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異世界帰りの勇者達の現代でのお話  作者: 茶坊ピエロ
一章 異世界侵略対策委員
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女勇者、その名はクレソン・ウメダ!

※今回は性模写があります。苦手な方は戻るボタンをb

 目覚ましがチリチリなる。

 深夜の三時だ。

 このために昨日は早めに布団に入った。

 まぁキャリーが全然寝かしてくれなかったが。

 横ではキャリーが寝ている。

 そっと布団を掛けて俺は任務の準備をする。


「あー、あいつと会うのは嫌だなぁ・・・」


 あいつは女性の任務しかしない。

 しかし同い年ながら女性の処理は手早く、俺とキャリーの上官にまで上り詰めた・・・クソ野郎だ。

 俺は待ち合わせ場所の梅田美帆の家に行く。

 家の近くに行くと絶倫王子がいた。


「よぉ絶倫王子」


「やめてくれミスターアカシ。照れるじゃないか」


「照れんな絶倫」


 俺は絶倫王子を蹴り飛ばす。

 顔が笑顔なのがキモい。


「ボクをいじめるなんて酷いじゃないかい」


「言葉と顔の反応は一致させてくれ。きめぇ」


 こいつ言葉でも興奮するのか。

 マジでドマゾ。キモい。


「あぁ虫を視るような目でボクを見つめないでくれぇ」


 一々反応するのやめよう。

 疲れる。


「で?寝込みを襲うのか絶倫?」


「いい加減名前で呼んで欲しいね。ボクにはプリズ・レイ・プミって立派な名前があるんだよ?」


 ホント変な名前だ。

 ドマゾに相応しい汚らわしい名前だな。


「お前は絶倫で十分だ」


「あぁん。そうだそれが良い!」


「ご託はよせ。質問に答えろ」


「寝込みを襲えるわけないじゃん。相手仮にも勇者だよ?」


 まぁそれは道理だな。

 下手したらここに居る時点で警戒されてる可能性すらある。


「外に出して目的地まで誘導する。ここにはミスターアオタニがいるとはいえ、見られないに越したことはないさ」


 なるほど作戦があるのか。


「ほら出てきたよ。あれが女勇者・・・ってあれ?二人も出てきた」


「あーあいつは俺の幼馴染みだ。あいつと俺は話ししてくるから、お前は女勇者を誘導してくれ」


「オーケーミスターアカシ。ここに誘導するからまたあとで」


 そして俺は梅田美帆のところにいく。


「奇遇だね委員長。その子友達?」


「こんな時間に出歩いちゃダメだよ明石くん」


「それは委員長にも言えると思うけど?」


 梅田美帆はそっかと手をぽんとする。


「あ、紹介するね。親戚のクレソン・ウメダちゃん」


 梅田美帆の親戚だったか。

 しかし警戒心強いな。

 ずっと睨まれてる。

 綺麗な黄色い瞳が台無しだぞ。

 まぁ絶倫王子と一緒だったからしょうがないか。


「よろしくね。クレソンさん」


「やめて!貴方何者?なんでこの世界の人間がスキルを四つも持っているの?」


 こいつ梅田美帆の前でなんてことを!

 今までのタイプと違って隠す気が無いのか?


