量だろうしグラヴィティで重さが100倍になったのだから。


「さぁ?どうかしらね?」


「ぐぬぬ。作戦変更じゃ!全員段ボールを仕舞え!」


 ――――――ピロリン。


 あー段ボール仕舞っちゃった。

 しかし、その中にいる人達を前に絶句。

 全員目出し帽をかぶっていた。

 しかもその上にはベレー帽?

 そして接近戦を仕掛けてくる胸があるから女性?とわたしは剣を打ち合う。


「アサルは聖騎士を牽制しながら、ナイを援護しながら後退するのだ」


「了解隊長!ブマシ頼んだぞ!」


「ロケラがいるから大丈夫です先輩!」


「ルナ!一旦下がれ!ぶっ放す!」


「了解」


 多分装備している武器が名前になってるのかな?

 アサルトライフル、スナイパーライフル、サブマシンガン、ロケットランチャー。

 今、接近戦をしているのがサバイバルナイフを使っているルナか。

 わたしに蹴りを入れて離脱する。


「いくぞ!サブマは爆発後撃て!」


「了解!!」


 ロケットランチャーが飛んでくるけど、これはバリアを展開しないとね。


 ――――――ドドドドドン


 その音ともに次はマシンガンを発砲してくる。

 魔力、SPを消費するのは勿体ないわね。

 だったらすべて弾くしかないわ。


「爆煙が去っても発砲を続けるなんて徹底してるわ」


「なんだと!?アサル!お前も撃て!」


「チッ!」


 また増えるのは面倒ね。

 投げナイフは得意じゃないけど・・・


「飛び道具まで使えるだと!?」


「チッ!さっき退いたスナイパーね。一人は潰したかったのに!」


 しかし撃ってくるのはわかってんのよ!

 他のところに意識を割くのはきついわ。


 身体強化魔法:ダブルブレイン


 これで双方に意識を割くことができるわ。

 どうやら後ろにミニガン使いがいるみたいだし。

 ミニガンなんて持って歩く意味を感じられないのだけれどね。


「狙撃を弾きながら、サブマシンガンとアサルトライフルを避けるのか!?」


「解説ありがと!」


 グレネードが飛んでくるので、無詠唱で光の矢を展開。

 空中で爆破した。

 当たっていたらバリアが壊れる威力はあるわ。

 破片がかなり飛んできてる。


「なんという対応能力なのだ!?」


「天使に褒められても嬉しくないわね」


 ――――――ドドドドドド


 今度はミニガンを放ってくるやつ。

 あれはウザいわ。

 弾ききれるとは思うけど、疲れるし。

 バク転、バク宙で後ろに後退。


「アクロバティックな動きだな」


 ダンディボイス!?

 貴方が一番ボスに見えるわ。

 ミニガンが一番厄介だし、あいつを最初に殺すか。


 ――――――パパパン!


「んー。まずは一人」


 ミニガンを持った男は倒れ込んだ。

 まぁ脳天を撃ち抜いたから死んでるだろうけど。


「「トリン!?」」


 あー、音は聞こえただろうけど、わたしはすぐに銃をホルスターにしまったから見えなかったんだ。

 てかこの程度もみれないって、この前闘った天使より弱い?


「よくもトリンを!」


「死ねぇぇぇぇ!」


「トリンの仇ぃ!」


「うわあああああん!トリンまで殺されてしまったのだぁぁぁ」


 少なくともウザいわ。

 前闘った天使よ超うざいわ。


 ――――――カンっ!


「スナイパーは冷静にヘッドショット狙って来るのもウザいわ」


 ロケットランチャーはバリアで防ぎたいけど、マシンガンとかは砕かれる畏れがあるのよね。

 一点集中とまで言わなくても同じ場所に撃ち続ければ、ヒビが入るし。

 ロケットランチャーの爆風に巻き込まれて砕けて蜂の巣とか、絶対にいやだし。


「転移」


「んな!?どうやってここに!?」


「あらー。とりあえずスナイパーを殺そうと思ってね」


 驚いてるわね。

 無表情を装ってるけど、口がガチガチと歯ぎしりを立ててるのは、丸わかりよ。


「くそぉぉぉ!」


「さようなら」


 ――――――パン!


 きっちりと脳天を撃ち抜き、トドメに首を切り落とした。

 そしてスナイパーライフルを拾い上げる。

 次は彼ね。

 ロケットランチャーは厄介だもの。


 ――――――パンッ!


 避けた!?


「ロケットランチャーはこの距離は届かないでしょ」


 しかしわたしの思いとは裏腹に、目の前にゲートのような物が現れる。


「あーここからロケットランチャーが――――――」


 来たわねぇ。

 まぁバリアすればいい話。

 そのまま爆裂魔法:エクスプロージョン!


「転移」


「ロケラァァァ!」


 なんで泣いてるのよ。

 まだ敵は生き残ってるのよ?


「バカ!何、油断しておるのだ!」


「え?」


 ――――――パン!


 容赦なくサブマとやらの脳天を撃ち抜き、続いてアサルと言われたやつの脳天を撃ち抜いた。

 そして天使に銃口を向ける。


「貴女の取り巻きは死んだわ。降伏するなら、脳天を撃ち抜いてあげる」


 さすがに苦しませて殺すのは心苦しい。

 だからせめてもの慈悲で、即死する脳天を撃ち抜こうと思う。

 

「そんな!みんな死んじゃったのだ!?」


 また泣き始めるのかと思ったら、後ろから華奢な体つきをした青年が歩いてくる。


「何をやってるナミエル」


「コナエルお兄様!」


 こいつがコナエル?

 赤髪赤目の茶色いローブを着た男が歩いてきた。


「貴方がコナエル?」


「そうだ。ナミエルは俺の妹だ。世話をかけたな。と言っても俺達の奴隷を世話してくれたようだが」


 奴隷?

 仲間じゃ無かったの?


「奴隷なんて、彼らは彼女を慕っていたのよ?」


「だからどうした?」


「え?」


「当然だろう。我らのおかげで命が生み出されたのだ。我らの奴隷以外でも何者でも無い。むしろ奴隷扱いを感謝してほしいものだ」


 ムカつく・・・。

 まるでわたしの兄さん。

 あの民を摂取する生き物しか見てないあのクソ野郎を思い出す。


「お兄様!彼らはわたしの――――――」


「うるさい黙れ。惰妹が!」


 ナミエルとか言うのを殴りつけた。

 ますますわたしの兄さんを思い出してムカつくわ!

 結局あいつはわたしがこの手で殺したいけど。


「貴方の妹でしょ?なんでそんなことをするの?」


「それは俺が優秀で、こいつは堕天使だからだ。だが俺はこいつの兄だからな。寛大な措置でここにいる」


「へぇ。なんで堕ちたのかしら?」


「こいつはあろうことか、下等生物である人間と友になろうとしたのだ。だからその友を殺し、此処に幽閉してやった」


 それだけで?

 それだけで、堕ちないといけないの?

 やっぱりくそだわ。

 ナミエルの処遇はあとで考えるとして、彼を殺しましょう。

 後悔するまで、泣いて許しを請うまで。

 そこで初めて眼球を取り出す刑をしてから殺しましょうか。

一読ありがとうございます!

現在、コンビニでバイトをしているのですが、コンビニの前に不良が居たせいで時間をくいました!

許すまじ!

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