おカマ!?ニューハーフ!?いいえふ〇なりです!
「ロマンスグレーのイイ男ねぇん。だけどフミには触らせないわん」
おカマがまずは動くか。
あいつは解体ショーというスキルと鎌生成がある。
解体ショーのスキルは対象を解体だろうな。
しかしこれの発動条件が問題だ。
今は鎌で斬ってるように見えているがもし――――――
「死ねぇぇぇぇ!」
「はい。残念」
おカマが指を鳴らすと同時に、巨人の爺さんの右腕が切り刻まれた。
やはり解体ショーは鎌で切らなくても発動するか。
「グァァァァァァ!ふんぬぅぅ」
「バカなおじ様ねん。老い先短い命を大切にしないなんて」
腕が無くなっても今度は左腕で殴ろうとする。
どのみち解体ショーで終わり?
それはないだろう。
今にも仲間が死にかけてるというのに、あの女達が動こうとしていないのが良い証拠。
おカマが指を弾くが何も起こらない。
そのまま拳がおカマへと向かっていく。
「来るぞ。天使達が動いた」
「わかってるよ佐川!全員準備はいいな?全員修行メンバーとコンビだ。離れるなよ!」
俺の言葉で六人とも頷いた。
そう言って彼らの方に身体を向き直すと目の前には梟がいた。
「明石光。アナタの相手はわたしよぉ!」
ちっ!隔離空間かよまた!
どうしてこう俺の敵は、俺を隔離したがるかねぇ。
「だそうだ佐川」
「あぁ了解。プランBだ」
俺は転移ギリギリ聖剣と拳銃をキャリーに投げればいい。
俺と佐川は予め作戦を考えていた。
万が一俺が隔離されるような事態になった場合、相手は俺のスキルを把握していると。
その場合は俺の敵が武器を破壊、もしくは無力化する空間に連れ込むか、スキルで武器を吹き飛ばせる事に特化した奴かどちらかが相手。
宝の持ち腐れになる前に俺は自ら手放しキャリーに渡す。
そしてその場合ペアが変更される。
佐川、キャリー。
メーテル、青谷。
ニャンコスター、石川。
そしてパピヨンがソロだ。
「よし!明石。健闘を祈る」
「ちゃっちゃと済ませるからな。はぁどうして俺はよく隔離されるのかねぇ」
「光を恐れてるからよ」
俺はどこぞの主人公じゃ無いからな。
自分の実力を勘違いもしない。
だから隔離する理由が恐れられてると言うことも分かっているが・・・。
「寂しい!!」
「「「は?」」」
キャリーと佐川は笑いをこらえているが、他の奴らは首を傾げてる。
まぁ俺も逆の立場だったら、は?だけどな。
「お前等覚えておけよ!キャリー」
俺は聖剣と拳銃をキャリーに投げる。
「そろそろ時間だ。がんばれ!」
そして俺は別の世界へと引きずり込まれた。
*
「なんで自ら装備を!?」
巨人の女は爺さんの腕が切り刻まれたときは、落ち着いていたのに取り乱していた。
こいつは次にはこう言うはずだ。
「「スキル剣技は剣を持つことでステータスが強化されるスキルじゃ無かったの?」」
ほらな。
今度は口をパクパクさせている。
俺今すごい事に気づいた。
あいつ、おっぱいあるのにエレファントがあるんだけど。
一体どういうこと!?
いや服を着てるからわからないけどさ!
あのもっこりぐらい絶対エレファントだろ!
「おいスカイ!あいつのズボン脱がすぞ」
「ねぇ。いきなりセクハラ発言やめてくれない?」
「馬鹿野郎!あのズボンのもっこり具合!あれは絶対男の――――」
ボフゥ。
スカイてめぇおれを殴りやがったなぁ!
こいつ聖剣を持ったからステータスがたけぇんだよ!
――――――――――――
名前 キャロライン・スカイ 17歳
レベル55
ジョブ 女子高生
状態 健康
HP7800/7800
SP1865/1865
筋力999999999
俊敏194856445
技量145212412
スキル
瞬間移動 記憶改変無効 剣技 銃技 無慈悲なる世界
――――――――――――
聖剣すげぇな。
こいつのステータスが前見たときよりも強化されている。
「バカなことを言ってないで闘うの!光に笑われるよ!」
「暴力女とよく明石は付き合えるぜ」
「それはメーテルと付き合ってる貴方にも言えるわね」
ごもっとも!