「スキルってどういうこと?」


「ミホ、離れて!そいつ危険よ」


 これはまずいな。

 絶倫王子は何をしてるんだ。


「クレちゃん、危険じゃないよー。彼はわたしと小学校の頃からの同級生なの」


「ミホの?貴方、異世界に行ったことはあるかしら?」


「またクレちゃんは中二病発言してもー」


 梅田美帆の声なんてなんのその、俺のことをずっと見つめてくる。


「異世界ってなんのこと?ライトノベル?」


「ごまかしたわね。やっぱりこいつ危険よ!」


 チッ!イライラしてきた。

 絶倫王子はまだかよ。


「!?ミホ、ちょっと用事ができたわ。家に入ってて」


「え!?クレちゃんが自販機買いに行こうって言ったのに」


 やっとか・・・。

 おせぇよ。

 あの絶倫あとでサンドバックにしてストレス発散してやる。


「あ、俺もそろそろ帰った方が良いと思うな。こんな時間じゃ補導されちゃうよ」


「そう?たしかにそうだけどそれはクレちゃんも」


「私は大丈夫よ。外国人だし補導対象外でしょ?」


「そうなの?じゃあ明石くんまたね」


「うん。またね。クレソンさんも・・・さようなら」


 そして俺は立ち去っていく。



 走ってついたのは廃工場。

 ここって工事中で立ち入り禁止になってたな。


「てか絶倫王子はいないのかよ」


 しばらくするとクレソンがやってきた。


「魔力反応が極端に大きいかったのは貴方じゃない!ここにいるってことは敵ね!この前私の仲間を殺したのも貴方ね!」


 殺した?聞いてないぞ?


「ミスターアカシ。彼女の仲間に賢者がいてね。ボクのコレクションにしたんだよ」


 上から絶倫王子の声がしたので振り向く。

 こいつネクロフィアでもあるからな。

 クレソンも始末したら持ってかえるのか?


