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ヴァルキリーズ・シティ~混成都市ができるまで、あるいは盗賊連合の滅亡記  作者: 氷山坊主
閑話~混成都市の渦+シグルスの模擬戦闘
392/422

392.閑話~微風と闇猫+下級シャドウの厄日:ブラックゲーム

 『タラスク』という邪竜がいます。聖人伝説に登場する、フランスの川・沼沢に出現する、異形の竜であり。

 亀の甲羅を背負い、6脚の熊足、ライオンの頭を持つ。

 爬虫類の部位が『亀の甲羅』だけという、魔獣っぽい『ドラゴン』です。


 出身地域では、『お祭り』の出し物に登場しており。あまり厳しいツッコミは、やめたほうがいい『竜魔獣』だと愚考します。


 そのため、これ以降は幻想・学説を割り切れる人だけ、お読みください。

 『竜の原型は、自然災害です』と、いう風情のないことを書きますし。


 『タラスク』の能力に関連して、『排泄物』のことも、容赦なく書きます。食事中・前の人は、読まないほうがいい内容です。

 C.V.様も含め、この世には魔術・物理戦闘の両方をこなしたり。相乗させて理不尽な力を発揮する者が少なくない。

 そういう多彩な力をふるう者たちにとって、能力の『比率』は重要なこと。常に頭を悩ませる、懸案事項だ。


 遠近・力と速さ・多対一と一対一のどれを重視すべきか。『奇襲』を行うべきか、軽快するのか?戦場での戦い、平時からの備え、どちらにコストを割くべきか。個の強さ・集団戦での勝利、どちらを重視して克服するか、訓練メニューを立てるだけでも難しく。


 多彩な力をふるえるのは〔手札が多い〕と、安直に喜べるものではない。

 『たくさんの手札』をそろえ、迷いなく行使できる者こそ、『勇者』と呼ばれる存在なのだろう。


 

 「シャっ…」


 「:‐/・~」


 そんな益体もないことを思考しつつ、侍女頭シャドウのアヤメはC.V.リアベル様の閃手をさばいていた。


 〔身体能力では向こうが上っ!『術式・武術』は同系統…!〕


 「どうしました…?互いに『感知能力』に秀でた者どうし。

  五感を研ぎ澄まし、惑わし・・・理合いを競う…『ブラックシャドー!!』」


 『旋風閃!!,!』


 速さはアヤメが上だが、圧倒できるほどの差ではなく。感知能力ではリアベル様が経験・能力のどちらでも上だった。

 所詮、アヤメの『感知戦闘』は、感覚の鈍い”賊”を相手にしてきた、我流の術理にすぎず。たまにモンスターと戦うこともあるが、奴らは血の匂い引き(人を殺した)寄せられる(いという)本能に抗えない。程度の差こそあれ、アヤメの敵ではなかった。


 「『せんぷう閃影』…を、もっと見せてもらいたい。

  だけど効果がないと見切りをつける。さすがはタクマ様の姉貴分です…」



 『視覚(と味覚)』を除く、『他の感覚器官(聴覚・嗅覚・触覚)』が察知する成分を束ね、『魔力の影』と化す。『魔力の影(分身)』なのは一目瞭然だが、なまじ気配感知ができる者は、その分身を無視できず。

 『魔力の影』に感覚・集中力を割いて、本体アヤメとの攻防に、敵を対応できなくしてしまう。それが『旋風閃影』の術理だが。



 「いきます…『ブラックシャドー!!』」


 「//・ー―:‥!」


 ゆらいで、本体リアベルと重なるように、リアベル様の『影』が這い寄ってくる。それは『アヤメの影』を喰らいつくす、『魔力量』が込められており。同時に訓練・実戦で積み重ねられた、流れと重みがあった。


 〔同系統の術では勝てないっ・・何より…〕


 「・・・・・+:⁺…///・」


 獲物を狩る『猫の瞳』が、焦点を合わせようとゆらぐ。

 ただし、その視線はアヤメのほうを向いておらず。『旋風閃』で走った軌跡を追っており。


 「チィ…


 『空をけし速き刃よ  翼をたたみ臥竜がりゅうとなり


  咆哮ほうこうよりも広く響き  牙より多く、脚を引き裂く


  わざわい蹂躙じゅうりんの旋律を  螺旋らせんの台地で、疾くつま弾け  双竜爪閃そうりゅうそうせん!!!』」

 

 「やるっ…ならば、私も・・・


 『牙より柔らかなる(暗夜の爪は風と)、暗影の爪(地にうなり)  飢えて渇いた牙は(蹄より遅くてもろい)、水と火で潤う(歩みの跡よ)


  されど胸腔の(氷獄の冷気に)灰色は染まらず(凍ることなく)  氷雪の大地に(満たされず)埋もれることなく


  金の瞳は影に隠れ、(獲物と悪路を、)月夜に輝き(等しく探し)  


