交通都市サンフォード
「師匠!ぜひ、あたしにポーションの作り方を教えてくださいにゃ!」
「鬱陶しい!あと師匠と呼ぶな!」
幸いモンスターに襲われることもなく朝を迎え、騎士たちが出立するのを見送ってから朝食を取って出発した。この先は領主の街しかないため、今日は歩いて後を追うことにしたのだ。
それに見渡しがいい場所で追いかけるにはリスクがあり過ぎる。遠目で判別されるとは思えないが、警戒されたり近寄って来られたら面倒になる。それを避ける為にもこの時間に出発したのだ。
まあ、そのせいで昨夜合流した猫少女にこうして付き纏われているのだが……。
「じゃあ、どうしたら教えてくれるのにゃ?」
「逆に何を支払う?」
「ん~~この体かにゃ?」
若干、前かがみになって見上げてそう言ったクロエに視線を落とすと、シャツの隙間から大きな胸の谷間が覗いているのを見てしまった。顔が熱くなり、ないとは思うが赤くなっていたときのことを考えてあらぬ方向に視線を向ける。
「バカ言うな。自分の体は大事にしろ」
「ん?何を想像したのかにゃ~~?あたしは労働力として体を提供するって言ったつもりにゃんだけどにゃ~~」
「うるさい」
意地悪な笑みを浮かべてニヤニヤしているクロエに軽めの拳骨を落とす。「痛いにゃ~~」って殴ったところを押さえて唸っているのを無視して歩を進める。
少し離れたところで駆け足で追いついて来る。自分よりもたくさんの荷物を背負っているわりにはその軽快な足取りに、意外と体力がありそうだなどと益体もないことを覚えた。
「置いてくなんてひどいにゃ」
「別に一緒に行く必要はないだろ」
「まあまあ、ポーションのことは抜きにしても旅は道連れと言うにゃ。師匠はどうしてサンフォードの街へ行くのかにゃ?」
「別にサンフォードの街には用がない。たまたま探し人がそこを経由する、ただそれだけさ」
「探し人にゃのに居場所がわかっているのかにゃ?それはちょっと意味がわからにゃいにゃ」
「わからなくていいんだよ」
ぶっきらぼうに言い切り、平原の先を見通す。視界を遮るものがないため、遠目にだが立派な城壁を備えた都市が見える。また、川があるのか木立がきれいに並んで街へと続いている。また、川があることを示唆しているものに畑がある。
作物を作るには水も必要不可欠だ。街から目測でも結構な距離まで畑が広がっており、民家と思しき家も散見される。わざわざ街から離れて暮らす人間がいるということは、この辺は相当治安が良いのだろう。
「なあ、サンフォードの街はどういうところなんだ?」
「にゃ、その情報量はポーションのーー」
「なら、しゃべらなくていい」
「冗談にゃ!それくらい普通に教えるにゃ!」
「はぁ、だったらきりきり吐け」
「にゃんだか扱いが雑すぎにゃいかにゃ!?」
「あ~悪い悪い」と気のない返事をしながら続きを促す。
「サンフォードはいわゆる交通都市にゃ。ガリア王国の首都から南西に位置していて、ガロン川を挟んで発達してきたにゃ。
街の中心に大きにゃ橋があって、実質その橋を渡らにゃいと向こう岸に行くにはかにゃりの遠回りが必要になるにゃ。
また、さらに南西にはイスパニア王国があって、山脈の国境線を突破された際には第2防衛ラインとして防衛機能も軍もすごいと聞いているにゃ」
「なるほどな」
適当に話を聞きながら情報を整理していく。どうやら現在地は地球で言うフランスとスペインの辺りらしい。アナザー・アース・クロニクルは地球をモデルに地形や大陸を作られていたため、その辺りは想像しやすい。
国名が似通っているのもプレイヤーがイメージし易いように設定されていた。それが1000年おきに発生する文明破壊の大災害を乗り越えた人々が国名をあまり変えていないのはどういう訳かは想像できないが。
考えてもわからないようなことは頭の隅に追いやり、とりあえずどこかでこの世界の地図を確認する必要があることだけを覚えておく。地名と大まかな地理だけで推測するには確度が足りないからだ。
「運河としてのガロン川。そしてイスパニアからの貿易品が陸路からも集まるサンフォードは交通の要所として有名にゃのにゃ」
「交通の要所か。人も物資も集まるからこそ治安も良いんだろうな」
のどかな風景を眺めながらポツリと零す。平和な街なんだろうと想像しながら、少しだけ罪悪感に襲われる。
(おれは、ただそこに平和に暮らしている人々を危険なことに巻き込もうとしているんだよな)
実際にどのようになるかはその時にならなければわからない。それでも、余計な被害だけは極力出さないように気をつけようとだけ決意する。