「くっ!二人も居るなんて」


 俺はステータスを確認する。



―――――――――――

名前 クレソン・ウメダ


レベル999


ジョブ 女勇者


HP99999/99999

SP99999/99999

筋力99999

俊敏99999

技量99999


スキル

身体強化 限界突破 残機+1 翻訳 剣生成 剣戟

――――――――――――


 あー生成系スキル持ちかよ。

 めんどくせぇ。

 天池龍輝よりステータス全体は低いけど武器持ちってだけでめんどくさいな。


「おい。あいつ武器生成持ちなんだけど?」


「そこはユーのスキルでどうにかしてくれ」


 無茶を言う。

 こっちも鎖生成はあるけど、SP半分以上使うからしんどいのに。

 そしてクレソンは剣を生成した。


「私は彼女のようには行かないわよ。ミヤコの仇うちは絶対にしてみせるんだから」


「そう言ってるけどどうなの?ここは責任持って仇のお前が相手するべきじゃね?」


「オー!ミーが戦闘すると彼女が跡形も無くなってしまうから、ユーに依頼したのネ!」


 はぁ・・・どうせそんなこったろうと思ったよ。

 めんどくせぇけど、生け捕りが所望か。


「悪いけどクレソンさん。君はここでは殺さないで地獄を見てもらう。恨むなら異世界召喚なんかした女神を恨んで」


「やっぱり女神様の言ったとおりあなた達は血も涙もないのね!」


 ほぅ。等々女神は俺達の存在を帰還者にAACの存在を言うようになったか。

 まぁやることは変わらないしやるか。

 俺は鎖を生成する。


「殺すだけなら、夜だし一瞬なんだけどね」


「なんで勝った気でいるのかしら?」


 うわっさすが俊敏99999。剣速が早いなぁ。

 しかし剣先が折れてしまっているので意味は無い。


「嘘!?いつのまに!?」


「まぁその答えは君が負けたときに教えてあげる」


 そして鎖を彼女に巻き付ける。

 特製の鎖だ。

 暴れたら、その分だけ食い込む鎖だ。


「この程度で、私を、抑えきれると思うなぁ」


 鎖は引きちぎれる。

 あーマジかー。

 食い込む仕様でも千切れたら意味が無い。

 筋力99999もあると抑えきれないか。

 まぁ一度鎖を巻き付けるのが狙いだからいいけどね。


「ナイスミスターアカシ。ボクの意図をちゃんと理解してくれてるネ」


「アホ。絶倫王子」


 クレソンは再び鎖に絡まれていた。

 ここで突然だが絶倫王子のステータスを見てみよう。


――――――――――――

名前 プリズ・レイ・プミ 17歳


レベル80


ジョブ:性欲魔人


HP1682/1682

SP97456/102554

筋力185

俊敏92

技量5264


スキル

絶倫 性病耐性 プレイ永久実行 

――――――――――――


 こいつのスキルがホントに質が悪い。

 俺が鎖を巻き付けたあと、鎖を巻き付けるプレイを永久に行えるんだ。

 剣を俺達の上に生成してくる。

 剣生成って結構めんどくさいな。

 夜で良かった。


「ごめんねクレソンさん」


「くそっ!どうなってるの!なんで貴方程度の俊敏でここまでできるの!」


 あぁそうだ。俺が勝ったらネタバレするんだったな。


「それは俺のスキル影斬だよ。影になっているものを何でも斬れるスキルだ。まぁ死ぬ前に冥土の土産にしてよ」


「こんな所で死んでたまるかぁ!」


 おっ?限界突破して常に鎖を引きちぎり再び剣を生成した。

 やっぱ勇者ってすごいなぁ。


「スキル使用者が死ねば、スキルは解ける。貴方達を殺せばね!」


「うーんそれは出来ないと思うよ。今って夜じゃん?」


 そして俺は動かないままクレソンさんの新しく作り出した剣を粉々に砕いた。


「夜の間は俺は無敵だ。影が続く限りどこにいる人間でも切り刻める。この意味がわかるね?」


「くっ!卑怯者!」


 卑怯者だよね。知ってる。

 今、俺は梅田美帆を人質に取ったんだ。

 でもこれも仕事だしさ。

 どんな手を使っても勇者を殺さないといけない。

 勇者がいたらこの世の秩序が乱れてしまう。

 それで悲しむモノ達だって出るんだ。


「じゃあ絶倫王子。あとはよろしく」


「うへへへ。あー興奮して勃ってきた」


 クレソンさんは汚物を視るような目で絶倫王子をみた。

 それは正しいよ。汚物だし。


「やめなさい!寄らないで!」


「今から24時間。彼が君を犯す。それに耐えきることができたら君のことは見逃すよ」


 まず絶倫のスキルを持つ王子相手に耐えきれないだろうし、見逃す気も無いけどね。


「辱めを受けるなんて・・・」


「さぁ、お股を開いて」


 そしてクレソンさんのズボンを脱がして股に顔を突っ込む絶倫王子。

 喘ぎ声を上げるクレソンさん。

 あー好きな奴じゃないと全然興奮しないんだな。


「じゃあ、終わったら言ってくれー」


「わかったよミスターアカシ。さぁ楽しもうか」


「いや。お願い許して。私まだ処女なの」


 あら?簡単に折れちゃった。

 まぁいいか、もう会うこともないだろうし。


「いやぁ痛い痛い。お願い抜いて」


 あー等々破瓜しちゃったかぁ。

 それから登校時間になるまで喘ぎ声がずっと鳴り響いた。

 夕方には自分から腰を振っているクレソンさんがいた。

 半日もセックスするなんて猿かよ。

 そして夜、等々喘ぎ声は聞こえなくなった。


「あぁー。終わったか?」


「おーミスターアカシ。みろよこの芸術作品」


 裸で目を虚ろにさせて笑いながら白い液体まみれのクレソンさんがいた。

 お腹が膨らんでいた。

 一体どれだけ・・・相変わらず引くわ!


「今日はすっきりしたよ。ありがとうミスターアカシ」


「殺してないのか?」


「生きてるよ。ボクの生きオナホコレクションにするから。本部からも許可はもらってあるよ」


 おいおい。本部もそんなこと許可するなよ・・・

 どんな勇者も例外無く殺すんじゃなかったのか?

 まぁ女性として、人としてはもう死んだも同然か。

 まぁともあれ任務完了だ。

 帰ったらレポートと追加報酬をもらおう。

 こんな汚物の手伝いをしたんだ。それくらい本部は出してくれるだろう

一読ありがとうございます。

こういう趣味はないんですけどね。

ともあれ気に居て下さった方はブックマークと評価ボタンを!

あと神世界と素因封印、神にステータスを見せられ職業が勇者とワクワクするが、その職業は魔王だった!?もよければ一読お願いします

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