  昏き稜線に沈むこと(ブラックセンス)なく、無形の境界を進め…


  ブラックゲーム!!/!』  


 アヤメとリアベル二人の魔力が交錯し、感知能力が本格的な駆け引きを始める。

 

 そうして『模擬戦闘』は、次の段階に移行した。











 混成都市ウァーテルという、大陸の交通・経済網を仕切る要衝がある。


 かつては恵まれた立地に依存し、”盗賊ギルド”の跳梁ちょうりょうを許していた。

 そんな商都は聖賢の御方(イリス)様の治世によって、大陸中の富を増大させる黄金の都市と成り。


 ”山賊”を駆逐くちくし、”詐欺”を許さず。”害悪”を警戒する『コスト』を、商品の品質・価格に反映させた。

 さらにのろまで鈍い”賊”の反撃を許さず。水源に毒を放り込まれたら、下手人にはどこかの水(・・・・・)を薄めてから、たらふく飲ませ(水責めにして)。”放火”を企てた不届き者は、組織の拠点を火攻めにした後に、しかるべき刑に処す。


 ある程度は『富・チャンス』を分配して、公平()のある裁判を行いつつも。

 戦()種族C.V.様に仕えるシャドウ一族として、敵対する連中には容赦のない制裁を行う。



 それらを指揮する、優秀な上司を持ち。強大な勢力に属して、偉大な主君にお仕えしている。

 下級シャドウのフォルカは、かつての”過ち”を忘れそうになる、恵まれた兵として働いていた。


 

 今朝までは…


 「*:⁉-;・拝謁はいえつの栄をたまわり、恐悦至極きょうえつしごくに存じます^…:」


 メイドC.V.様に案内され入室した隠し部屋の中で、フォルカは床に頭をこすりつける。


 そこにいらっしゃられたのは、混成都市ウァーテルを支配する、絶対の存在であり。


 聖賢の御方イリス・レーベロア様。

 金輝きんきの宰相イセリナ・ルベイリー様。

 そして機嫌が悪いことを隠そうともしない、姫長ひめおさ扇奈せんな・セティエール様たちが、それぞれ円卓えんたくの席につき。


 その円卓に『空席』が設けられてることに、フォルカは心底から恐怖した。


 「ヤッホー、フォルカ君。今日は突然、呼び出して悪かったね。


  だけどボクたちは女の子ばかりでしょう?男性の視点からも意見を聞きたくて、ちょっと来てもらったの。遠慮なく、思ったことを言ってね」


 〔ゼッタイに無理でございますぅーーー・;〕


 フォルカは即座に胸中で泣きわめく。それを起点トリガーにして『自己暗示』をかけ、『思考加速』を発動させ。保身の受け答えをする、最大限の準備を整えた。


 そうして無難な返事を行うべく、口を開き。



 「『姉上は意見を求めた(シャインマテリアル)』・・・余計なことを考えず、遠慮のない意見を述べるように」


 「『無論、(言霊)一族の名を汚さぬよう(破術の息)』・・・他者を誹謗中傷しない、建設的な意見を言うように」


 「-;・:+`…・かしこまりました」


 狭い隠し部屋で、強力な『術式』が飛びかう。同盟を組んでる姫長様、イセリナ様の間で視線が火花を散らし。

 何らかの『術式』が飛びかってることを察するが、フォルカごときに対抗手段などあるはずなく。


 哀れな下級シャドウは、破滅の予感にさいなまれた。





 