それから他愛もない会話をしながら(と言っても一方的にクロエがしゃべって受け答えしていただけだが)もうすぐ夕暮れという時間に到着することができた。
街に入る際、城門で身分証の提示を求められ、そんなものは無いと言うことであわや街に入れないことになりそうだったところを行商人の身分証を持っていたクロエに護衛として雇われているとの説明で事なきを得た。
どうもこの世界、こういう都市ではどこでも身分証の提示が求められるらしい。旅人の場合は一般的に冒険者ギルドに登録することで身分証を得られるとのことだ。
こんなことなら面倒だと思わずに村の冒険者ギルドで登録しておけば良かったと後悔したが、どちらにせよ今後は追われる身になるのだから意味が無いかと思い直す。それに作るなら追われるようになってから、髪色を変えるなどの変装をして登録した方が足が付かなくて良いだろう。
反省をしながらクロエの案内で街を歩く。車6台が並んで通れそうな大通りには商人の馬車が行き交い、道端には屋台や露店が散在し、飲食店や宿屋が軒を連ねている。
食料品に関して言えば、また別の通りで毎朝市が開かれているとのこと。武具や家具、道具などは運河沿いに職人街があるのでそこまで行かなければならないらしい。
「ところで、師匠は今夜の宿をもう決めてますかにゃ?」
「決めるも何も、この街に来たことすら初めてだからな。どこかおすすめの場所はあるか?それなりに安くて、安全であれば申し分ないんだが」
「それなら銀貨5枚で1週間泊まれる宿があるにゃ。朝食は付いてるけどお風呂がにゃくても良いにゃら紹介してもいいにゃ」
「銀貨5枚か」
財布を取り出して確認する。銅貨、銀貨、金貨とそれぞれ小分けにしているので数えるのは容易い。村では物々交換が多かったこともあり、貨幣は少々心ともない。街に入るためにも入場料が必要だったので、どうにかして金を稼ぐ必要がある。
「どうするかにゃ?」
覗き込むようにして見上げてきたクロエに視線を合わせ、とりあえず案内を頼む。「じゃあ、着いて来るにゃ」と意気揚々と前を歩きだしたクロエの後を追いながら財布をしまい込む。その動きを観察されているような気配を察知し、スリにも気をつけないといけないなと認識する。
海外旅行の鉄則、貴重品は分散して身に着ける。それを思い出しながら人混みに嫌気が差しながらも突入した。
「ここがあたしがいつもお世話ににゃっている宿、2匹の子犬亭にゃ」
「ふむ、猫が犬と名前が付く宿屋に泊まるとはこれいかに?」
「別に猫獣人だからと言って犬が苦手ということはにゃいにゃ」
そういうものかと思いながらクロエに続いて3階建ての宿屋に入って行く。1階は酒場になっており、夕食時ということもあってかそれなりに人がいる。
大声で笑って酒を飲む体格の良い4人組のおっさんたちや、まだ10代半ばくらいの少年少女の5人組。こいつらは冒険者や傭兵の類だろう。
他には身なりの良い服装をした商人風の男たちが情報交換でもしているのか商売に関する話が漏れ聞こえてくる。
それらをそうと悟られないように観察しつつ、厨房とは別に階段わきに設けられた受付の方へと向かう。給仕をしていた少女にクロエが声をかけて待っていると、厨房の方から恰幅の良いおばさんが出てきた。
「やあやあクロエちゃん、久しぶりだねぇ。1ヶ月振りくらいかい?」
「もうそれくらいににゃりますかねぇ~~。今回はちょっと遠出してきましたからにゃ。ところで部屋は空いてますかにゃ?」
「大丈夫、個室も2人部屋も空いてるよ。ところでそちらのお連れさんは見ない顔だねぇ。クロエちゃんのコレかい?」
にやにやしながらコレと言って左手の小指を示して見せる女将さん。どうやら恋人か何かと勘違いしているようだ。
「師匠とはそういう関係じゃにゃいにゃ」
「あら、そうなのかい?にしてもクロエちゃんの師匠と言うことは、この人も商人なのかい?」
「とてもそうは見えない」と言葉にしないまでも観察するように全身を見た目が訴えてくる。それも仕方ないだろう。商人と言うには荷物に商品があるようには見えず、武装しているせいで冒険者か傭兵にしか見えない。そんな人物が薬を取り扱っているクロエの師匠には到底見えないだろう。
それでもクロエはフフンッと胸を張り、鼻息を吹き出しそうなほど自慢げに紹介しようと手を向けてくる。
「にゃにを隠そうこの人は、貴族様や王国お抱えの薬師だけが作れる3きゅっ!?」
「だっ、大丈夫かいクロエちゃん!?」
余計なことを口走ろうとしたクロエの頭に拳骨を落とす。突然の痛みに頭を押さえて蹲るクロエを心配して女将さんが声をかける。「ふにゃ~~」と言って復活したところで、涙目になって睨んでくるのをスルーして女将さんに向き直る。
