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異世界帰りの勇者達の現代でのお話  作者: 茶坊ピエロ
三章 天使VSサイコパス編
50/290

著作権?何それ美味しいの?

運営様に注意を受けたのでかなり修正されております

この姿は、メモリ様が人間の転生者とわかったときに、粛正で殺そうとしたとき以来だった。

 メモリ様とわたくしの実力は拮抗していた。

 つまり神の使徒であるイトナ様と互角の力を持っている。

 なのにだ。

 わたくしは今は這いつくばっている。

 ステータスを解析しても、特に強いとは思えない。

 でも勝てない。

 なんなのだあの化け物は。

 目の前の男は狂ったように笑いながらこちらに歩いてくる。


「アハハハハハ。()はババァを抱く趣味はないんだ。死んでくれや」


 目の前が真っ暗になる。

 ごめんなさいみんな。

 ワタクシの意識はこの時点で失った。



 さて、どうしたものか。

 これ勝ち目無いだろう。

 今になって死の恐怖がで身体が震えてきた。


「今まで俺が殺してきた奴らは、誰もブルってなんかいなかったのにな」


 俺が殺した奴はどいつも勇者らしく、恐怖の顔を浮かべた奴はいなかった。

 天池龍輝みたいのを、隠密で殺している奴もいたが、勇者恭哉なんかは一度も恐怖の顔を浮かべなかった。

 俺ってかっこわりぃな。


「ふははははははははは!」


「恐怖で狂ったのかしらぁ?」


「違うよ。だせぇなって思ってな」


 死にそうな状態負けそうな状況。

 そんなときに恐怖しているなんて、どこの雑魚キャラだよ。

 かっこ悪い俺に笑えてくるさ。


「死ぬまで絶対に恐怖しねぇ!あんたなんて所詮踏み台だからな!」


「言うわねぇ。でも貴方じゃとても勝てるようには思えないわぁ」


 前にクソ親父が言ってたな。

 ステータスよりスキルの質がどうとか。

 この圧倒的までのステータス差には、いくらスキルが強くても関係ない。

 なにせスキルを当てることすらできないんだから。

 フクロウ擬きが消えた。

 目で捕らえきれない。

 勇者の時とは違う。

 俺は全方向に影斬を飛ばす。


「残念。上ががら空きよぉん」


 ――――――ドスン!


 あっぶねぇ。

 上とはな。

 間一髪で俺は避けた。

 地面にはクレーターができていた。

 こいつはあの詠唱のあとスキルがすべて使用不能になった。

 だからまだよかった。

 あのステータスで巨大化なんてされたらぺしゃんこだ。

 だけど避けれた。

 つまり回避不可能では無いんだ!


「ハハハハハ!当たらなきゃ意味ねぇんだよ!」


 まぁ俺は攻撃を当てる手段がないからな。


「お前に聞こえるその声が、疎ましく闇夜にひしげくこの世界の成れの果て!」


 四角い球体が出てきた。


「ドリルエナジー!」


 四角い球体からドリルが俺の方に迫ってくる。

 予想通りだ。

 ていうかこいつらの詠唱、どことなく聞いたことあるフレーズばかりなんだよな。

 俺はジャンプして避ける。

 チッ!

 追尾型か。


「よそ見とは余裕ね」


「しまっ――――――グァァァァァ」


 フクロウ擬きから一瞬目を離した隙に目の前まで迫られ蹴り飛ばされる。

 そして飛んで行った先にはもちろんドリルがあり、肩に穴が開いた。

 いってぇ・・・

 俺は即座にドリルを影斬で切り刻むが、堅くて切れない。

 すると次にはドリルが霧散した。


「魔法か」


「そうよぉん。これは攻撃がヒットして10秒後に霧散するの。どうしてかわかる?」


 決まってんだろ。

 刺さりっぱなしで、回転を止めることができたら止血になる。

 俺もそれ狙いで切り刻もうとした。


「このくそったれが」


「それだけ大きい穴が開いたら、早く止血しないと死ぬわよぉ」


 わかってるっつぅの。

 しかしどうしたものか。


「ホーッホホホホホ!じゃあトドメといきましょうか」


「容赦ねぇな。ほっといても死ぬってのに」


「これでも、元魔王軍幹部。魔天王序列Ⅰ位ですから」


 くそったれ。

 今となっては俺の奥の手は何も意味を為さない。


「蒼き空を靡く風よ!今、心の扉を開けたまえ!全てを瞳を我に集めたまえ!」


 そして強い光がフクロウ擬きの周りで発光した。

 眩しい。

 目が・・・。

 つまりこのあとはどうせ。

 目に光が戻ったときはもう予想通りだった。

 上を見ると大きな城のようなものが落ちてきている。


「ホーッホホホホホ!あの魔法はワールドブレイクよ。と言っても世界を破壊できるほどの威力はないけどねぇ。精々日本が吹き飛ぶくらいの威力かしら?まぁ死になさい!明石光!」