 そんな家臣たちの様子を気にすることなく、聖賢の御方様が口を開く。


 「いくつか尋ねたいことが、あるんだけど。

  まずフォルカ君は、どんな娘さんが好みかな?」


 「っ!*;」


 「『高い魔力』を持つ子・・家事が得意な子・・・

  面食いで〔金髪じゃないとヤダぁー〕とか、好みを教えてくれないかな?」


 「・・~:・そうでございますねぇ…」


 主君の問いに即答せず、フォルカは悲鳴を呑み込む。

 友人どうしなら、思春期の雑談だが。高位の女性で主君で、『多重婚ハーレム』を推奨する御方の質問では、恐怖しかない。



1)『高い魔力』持つC.V.様(持つ子)が好き→C.V.様の種馬墓場ハーレムに直行

2)家事が得意な子→イセリナ様が後見するメイドC.V.(家事のプロ)様に、お持ち帰り

3)面食いで〔金髪・・・以下略→眼前にいらっしゃる光属性の金髪C.V.様お二人に、”劣情”をいだいた謀反人として処刑


 フォルカは瞬時に『異性の好み』を思い浮かべようとするも、お先真っ暗な未来ばかり連想してしまい。


 そんな不甲斐ない配下に、姫長(扇奈様)が助け舟を出してくださる。


 「どうせ貴様らのことだ。女人にょにんならば誰でもいい・・もしくは男同士の付き合いが楽しい、悪ガキのままなのだろう?」


 「・・・姫長のおっしゃる通りでございます」


 〔ただし原因の一端は女シャドウにあります。ちょっと娼館に行っても、お酌をしてもらっても。『匂い』を解析して全部、見透かしてしまう。


  気の休まるときがねぇ…〕


 ちなみに男性・・シャドウに課せられた、『鉄の掟』は『異性への感知・解析を禁ずる』と、なっている。それで”女の賊”を逃がせば〔色香に迷った〕と、締め上げられるのは理不尽ではなかろうか・・・・・とは口が裂けても言えないが。


 

 「それはよかった。

  だが口さがない”連中”は、”一族の女がないがしろにされている”などと、盛んにさえずっているのよ」


 「Hュ*…」


 言の葉を耳にした、フォルカの顔面から冷や汗が消失する。恐怖で汗腺が閉じ、無駄な呼吸法で汗が霧散するも。事態は一切、さっぱり、全く解決することなく。


 「”幼馴染とは結ばれない”と、いう俗説が広がり。続けて”女シャドウはサディストばかり”という陰口をたたかれ。

  ふざけた”流言”を抹消しようと、勝負に出れば。”助けた乙女(魔女)が、ご恩返しに来ました”と、いう有り様で【覚悟】が空振りする。


  この”惨状”を、シャドウたちは、どう思っている?」


 「それはっ…*;⁺・」


 「「・・・・・:・」」


 フォルカは姫長様に、言い訳を述べたい。〔オレのせいじゃないです!〕と、恥も外聞もなく泣いて、慈悲を乞いたかった。

 しかしイリス様、イセリナ様たちの眼前で、それを行う度胸はなく。

 そもそも『言い訳』のセリフを考えるのに必要な、思考が回らない。〔蛇ににらまれた蛙〕に等しい、有り様だった。



 そんなフォルカに対し、救いの手が差し伸べられる。


 「・・・仕方のない奴だ。貴公フォルカにとって、女性関係は手に余るのか?」


 「・:・-・:・」


 混成都市の宰相、イセリナ様がフォルカに話しかけてこられる。

 少しさげすみの色があるが、この場でオトコの意地を見せても、百害あって一利なしというもの。


 「ならば小姓こしょうのように、要人たちの間を飛び回るダケに等しい。

  荒事の無い、簡単な閑職(仕事)に就くか?出世は望めないが、10倍の報酬を約束しよう」


 「・・・‘‥`・…・」


 憧れていた『文官』としての任務だろうか。重騎士たちのように、文武両道をこなす役職に就く。危険な前線・未知の魔境から退いて、日々の決まった仕事をこなす。

 それはフォルカの望むものであり。


 「もう一つは貴族家の乗っ取り任務よ。

  戦場に出てこない連中は、間接的な殺害は”賢い陰謀”と、胸を張り。こちらが武力・賭け事で破滅させると、理屈をこねまわして(ぎゃ~、ギャーと)騒ぐ。


  そこで奴らの流儀にあわせて、貴族の位を買い取り、乗っ取る。貴族どものルールに従い、権力争いでビパス子爵という”愚か者”を敗北させる(見せしめにする)

  かなり長期なうえ、援軍も遅れない。敵地で孤立無援になる、面倒な任務だが・・・無論、こちらは…」


 「滅相もございません!!

  フォルカ・光実みつざね、喜んで貴族家乗っ取りの任に就かせていただきます!」


 「だが、それは貴族のマナーなど学ぶことが…」


 「貴族どもの礼法・歴史に諸芸・・・たくさんあっても、無能が就ける『位』など困難のうちに入りません!

  一命を賭して、任務を成し遂げて、ご覧に入れます‼」


 「・・・10倍の報酬が欲しくはないの?」

 「「・・・・:…」」


 事実上、お三方からの問いかけに対し、フォルカは笑顔を返し。


 「いえ、まったく」


 「・・・^:^・」

 「「・・・-・」」



 こうしてフォルカは隠し部屋から退出した。











 ネタバレ説明:『ブラックゲーム』について


 正式な名称は『ブラックシーカー(探索者)ゲーム』という、『感知系』の魔導能力です。


 主にリアベルの『』で対象に傷をつけ。その傷を『目印・制約』にして、解析を行う。

 敵の位置を探ったり。血液成分・装甲の材質を調べる『魔()能力』として、C.V.の同僚に知らせている。


 ごく一部のC.V.にしか、『魔導能力コアデザイン』の詳細を知らせていない。連携のため情報共有を行うC.V.の中では、珍しい『魔導能力』です。 



 その正体は『爪』でつけた『傷』だけではなく。噛みつき・尻尾の接触タッチ・視線の交錯など、多岐にわたる『魔術的な接触』で『目印』をつけ。

 未知の敵から、あらゆる『情報』を抜き取っていく。敵の体内電流(神経系)・体臭から行動履歴を調べ。体液の毒性・魔術の系統など、被術者すら知らない『情報』を迅速・・に奪います。