メーテルも結構暴力的だけどあれは照れ隠しだ。
「まさかお前俺のことが――――――」
――――――――ドスーン
おいおい、危ねぇなぁ。
俺が気付くの遅れてたらぺっしゃんこだ。
「話の邪魔するなよブス」
「とりあえず貴方達二人も危険人物だからね。殺すよ」
青髪の女、魔王らしいな。
あいつは巨人の爺さんを援護か。
よし、ならここは。
「パピヨンは明石の帰還待ちしながら俺達の援護。他は全員あの爺さん達の所に行け」
「了解。わたし達は主にAACの二人を警戒するわ」
「にゃー。じゃあわたし達は巨人の爺さんにゃね!いくにゃよ似非シスター」
それぞれ自分のやることを理解している。
さすが俺の妻。
「わたしの攻撃を避けながらよく的確な指示を出すわね」
「そうか?ビビるなよ。神の使徒様」
「ふんっ!」
今度は回し蹴りか。
その巨体で、あの速度の回し蹴りをするなんて反則だろうがぁ!
「スカイ!」
「いや、自分で避けなさいよ」
そう言いつつ、俺の肩に触れて当たる直前に瞬間移動で避けた。
あいつ身体強化してるのか?
「まぁなにがあるかわからないからな。”魔法禁止区域”」
これでこの家の中で魔法を全く使うことができなくなった。
それは俺達も同じだ。
最も精霊魔法は、魔法禁止区域の影響にはならないらしいから、パピヨンは弱体化しないけどな。
「驚いた。魔法を封じる魔法を使えるなんてね」
「これでも異世界に召喚に巻き込まれて、酷い目に遭ったからなぁ。俺は神を恨んでるぞ?」
「そう。それは不運だったわね。でも神様は人類全員に平等よ。アマテラス様に会う?きっと良い出会いになるわよ?」
「くそ食らえ」
良い出会いになんかならないさ。
俺は神を殺したくてうずうずしてる。
そんな奴が神と出会ったら良い出会いになるはずが無い。
別に天照大神が嫌いというわけじゃ無い。
単純に神という存在を消したい、それだけだ。
「はぁ。天使もまともじゃ無いわね。こいつをスカウトするなんて」
「仲間にまでそんなこと言われて、佐川隆二は人望が無いわねぇ!!」
この空間ではスキルは使えるからな。
拳の雨のように巨人女が攻撃をしてきたが、それをすべて避ける。
さすがだな。
聖剣を持ったことで上がった技量のおかげで、瞬間移動に使うSPがほとんどない。
詰まりほぼ無限に攻撃を避けることができる。
「天使って言っても大したことないわね」
「チィッ!」
瞬間移動で顔面まで迫ったスカイに対し裏拳で殴りに行く巨人女。
さすがに直撃したらひとたまりもないが。
「ぐぁぁぁ!」
「頬を思い切り蹴飛ばされたくらいで、叫ばないでようるさい」
瞬間移動で避け、隙ができた瞬間に思い切り跳び蹴りを与えた。
いやぁ、さすがにあれだけ瞬間移動して顔面に近づけば、普通SPつきると思うよな。
「貴女。ほとんどSPが減ってないじゃない。厄介なのが残ったわね。ジンタンに狙わせるのは貴女だったかしら?」
「そしたら今頃貴女は光に眠らされてるわよ」
たしかに明石がいたら俺とコンビで簡単に巨人女を倒すことができただろうな。
こいつらが弱いわけじゃ無い。
だが俺達の成長がこいつらの実力を上回った。
それだけの話。
たしかに三日くらい前のこいつらを相手取れば負けていたのは俺達だろうが、
「まぁ後悔しても――――――」
「もう遅いって奴だな」
これは明石が来る前に決着が付いてしまいそうだ。
魔法禁止区域もかなりマッチしてるしなぁ。
「スキルは使えるのよね。正直甘くみてたわ。そろそろスキルを使って闘いましょうか」
スキルを何一つ使ってないのか?
巨人化はしてるだろうに。
すると巨人女がみるみる元の姿に戻っていく。
「これがわたしの全力。スキル、小さな巨人化」
まさか普段の小さい状況が本気!?
なんだよそれぇ!
もっこりの正体がわからなくなったじゃないかぁぁぁぁぁぁ!
一読ありがとうございます。
眠いです。
昼夜逆転とかしません。
毎日が眠いw