「こいつが余計なことを言おうとしたから殴ったが、これくらいなら問題なさそうだから安心してくれ」
「それなら別に良いのかねぇ?」
「良くにゃいにゃ!バカににゃったらどうしてくれるんかにゃ!?」
「安心しろ。もうバカだから変わることはない」
「さらっとバカにされた!?」
ああ、もう面倒くさいと頭を掴んで追いやり、女将さんとの話に戻る。「キシャーーッ」とか「フゥーーッ」と猫が威嚇するときのような声が聞こえるが無視だ無視と割り切る。
「こう見えておれにも薬師としての知識がある。それを教えてくれとクロエが師匠呼ばわりしているだけだから気にしないでもらいたい」
「あらあらそうなんだぇ。まあ、人は見かけによらないとも言うし、そういうこともあるんだろうさ」
「そういうことだ。自己紹介が遅れたな。おれはロビンと言う。クロエとはこの街に来る途中で知り合い、こうして案内してもらった」
「わたしはカーラってんだ。この2匹の子犬亭で旦那と一緒に切り盛りしているんだ。それで、部屋はどうするね?個室なら1泊銀貨1枚。1週間なら割り引いて5枚だよ。2人部屋ならもう少し割引できるが、どうする?」
「ちなみに1週間でどれくらいだ?」
「銀貨8枚で良いよ。朝食は出すけど、昼と夜は別料金だからね」
「ふむ」と顎に手を当てて考え込む。少しでも手持ちの路銀を残しておきたいから2人部屋が望ましい。しかしそれは、この猫少女と同室になることを意味している。自分としてはどうでもいいが、少女と言ってもクロエは女性だ。クロエの意見を優先させるのが筋だろう。
「クロエ、おれはどちらでも構わないがおまえはどうする?」
「にゃら2人部屋でお願いするにゃ」
「はいよ。じゃあ3階の奥、6号室だね」
「わかりましたにゃ」
クロエが代表してカギを受け取り、支払いを済ませてしまう。あとで自分の分をクロエに渡さないと、と思いながらクロエに続いて階段を上る。
女将さんのカーラに言われた通り、3階の部屋にカギを開けて入る。ランタンに明かりを灯して部屋の中を見回すと、ベッドが2つに貴重品入れの頑丈そうな金庫が1つ。あとは窓際に四角い小さなテーブルと丸椅子が2脚という簡素なものだ。
「クロエ、宿代の半分だ」
「ポーションの作り方を教えてくれるにゃらタダでもいいにゃ」
「割に合わねぇよ」
「残念だにゃ」と言いつつ受け取った銀貨を革袋に納める。その間に武装を解き、自分に割り当てられたベッドのわきに荷物と一緒に置いていく。刀とポーチだけは外さずにそのままにし、ベッドに腰かけて一息つく。
ちゃんとクッションが入っているようで柔らかなベッドにそのまま寝転がりたい衝動を抑え、クロエが旅装を解くのを待つ。
「ふぅ~~とりあえずこれくらいでいいかにゃ。どうやら待たせてしまったみたいだにゃ」
「気にするな。それより着替えるなら外に出るが?」
「そっちは後でするからいいにゃ。先ずはご飯にするにゃ。ここは魚料理が美味しいんで有名だから楽しみにゃ」
「じゅるり」と舌なめずりしているのを見ると、やっぱり猫は魚が好きなのかと考えてしまう。最近、というかこちらの世界に来てから魚を食べる機会がなかったので、少しだけ楽しみではある。
「そこまで言うなら期待するとしよう」
「期待していいにゃ」
自分が作るでもないのに得意げなクロエに苦笑しつつ、揃って階段を下りる。
そして確かにクロエが言っていたように、ここの魚料理は美味かったとだけ言っておこう。おれの貧相な語彙力では、グルメリポーターの真似事は無理だった。
さて、その後の行動を簡単に説明すれば宿を出て酒場を何軒か回って情報収集を行った。もちろんクロエは宿に置いてだ。その間に水浴びでもして着替えてろと言っておいたので、帰る時間は少々遅くなっても問題ないだろう。
そうして適当に酒場で情報収集をしたところ、やはりというか当然というか、騎士団の連中はこの街に入ったようだ。ただ、奴らが誰かを護送していることは市井の人々には伝わっていないらしい。
もし銀の魔女を護送していることがわかっていれば、もう少し噂になっていてもおかしくないだろうという程度の情報しかなかったので、これは確定情報と見て間違いない。
しかし、それも時間の問題であることを忘れてはならない。おそらく明日にはなんらかのアクションを起こすだろう。それを受けて、今後の方針を決めるしかない。
手始めにできることと言えば、領主の館か城にでも潜入してどこに捕まっているかを調べるくらいか?