 なお『爪』は情報の『偽装・幻惑』を破壊する。『尻尾の接触』は解呪を阻害するなど。身体部位によって、いくつか副次効果を伴いますが。

 一番、厄介なのは『足跡(肉球?)』であり。リアベルが踏みつけた地面が、『呪符・呪力の場』と化してしまう。『爆発』する代わりに、『情報』を抜き取る『呪術地雷』とでも言うべき、魔術陣を構築していく。


 これらを『身体強化ブラックセンス』と併用して、戦場で敵の解析を行う。上位C.V.に仕える、専属の『斥候せっこう』がリアベルの正体であり。


 彼女に求愛され、口八丁で逃げ出した野郎タクマは、おもいっきり”外交問題”を引き起こしており。イリスよりも格上の(の師匠の一人な)上位C.V.様から怒りを買いかねない、極めて危険な状況です。



 なお『ブラック(シーカー)ゲーム』は、『感知で探っている』ことを敵に知られるわけにはいかず。そのため『ブラックゲーム』の発動を、様々な手段で偽装・隠蔽している。


 『無詠唱』による一部発動。ステップや尻尾の動きなど、動作による『静音詠唱』から。他のC.V.が発動する『魔術能力』の影に隠れて、発動することもあり。

 その中で一番の偽装は、『ブラックセンス』の詠唱にまぎれて、並列で詠唱することです。


 ちなみに『ブラックゲーム』、本来の詠唱は以下の通りになり。



 『牙より柔らかなる、暗影あんえいの爪  ひづめより遅くてもろい、歩み(肉球)の跡よ


  氷獄の冷気に凍ることなく  氷雪の大地に埋もれることなく


  獲物と悪路を、等しく探し  稜線りょうせんに沈まず、無形むけいの境界を進め…


  ブラックゲーム !!/!』



 これに前のエピソードで唱えた『ブラックセンス』の詠唱を絡める。


 『暗夜の爪は風と地にうなり  飢えて渇いた牙は、水と火で潤う


  されど胸腔の灰色は染まらず、満たされず


  金の瞳は影に隠れ、月夜に輝く   ブラックセンス!!!』



 以上、『ブラックゲーム』のネタバレ説明でした。 

 『毒の息を吐き、灼熱の汚物をするor撒き散らす』

 そんな『タラスク』の原型は、ガスを発して、異臭のする土が多い、『沼地』だと予想します。


 某有名な検索サイトでは、タラスクのイメージアップを狙ってか。この『灼熱の汚物』が記載されていません(・・・・)けど。

 お祭りの出し物に、そんな伝承を求めませんし。リアル歴史ではないのですから、そこは割り切って、しっかり記載すべきと愚考します。


 まあ『聖人がとっても大事』と、いう文化圏だと。聖人に退治される『邪竜が汚物を…』と、いうのは許容できないのかもしれません。

 人気のゲームに登場する『タラスク』も、『普通に清潔』ですし。観光客も呼ぶお祭りで、〔昔話の伝承と違う〕と、騒いだりする必要はないでしょう。


 【他人様を中傷しなければ】と、いう条件はつきますが。


 そんな『タラスク』は、『毒の息』を吐く、古代ドラゴンの系譜であり。

 『災害・自然の毒気=ドラゴン』と、いうイメージだった『竜の能力』を受け継いでいる。それをもって異形ながら、ドラゴンに分類されると考えます。


 とはいえ『毒息』以外で、さらに『汚染物質』を排泄するのは、『タラスク』ぐらいであり。

 

 ここからは完全に個人の当てずっぽうですが。

 『タラスク』は河川を汚染する、『沼沢地帯』の化身ではないでしょうか?

 

 『毒の気体』を出す火山の化身である、ドラゴンはたくさんいますが。

 毒気を吹き出し、大事な河川を汚染する『(汚物)()出す、自然は珍しく。それが『タラスク』と、いう異形の竜魔獣と化した。

 

 『助命を願ったのに、民草に袋叩きにされ、殺されたタラスク』の伝承となった・・・と愚考します。

 現代日本人からすると、”捕虜の虐待”でしかありませんが。伝承が生まれた時代に『捕虜の人権』などと、いうものがあるはずなく。


 『毒気を出し、汚泥もわく(ある)沼地は、容赦なく開拓された』→『タラスクは怒り狂った住人に惨殺された』と、いう感じに変換されたと愚考します。

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