ゲームが悪影響を及ぼすとは限らない。人間は中身を磨こう。頭が固い奴は嫌われるの三本でお送りいたします!
「ふぅー!生き返った!」
リスポーンとは素晴らしい。
俺はゲームを教師になってからやり始めた。
何故なら、学校に来ない不登校者の気持ちになって考えるために。
もしかしたら俺が間違っているかもしれない。
でもいざゲームをプレイしたらわかったのさ。
ゲーマー、オタクというのにろくな奴はいない。
「めんどくせぇ」
「教師に対してその言葉使いはどうなんだ?青谷ぃ!そこに正座しろ!」
「断るよ先生」
しかし青谷のような不良生徒よりはまだましだ。
ゲーマーやオタクを毛嫌いする彼らは自分たちの普通以外は認めない。
違法行為までする。
あんなクズは死ねば良いと思う。
だが、彼らにチャンスを与えないのは可哀想だ。
「指導だ!身体能力上昇!筋力アップ俊敏アップ技量アップ!」
「そんなことしていいのか?」
「もちろんだとも!負け惜しみは良くないぞ!」
青谷は舌打ちしながら、駆け出しはじめる。
しかし、全ステータスが底上げされている俺には通用しない。
「お前程度の不良には丁度――――――」
顔が引きつってない!?
これは予定通りか?
「予測通りだ。拳巨大化」
くっ・・・。
両手が巨大化するか。
重たい。
ならば新しいスキルを取る。
頭にイメージするだけで取得可能で楽だ。
軽量化を取得し使用する。
「軽量化!」
「また新しいスキルを!」
すると、さっきまで重たかった拳が嘘のように軽くなる。
よしよし。
思った通りだ。
轢かれたことはないが、車並みの重さで困っていた。
さすがに一撃目は防がれたのは気に食わんが、それでも指導する。
それが教師なのだから!
「ならば闘い方を変えよう」
すると次には俺の手の大きさが戻ってしまった。
豚顔のくせに生意気だ。
地面を叩き始める。
それも巨大化して。
「地響きか!物に当たるなんてイキってる不良ならではだな」
前にも不良が校舎裏で猫を蹴り飛ばす現場を見た。
つまり不良とはそういう奴らだ。
だが生きる価値がないわけじゃない。
ちゃんと指導すれば改善されるんだ。
「アースクェイク!」
地面の破片が飛んでくる。
しかし天才気質というスキルを使えばこんなもの余裕だ。
見える見える。
ゆっくりな動きが見える。
スポーツで言うゾーンの状態だ。
まさに優秀な俺に相応しい。
しかしこれは普通の人間なら死んで居るぞ。
人殺しはよくない。
ますます燃えてきた!
「やめないか青谷!お前はまだ未来のある若者だ!殺人など犯してはいけない!」
「話しの通じない相手と会話を続けるつもりも無いぜ?あんたは勇者の力を歪んだ気持ちで使った。此処で殺されるんだ」
こいつこそ何をバカなことを言っているんだ。
俺が歪んでいる?
あり得ないだろう。
お前みたいな社会のゴミを粛清し、改善しようとしているというのに。
「俺のどこが歪んでいると言うのだ?お前みたいなゴミでも、見捨てずに更生させてやろうと言うのに」
「お前に更生された者達は、不幸だな」
何を言っているんだこいつは!
俺は何人もの生徒を不良から優秀に変えている。
まぁ俺みたいな優秀な人間に指導されるのは光栄な事なのだ。
こういう風に負け惜しみを言うのだからさ!
「妬みは止してくれ。たしかに俺は優秀だから妬む気持ちもわかる。だがお前みたいなゴミを更生させるには、まず妬むのではなく憧れてくれないか?」
「は?」
そして俺は言葉での指導を始める。
しかし言うことを聞かないのなら身体に指導するのも仕方ない。
更生させなければならない。
それが神がこの恩恵をくれたのだから、それに応えなければならない。
*
俺は開いた口をしばらく閉じることができなかった。
こいつは何を自分に酔っているんだ?