 まだ俺は滅びの呪文を唱えてないのに、落としてくる。


「あんたは逃げないのか?」


「貴方が死ぬところをちゃんと見ておかないとねぇ」


 この状況で俺が死ぬところを拝もうってのか?

 あれを耐えれるのか、このステータスは。


 そしてフクロウ擬きは左手を上に掲げた。

 なんか四角い虹色のシールド見たいのが出てきた。

 いや絶対シールドだろうな。


「これはわたくしのSPを消費し続けて貼るシールドよぉん。SPが消えない限りどんな攻撃でも防ぎきるわぁ」


 こいつは道連れになることなく、俺の死を観れるのか。

 こうなったらこの世界を壊すしか無い。

 しかし俺の身体は言うことを聞かなかった。


――――――――――――

名前 明石光 17歳


レベル30


ジョブ 学生


状態 瀕死


HP1/4546

SP1541/2019

筋力585

俊敏846

技量2164


スキル

影斬 鎖生成 剣技 銃技 清掃 記憶改変無効 虚無之長 

――――――――――――


 俺もうすぐ死ぬのか。

 HPが1で詰み――――――なんで俺自分のステータスがみれてるんだ?


(君、ここを生き残りたい?)


 誰だ!

 俺の頭に直接響いてくるこいつは!


(僕は君だよ。わかるだろ?普段学校での君はこんな感じじゃないか)


 それはキャラを作ってるからな。

 最近バタバタでたまに崩れてしまっているが。


(まぁ君の意見なんて聞いてないや。ちょっと身体を貸してよ)


 ふざけんな!

 身体を貸してだ?

 俺は死にかけてるんだぞ!


(貸さなきゃ死ぬよ。どうせ死ぬなら生き残る可能性に賭けてみなよ)


 一理あるが、まだ希望は――――――


(バカだなぁ。あるわけないでしょ。君はこのままじゃ死ぬの)


 希望なんてないのはわかってる。

 だけどこんな得体の知れない奴に、はいそうですかと身体を渡せるわけが・・・。


「はーい。お借りしましたー。とりあえずこの傷塞いじゃおう」


 俺の身体が勝手に。

 憑依か?

 みるみるうちに、肩に開いた穴が塞がっていく。

 一体どんな手品を使った。


「まぁ見てなって。フクロウ擬きさーん」


「あら?雰囲気が変わったわね。まだ何か隠してるのかしら?」


「隠してないよー。調子のってギリギリラインの事を、しでかしたあんたにお灸を据えるだけだよー」


 フクロウ擬きは一瞬で消え去る。

 この高速移動をどうにかしないとどうしよも――――――


「はーい。とりあえず、動かないでね」


「身体が・・・動かない!?」


 動きを止めた!?

 まるで読めない。

 お前は一体何者なんだ?


「君が初めて得たスキルだよ。とりあえずあの城邪魔だね。バ〔自己規制〕」


 そういうと、城が消えた。

 跡形も無く。

 こんな滅びの呪文でもなんでもないだろ。


「ワールドブレイクが!?」


「そのネーミングダサいよ。さて――――――」


 そうやって調子のって喋っているから、裏を付かれるんだ。

 俺は羽交い締めをされた。

 目の前にはさっきと同じ箱。

 ドリルエナジーか。

 くそっ!離せ!


「そんなドリルじゃ――――――ほい!」


 ドリルが粉々に砕けた。

 どういった手品だ。

 いやなんとなくわかる。

 地面の影が先に細切れになった。

 つまり、これは影斬。


「やっと気づいたね。任せてよ。僕がこのフクロウを殺して、ここから脱出させてみせるからさ」


 まぁどのみち死んでいた状況。

 こいつが何かもわかったし、任せてみるか。

一読ありがとうございます!

眠いです!

投稿前に寝てしまいました!

明日も早いしつらたん

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