「となると、この街で一番偉そうな建物ということになるな」
夜もだいぶ更けてきて、人通りが少なくなってきている道を歩きながら呟く。石畳で整備された道から視線を上げると3階建ての建物が立ち並び、計画性を持って街造りが行われてきたことを示しているようだ。それらの建物群が視界を狭めているおかげで、こうして道を歩いているだけでは目立つ建物など見つけようがない。
(一先ず登ってみるか)
適当な路地に入り込み、付近に人の気配がないことを確認して鉤縄を取り出す。窓に当てないよう慎重に狙いをつけ、屋根へと放る。しっかりと固定できたかを何度か引っ張って確かめた上で登る。
鉤縄を使い始めた当初、手慣れた頃にろくに確認せずに登り始めてしまったがためにかなり恥ずかしい落ち方をしてしまったことがある。その教訓を忘れてしまうのはあまりにもアホなので今でもその癖は残っているのだ。
危うげなく登り切り、手早く鉤縄を回収して建物の上から周囲を見渡す。
やはり同じような建物が立ち並んでいるのを見ると、現代のヨーロッパと遜色ないと思わざるを得ない。と言っても、実際に海外旅行経験はないので、写真とかをネットで見たものと比べてと言うしかないが。
まあ、そんな感想はどうでもいいとして観察に戻る。街を取り囲むようにして等間隔に並んでいる灯りは城壁のものだろう。他にある光源としては街の中央にも同じようにして灯りがあるのはクロエが言っていた橋に違いない。
油にせよろうそくにせよ、電気がないこの世界では光源は貴重なものだ。その中で一般の人間が発する生活の明かりは少ないとして、夜でも光源がある建物を探せばいいのだから楽だ。
そうして街をひとしきり眺め回したところ、橋のこちら側で一番多く光源があったのは城門があった場所の近くと、橋の向こう側に見える建物だけだった。
「城門の方は兵舎と見て間違いないだろうな」
クロエの説明通りなら、他国からの侵略があった場合に防衛するため、城門の近くに兵を待機させておくのは当たり前だ。
しかし、だからと言って領主もあそこにいるとは考えにくい。さすがに前線基地ともなれば指揮するためにいるかもしれないが、平時はあんなところにはいないだろう。
そう考えると次に怪しいのは橋向こうの建物だろう。橋を渡ってすぐの場所にある建物は堅牢な城のようにも見える。また、その城の手前には橋の出口を囲うようにして壁が築かれているようだ。
相当に防衛意識が高い領主、というのが街の造りを見た感想だ。光源が月の光と人口のかがり火だけではいくら夜目が利くと言っても限度がある。明るいうちにもう一度、街の様子を確認した方がいいだろうと胸に留めておく。
「あわよくば潜入もって考えていたけど、橋を越えるのはちょっと無理そうだしな」
城門での検査時に橋を渡るときも同じような検査を受けることになると話を聞いていたので、十中八九夜番の警備がいることは想像に難くない。
今夜は諦めて寝ることにしようと決め、屋根の上を歩くなんて目立つような真似はせずに降りる。どこをどう歩いてきたかは覚えているので初めての街でも特に迷うことなく辿り着くことができた。
営業時間ギリギリだったのか、戸締りをしようとしていた女将さんに申し訳なく思いながら宿に入る。与えられた部屋に戻ると鍵がかかっていたため、ドアをノックしてクロエに呼び掛けてみたが反応はない。
「さすがにもう寝てしまったか?」
遅い時間まで街をぶらついていたのはおれの責任だが、さすがに廊下で寝ることはしたくない。鍵の構造上、ピッキングでどうにかなりそうではあるが、それをしてしまうと信用問題になりそうなので選択肢としては除外する。
「ああ、何もそんなことをしなくても合鍵を借りればいいだけか」
当たり前の思考に帰結し、もう一度階段を下りて女将さんを探す。事情を説明すると呆れられながらも鍵を開けてもらい、ようやく部屋に入ることができた。
「これでようやく休めるな」
灯りは消えているので窓から差し込む月明りだけが頼りになる。最初に決めたベッド割り通り、入って左手側にクロエが寝ているのを確認してから自分のベッドに座る。ジャケットを脱いで装備ベルトだけを外し、刀はベッドの壁側に置いておく。
咄嗟に武器を取れるようにだけ気をつけてから、ようやく寝る態勢に入ることができた。さすがにここまでするのは過剰だと自分でも思わなくもないが、そこはそれ。本当に身の安全が保証できない以上、注意しておくことに越したことはないの精神だ。
こうして最後まで気を張りながらも、交通都市サンフォードの1日目は終わりを迎えた。
今回は少しばかり短めでございます。
本当ならあと2千文字は書くところではありますが、あまりにも切りが良かったものですからご容赦ください。
来週も日曜日には更新できるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。