「まずその鼻が駄目だ。整形しろ!そんなブサイクでは彼女もできないぞ!中身が大事と言うがそれは顔がまともなのが大前提なんだ!」
まずこの鼻をバカにされる理由がわからない。
このプリチィな鼻に嫉妬するのはわかる。
こんなプリチィな鼻を持っている俺が羨ましいからと言って、整形させてまで見ないようにするのはおかしいだろう。
生徒に言う言葉ではない。
「それにお前は変な言葉を話す精神異常者だ。先にしたってそうだった。日本語がまともにできないんだ!まずは病院へ行こう!」
「F〇ck you!」
中指を盛大に立ててフ〇ッキューと言ってやった。
さすがにこれくらいはしっているだろう。
顔が真っ赤になっている。
「お前教師に向かって!・・・良いだろう。鉄拳制裁だ。拳でお前を更生してやる」
「さっきからお門違いのことを話しやがってアスペルガー症候群か!それに俺の鼻はプリチィだ。嫉妬するからと言ってバカにすることは許さん!」
「お前の鼻は豚鼻だろうが!」
そうだっつってんだろ!
そんな豚鼻のプリチィな鼻をブサイクブサイク言いやがって!
まぁどのみちお前はここで殺すんだけどな!
巨大化ばっかで芸がないけどな。
俺は両手を巨大化させる。
「その程度の遅い拳、受けとめられるんだよバカが!」
「てめぇこそばかだ!」
さっきまではスキルを使っていない、ただ巨大化させた拳だ。
でも今度は鋼の拳だ!
「むっ?硬い!だが関係ない!」
何つー動きすんだ!?
拳はたしかに喰らった。
だが次には身体をうねらせて、受け流し俺の目の前まで迫ってきた。
「ラッシュラリーだ!俺は昔ボクシング部の顧問をやっていてね」
――――――ボコボコボコ!
顔面に3発のパンチが入る。
そして上から肘打ち。
ふざけんな。
ボクシングに肘打ちなんて反則だ。
鼻が折れちまった。
「良い鼻だぞ。前より綺麗だ」
「教師として体罰はどうなんだ?」
「体罰?笑わせるな。それは理不尽な暴力だ。これは指導だ!」
そんな理不尽あるか!
でもまずいな。
なんで身体能力がかなり上昇してるのに、こんな動きができる?
普通はじゃじゃ馬ぶりで最初は動くこともままならないのによ。
とか思ってたら一瞬で目の前によられて、髪を引っ張られて膝蹴りをされる。
「いってぇ・・・」
「ハハハ!どうだ?先生の指導は?お前が悪いんだぞ?今ならごめんなさいと言って、卒業まで俺に絶対服従で許してやる。お前みたいな不良を指導したとなれば、お前の取り巻き共も指導しやすくなるからな」
「断る」
「そうか!まだ口答えするか!よぉし」
たしかにこいつのステータスは強い。
だが攻撃はいつも正面から。
素人だ。
だったら少しの奇襲でなんとかなるかもしれない。
「オラァ・・・」
やはり目の前に現れる。
俺はそれを待ち構えていたかのようにアッパー!
「遅いな。そんなの避け――――――」
「どうかな?」
拳巨大化プラス鋼の拳。
それで思い切り上に打ち上げる。
だいぶ威力があっただろう。
東京タワー並みの高さに打ち上げた。
「やるなぁ。指導し甲斐がある!」
「余裕はどこまで保つのかねぇ?落ちろ!」
「なに!?この距離でも巨大化できるのか!?」
当たり前だろ。
なんかスキルの予測でもしてたのか?
この程度なら近い距離だと思うけどな。
拳巨大化の肥大化した拳の重さで地面に叩きつけられれば潰れる。
「俺の勝ちだ。おそらくその高さでも跡形もなく潰れることはない。悪いがゲームはその間に――――――」
笑いながらゲームをどこかに投げてしまった。
ここは真っ白な世界だ。
あの高さから落ちれば壊れるだろう。
しかし・・・
「スキル発動。位置固定」
そんなのはさすがにあいつでもわかる。
それに対応する何かをするに決まってた。
落ちないようにするとは一番最悪なパターンを選びやがった。
俺はあの高さまで行く手段がない。
「ハハハ!これでゲーム機を破壊する手段は無くなったはずだ!」
<Level up!Your Level 100>
そういうとアナウンスが流れる。
一気に50も上がるのかよ。
やはり神のアイテムか。
そして本田道明は地面に落ちて潰れた。
<YOU DIE!Continue?>
<OK!Respawn!>
生き返りやがった。
最悪だ。
延々と闘うのか?
こいつと?
仮にもこのステータスだ。
ゴリ押されれば負ける。
「覇王覚醒発動」
スキルに覇王覚醒があったな。
一体どんな能力だ?
「ハハハハ!」
俺はステータスを見て絶句していた。
一読ありがとうございます!
この話はフィクションです!
私はかなりのゲーマーです!
タイトルがどんどん雑です!
ねこかいてぇ




